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石河 文貴 院長の独自取材記事

いしかわ歯科

(板橋区/板橋駅)

最終更新日:2021/10/12

石河文貴院長 いしかわ歯科 main

都営三田線新板橋駅のすぐ目の前。通りに面したガラスの向こうに明るいキッズスペースが見える「いしかわ歯科医院」。仲宿から移転後も、石河院長を信頼して引き続き通院する多くの患者に加えて、立地の良さや夜9時までの診療時間も手伝って、働く世代の新規患者も多いという。「歯の健康に意識が高い患者さんが多いので、その希望に応えられるよう、治療の選択肢をできるだけ多く持っておきたい」と石河院長。同院では、顎関節症の治療や親知らずの抜歯、審美歯科など幅広く対応している。今回の取材では、最近、力を入れているという予防歯科など診療についての考えを幅広く聞いた。

(取材日2020年6月27日)

オールラウンドに対応する地域密着型の歯科医院

駅前でしかも建物の1階とあって、通院しやすそうですね。

石河文貴院長 いしかわ歯科1

はい。以前は隣の駅の仲宿で開業していたのですが、2013年にこちらに移転しました。仲宿時代の患者さんの7〜8割が、続けて通院してくださっているのはうれしいですね。以前はビルの2階でしたが、昔からの患者さんはご高齢の方が多いので、「階段を上らずに済むので楽」と喜ばれています。新しい患者さんも増えており、目の前にある都営三田線新板橋駅からJR板橋駅へ乗り換える方が立ち寄ってくださったり、午後9時まで診療していることも手伝ってか、会社員の方も多いです。

子どもの治療も手がけていらっしゃるんですよね。

通りに面してキッズスペースがあるので、お子さんが遊びたがって中に入ってきたこともあります(笑)。そのおかげで、お母さんたちにも認知され、最近はお子さんを連れて、親子ともども、治療に来てくださる方も多くなりました。治療台からキッズスペースで遊ぶお子さんの様子が見えるので、お母さんの治療中も安心だと思います。子どもの歯に関しては、保護者の方のデンタル意識が高く、診療回数の多いほうが虫歯は少ない傾向にあります。お子さんのお口の中をこまめにチェックして、いつもと様子が違うときはすぐに相談していただけたらと思います。

診療方針をお聞かせください。

石河文貴院長 いしかわ歯科2

診療にあたっては、それぞれの治療法のメリット・デメリットや費用も提示して説明し、ご理解いただいた上で患者さんに選んでもらいたいと思っています。あくまでも治療を選ぶのは患者さんです。患者さんになるべく多くの選択肢を提示させていただきます。最近は患者さんもよく勉強している人が多く、知識のある方も多いです。患者さんの求めている以上を提供できるように、私自身、治療の幅を広げていきたいです。

一生涯、患者自身の歯で噛めるように力を尽くしたい

特に力を入れていることはなんでしょう?

石河文貴院長 いしかわ歯科3

地域の歯科医院ですから、基本はオールラウンドに対応していますが、予防歯科は特に力を入れています。いわゆる「8020運動」、つまり、生涯ご自身の歯で食事を楽しんでいただけるよう、80歳までに20本の歯を残すための早期発見・早期治療を心がけています。板橋区の歯科医師会では、歯科医師が推薦した対象者を毎年表彰するんです。当院からも毎年2〜3人、多い年は4〜5人の方を推薦しています。友達が表彰されたから、自分も推薦してほしいとおっしゃる患者さんもいらっしゃいます(笑)。この表彰を励みにして定期的に検診に来ていただいて、結果としていつまでもご自分の歯で食事を楽しんでもらえるのであれば、こんなにうれしいことはありません。

予防ではPMTCを希望なさる方が多いとか。

はい。当院の患者さんは歯の健康に対する意識の高い方が多いですが、セルフケアだけでは取りきれない汚れは必ずあるものです。そこで当院では、PMTCというクリーニングを実施しています。これは、歯科衛生士が専用の器具を用いて徹底的にクリーニングし、虫歯の原因となる歯垢をつきづらくさせるというものです。PMTCによる歯垢除去は保険適用で行うことができますので、皆さん希望されますね。定期検診のペースはお口の中の状態によりますが、日を空けすぎると歯垢が固くなって1回のクリーニングでは取りきれなくなるので、3ヵ月くらいを目安に通院されるといいですね。万が一虫歯になっても、小さいうちに発見できると思います。

虫歯や歯周病以外にはどのような症状を診てもらえますか?

石河文貴院長 いしかわ歯科4

顎関節症の研究会で勉強しており、治療にも力を入れています。最近は中高年の会社員の方が、ストレスから顎関節症になるケースが増えているような気がします。そういう方には、型を採ってマウスピースを作り、装着していただくことで改善をめざします。他には、口内炎ができたときに「舌がんではないか?」と心配して相談にいらっしゃる方も増えています。また外科的な手術も得意なので、親知らずの抜歯も行っています。抜歯のときには表面麻酔といって、針を刺す前に薬を塗って歯茎表面を麻痺させ、痛みの少ない治療を心がけていますので、安心して治療を受けていただけたらと思います。

審美歯科も対応していらっしゃいますね。

機能だけではなく見た目も美しくしたい、という方は多いですね。例えば、今まで金歯だったところが気になって、見た目を他の歯と同じように白くしたいという方に、セラミックをかぶせたり。ホームページに素材の種類とそれぞれの「見た目の美しさ」「変色のしにくさ」「強度」そして「費用」を提示していますが、それをご覧になって、ご自身の予算を考えた上で選んでいただいています。ホームページでご覧になって、遠方からいらっしゃる方も多いですよ。お仕事をされている方が多いので、できるだけ短期間で、少ない通院回数でできるよう、患者さんの要望を伺ってスケジュールを組むようにしています。

「歯のよろず屋」として頼りにしてもらえる存在に

歯科医師をめざした理由を教えてください。

石河文貴院長 いしかわ歯科5

私の父が歯科医師でしたので、その影響はあったと思います。今は実家を兄が継いでいます。正直、高校生くらいまでは敷かれたレールに乗るみたいで、歯科医師になりたくなかったんです。でも今は、歯科医師になって良かったと心から思っています。治療後、患者さんが喜んでくださっているのを見ると、私もうれしいですから。ここに移転してからも、仲宿時代の患者さんがたくさん来てくださっています。近いから診療に来てくださっていたと思っていたのに、遠くなっても私を信頼して通ってくださる患者さんがいることに気づきました。本当にありがたいですし、歯科医師になって良かったと思っています。これからますます患者さんの期待に応えていきたいです。

お休みの日はどう過ごされていますか?

休日は妻と子どもと、ウォーキングしたり、公園で遊んだりしています。子どもが生まれる前は釣りによく出かけていましたが、最近は休みの日はとにかく子どもと遊びます。平日は子どもの顔を見られるのは朝だけですからね。息子の歯は気にしていますよ。時間があれば歯磨きもします。私も、歯科医師だった父に歯を見てもらっていたんです。だから、息子の歯はできる限り私が見てあげたいと思っています。当院に通院してくる息子と同じ年齢の子には親しみが湧きます。まだフッ素を塗る予防処置だったり、転んで歯茎を切ってしまったりですが、小さいうちから歯科医院は怖くない場所だと思ってくれるといいですね。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

石河文貴院長 いしかわ歯科6

どんなことでもまずは相談していただけたらと思っています。「歯のよろず屋」として、一般的には難しいとされるケースでも、断らずに診てあげられる、そんな歯科医師であれたらと思います。最近は、全身的な病気がある方の歯科治療について勉強しています。病気で薬を飲んでいる方は、歯の治療にも細心の注意が必要なため、治療を断られるケースもあるようなんですね。当院においては、そのような患者さんにも対応できるように努め、病院との連携にも力を入れていきたいと思っています。今来てくれている子どもたちが大きくなったとき、やっぱり当院に来ていてよかったなと思ってもらえるように、日々進歩する治療法を研究・実践し、常に患者さんの目線で予防法や治療方法をご提案していきたいと思います。気になる症状があればご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

・オールセラミッククラウン/6万6000円
・インプラント埋入手術/22万5000円~

※症例によって異なる場合がございますので、詳細はクリニックにお問い合わせください。

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