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桜田 俊彦 院長の独自取材記事

桜田歯科

(北区/田端駅)

最終更新日:2019/08/28

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北区・田端は、古くからの寺社旧跡など下町の風情を残しつつ、再開発で新しい道路が通ったりマンションが建ったりと、さまざまな世代の住民が行き交う町だ。「桜田歯科」は田端駅から徒歩約8分の住宅街にある。院内には桜田俊彦院長お気に入りの海をモチーフにした絵画や、同じく歯科医師だった院長の祖父がアメリカに留学していた当時の写真が飾られるなど、親しみやすくノスタルジックな雰囲気を醸し出している。長く大学病院で研鑽を重ね、今でも週に1回は非常勤で勤務しているという院長。その真剣な語り口調からは、真摯に歯科診療に向かう思いが伝わってきた。
(更新日2019年7月4日)

祖父の代から3代、形を変えながら地域の医療を支える

こちらのクリニックの歩みについてお聞かせください。

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当院はもともと祖父が歯科医師としてこの場所に開業したのが始まりです。その後、私が生まれた頃に現在の建物に建て替えて父は内科医として開業したのだそうです。私が子どもの頃は父と祖父が同じフロアで診療を行っていたのですが、よく祖父の診療ユニットで遊ばせてもらったのを覚えています。父のほうに行くと怒られるのですが、祖父からは怒られなかったんです。その頃の経験が、後に私が歯科医師の道へと進むきっかけの一つになったのかもしれませんね(笑)。

地元の患者さんが多いのでしょうか?

ほとんどが地元の方ですね。私の子どもの頃を知っている方が来られると少しやりにくいです(笑)。ただ、以前から住まわれている方ばかりかというと、最近はこの辺りも再開発が進んで新しいマンションや住宅が建ったりしているので、他の地域から引っ越して来られた方も増えてきています。また、開業以前に日本大学松戸歯学部附属歯科病院に勤務しており、今も週に1回行っているのですが、そこで診ていた方もお越しくださいます。そのほか、遠方より治療の相談で来院される方もいらっしゃいます。当院での治療を希望されるときもあれば、地元での治療に戻られる場合もあり、さまざまです。

クリニックの雰囲気などでこだわられている点はありますか?

今時の歯科医院風にしたくなかったので施工を一般の業者にお願いし、やぼったい造りにしています。また、雰囲気づくりというよりは私の趣味で海をモチーフにした絵やグッズを置いています。某水族館が好きで、それをコンセプトにしています。妻と最初のデートで行って以来、20回近く通っているくらい好きなんですよ。家族で泊まりがけで行ったりすることもありました。音楽を聞くのも好きなので以前は曲を流したりしていたのですが、震災以降はラジオに切り替えました。なにかあったときにすぐ情報を得ることができますからね。

患者とじっくり向き合い、その人ごとに最適な診療を

診療に際して心がけているのはどんな点でしょうか?

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はじめに患者さんがどんな人なのか理解するために、じっくりお話しするようにしています。具体的には治療のメリットとデメリットをきちんと説明して、その上で目の前の患者さんがどこまでの診療を求めているのかを判断する。そこの間合いが大切なんです。治療に対してどこまで積極的に取り組んでいただけるのかの見極めですね。こちらがいくら意気込んでも、患者さんのほうはそこまで求めていなかったりすることもありますから。例えば、高齢の患者さんに長期の通院や治療を強いることが果たして本当にその方のためになるのか。医学的に考えれば時間をかけてでもお口をきれいにするほうがいいのですが、そのことが患者さんの負担や無理を強いる結果につながってしまっては本末転倒ですからね。

歯科医師になろうと思われたきっかけはなんですか?

実は歯科医師になるつもりはなかったんです。子どもの頃は自衛官になりたいと思っていて、周りにもそう公言していました。それから、高校の頃には吹奏楽部に所属していたのですが、顧問の先生がオペラをやっている方で、その歌声を聞いたときには痺れてしまって、声楽の道もいいかもな、と思ったりもしましたね。周囲の勧めもあって歯科医師になりましたが、同窓会で会った昔の友達に自衛官じゃなくて歯科医師をやっていると言うと驚かれますよ。

大学では補綴を専門に学ばれたと伺いました。

補綴はクラウンブリッジ、部分入れ歯、総入れ歯の3つの分野に分かれますが、私はクラウンブリッジ補綴学教室出身です。補綴科は「補綴は一つ」と言う教えがあり、どれかが欠けても補綴とはいえません。このことからすべてを学ぶことが修行なんです。また、学生教育や研究に携わることで能力と知識の幅を増やします。個人的にはできるだけ大学診療を手本にして基本に忠実な診療を心がけています。特に総入れ歯は、健康保険適用でも大学と同じ方法で作製しています。

謙虚な気持ちでコツコツと続けていきたい。

先生はどんな幼少時代を過ごされましたか?

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今思えば、いろいろなものを分解するのが好きな子どもでした(笑)。テレビやラジオ、扇風機など、ネジが付いているものはなんでも分解していましたね。一番最初に分解したのは幼稚園の頃ですから筋金入りです。分解したものは一応また組み立てるのですが、パーツが余ってしまったり、動かなくなってしまったりして電器屋さんを呼ぶはめになったり。親からはずいぶん叱られましたよ。今にして思うと、その頃から器具を使って何かをいじるのが好きだったんでしょうね。物を作るのも好きでした。中でも船が好きで、当時プラモデルで出ていた船は片っ端から作りました。しまいには自分で設計図をひいてプラスチックの板を買ってきてゼロから軍艦を作ってしていましたよ。一方でパズルなんかは苦手なんですよね。院内にもジグソーパズルが飾ってあるのですが、これは受付のスタッフに作ってもらいました。

リフレッシュ方法を教えてください。

ボウリングです。大学の頃はボウリング部に所属して毎日ボウリング場に通っていました。今もボウリング場主催のリーグ戦に参加したりしています。診療を終えた後に仲間と盛り上がるのがなによりの楽しみですね。また、休みの日に妻と買い物に行くこともリフレッシュになっています。

これまでで印象に残っている患者さんの話をお聞かせください。

研修医時代に担当した患者さんが印象深いですね。当時としてはお口に対する意識がとても高い方で、入れ歯の治療をしていたのですが、研修医ではとても技術が追いつかないような義歯を作ってほしいというご要望でした。幸か不幸かその方はそのタイミングで体調を崩されてしまい、診療を再開したのは1年半くらいたってからだったのですが、その間、その方のご要望に応えられるよう必死に腕を磨きました。おかげでなんとか治療を進めることができて、その方には当院へも通っていただきましたね。その方のおかげで研修期間中のモチベーションを高く保つことができましたし、歯科医師としての意識を身につけることができたと思っています。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

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当院としては、今やっていることをコツコツと続けていこうと思っています。具体的には「基本に忠実に行う」「人との間合い」を大切にしています。患者さんには、相性の合う歯科医師を見つけてほしいということをお伝えしたいですね。技術や設備うんぬんの前に相性が合わなければうまく治療を進めることはできないと思います。話してみてこれは違うかな、治療の進め方がなんだかすっきりしないな、といった場合には他のクリニックも選択肢に入れてみてください。患者さんに合った歯科医師をお選びいただくことも重要ですからね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/38万円

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