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井上 淳二 院長の独自取材記事

アイデンタルクリニック

(杉並区/西永福駅)

最終更新日:2020/04/01

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京王井の頭線、西永福駅より徒歩1分のところに位置する「アイデンタルクリニック」。白とブルーを配した2階建ての建物が印象的だ。杉並区荻窪で生まれ育った井上淳二院長は、杉並区という地元で開業して地域に貢献したいという気持ちからこの地に開業した。「歯を守る立場として、歯のプロフェッショナルとして、患者さんの利益になる診療、治療を行うことが信条」と井上院長。患者の歯の健康に真摯に向き合う姿勢は、この地に住む多くの人々の理解を得て、クチコミや紹介での来院者が増えている。そんな井上院長に、診療への思いを聞いた。
(取材日2017年12月20日)

すべてにおいて精度の高い治療をめざす

駅からも近く、便利な場所にありますね。この地で開院した理由を教えてください。

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開院から7年以上がたち、年齢などの偏りもなくさまざまな方が通ってくださるようになりました。出身が荻窪なので、生まれ育った地域に根差した歯科医院をつくりたいと思い、荻窪を含めた杉並区内で場所を探し、この地にたどり着いたんです。ここは駅からとても近いですし、「ホームから院内が見えるので安心して入れた」という患者さんの声もあって、良い場所で開業できたなと思っています。地域に密着した歯科ですので、患者さんの主訴も、虫歯治療から歯周病治療、入れ歯の製作やメンテナンスなどの予防に関することまでさまざま。それ故に何かに特化した治療をめざすのではなく、一つひとつの治療の質が高いものを提供できるように心がけています。

質の高い治療、というのはどういったことなのでしょうか。

何か一つに注力するのではなく、すべてにおいて精度の高い治療を行うことをめざしています。1つの歯を良くするというよりも、口腔内全体を診ることが大切ですね。例えば前歯にかぶせ物をすることになったとしましょう。きれいな歯を作って入れることは簡単です。でも後のことまで考えた正しい治療を行うには、歯の根の状態や歯周病の有無を確認し、一つ一つを積み上げるようにしっかりと治療をしてからでなければ、かぶせ物をすべきではないと考えています。大切な治療を怠らないことは信用や信頼を得るために欠かせないことですが、何より自分が気持ち悪いんですね。しっかりとした仕事をしたからこそ、それに値する対価をいただく。責任感を持ってきちんとした治療を行っていきます。

診療するにあたり、心がけていることはありますか。

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その人それぞれが求めている治療を見極めて、説明や提案をするように心がけています。興味がない治療の提案をされてもおせっかいに感じるだけだと思いますので、求めていることがわかるように、問診票は細かく書いてもらうようにしています。また、診療を行うときに撮ったエックス線で、治療する歯とは違う場所に根が割れているなど他の問題が見つかることがあります。そういった場合は、まず現状をお知らせして、治療の提案をします。しかし、患者さんの都合などでやむを得ない場合には、それに寄り添って無理な治療提案などをしないよう心がけています。患者さんが本当に求めていることは何かを常に考え、この地に根を下ろすつもりで患者さんの気持ちに寄り添い、お口の健康をずっと見守っていきたいですね。

いたわりの心を持ち、患者の気持ちに寄り添った診療を

スタッフの方に伝えている理念、教育として行っていることなどはありますか。

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医療従事者としてまずは清潔を心がけることですね。自分自身もそうですが、院内についても清潔に保つのは大切なことです。また、患者さんにいたわりの心を持って接してほしい、ということは常々伝えています。高齢者やお子さんを連れた方へのやさしさや気遣いは欲しいですね。また、「いつでも笑顔で接する」というのもちょっと違うかなと思うんです。患者さんがつらい時にマニュアルのように笑顔で対応されても、うれしいとは思えないでしょう。根本にいたわりの気持ちがあれば、その場に合わせた対応ができます。長く仕事をしていると当たり前に思ってしまうことが増え、油断すると他者に対する気持ちが薄れてしまうことが自分にもあります。気を引き締め、患者さんの気持ちに寄り添った診療をしていきたいですね。

歯周病について、予防法や治療法を教えてください。

歯周病は歯茎の病気だと思っている方も多いと思いますが、実は歯周病は顎の骨を溶かしてしまう病気なのです。骨が溶けてしまうことによって、歯周ポケットが深くなったり、歯が揺れたり、ばい菌がたまって膿が出たりという症状が出てきます。一方で、気づかないうちに病気が進行している場合も。歯周病にしても虫歯にしても、予防に一番大切なことは、日々の正しいブラッシングで口の中の細菌数を減らすことです。その上で歯科で定期検診を受け、自身では取れない歯石などの汚れを除去し、メンテナンスを行う。歯周病は早く食い止めることが大切です。段階を踏んで悪くなっていくので、症状が出る前に食い止めるためにも、定期検診を受けるようにしましょう。もし、歯周病が進んでしまった場合でも、再生療法などの先進的な治療も行っていますので、ご相談ください。

最善と思う治療のために大切にされているのはどんなことですか?

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私が大切にしているのは、「やり直しのない、長持ちする治療」です。ただ歯が白いことや、目立つ前歯だけきれいにすることに意味はありません。たとえ見えない奥歯でも、きちんと土台を作ることが大切です。なるべく歯を残すためには機能性に優れた素材など、保険外になってもきちんとした土台を使ったほうがいいことも多いんです。やり直す必要のある治療にはしたくないですからね。とはいえ患者さんの経済状況などから無理に保険外の治療を勧めることはしませんから、もっといい治療ができるのに、とジレンマを感じることもあります。とはいえ保険内でも十分に治療できる場合もありますから、要は長持ちする治療のために何が最善か、患者さんに合わせて提案を行っているということです。

地域の人たちの信頼を得られるクリニックでありたい

先生はなぜ歯科医師をめざそうと思われたのですか。

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父が荻窪で整形外科医院を開いていまして、小さい頃から「医者の息子だから、将来は医者になるんでしょ」とよく言われていました。そのせいか、逆に医師になることに抵抗がありました。高校生まで医師にはなりたくないと思っていたんです(笑)。大学受験を前に、進路をどうしようか真剣に考えた時に、小さい頃から見ていた、患者さんに感謝されている父の姿を思い出し、医療関係の仕事がやっぱりいいなと思いました。細かい作業が好きなので、歯科医師になることに決め、父に報告したら、「進む道が決まってよかったな」と言われました。患者さんの喜ぶ姿を見ると、「歯科医師になってよかったな」と実感しますね。父は人を褒めるタイプではありませんが、7年前に他界してしまったので、開業した姿を見せることができなかったことが心残りです。

休日の過ごし方やリフレッシュ法などを教えてください。

サーフィンが趣味なので、休診日に用事のない時は友人とサーフィンに行きます。子どもが大きくなってきて自分の世界を持ちだしたので、海に行ける回数が増えました(笑)。中学生の頃にサーフィンに興味を持って中古でサーフボードを買ったのですが、当時は海までの交通手段がなく、免許を取った20歳頃からよく行くようになりました。それからは面白くて、面白くて(笑)。自然相手のスポーツなのですごくいい気分転換になりますよ。海に行って友人とたわいもない話をしながら自然の中にいる。とても良い時間なんです。あとはおいしいものを食べたり料理を作ることも好きなので、休みの日の夕食は私が作ることも多いですね。

最後に、読者へメッセージをいただけますか。

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地域で長く開業することにおいて、信頼を得るということに勝ることはありません。「あの歯科に行けばしっかり治してもらえる。」と皆さんに思っていただけるクリニックでありたいと思います。今では家族みんなで通ってくれている方や、紹介されたといって来院される方が増え、本当にうれしく思います。またお子さんの成長が見れるのもうれしいことですね。やりがいにつながります。歯科の治療というのはどうしても1回では終わりません。歯は毎日使うものであり、メンテナンスをしなければ壊れてしまいます。通ってくださる方の口腔内を最後まで診ていきたい。そんな気持ちで日々診療しています。

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