板橋区の周産期医療を支えて101年。伝統の温かい医療とともに無痛分娩や産後ケアを取り入れ母子を支える

1923年に荘隆一郎院長の祖父が開業した「荘病院」は、3代にわたり板橋区の周産期医療を担ってきた。慶應義塾大学医学部産婦人科教室出身の経験豊富な医師と看護師や助産師が一丸となり、妊婦健診、母親学級、生後2週間健診、産後ケアなど産前産後をサポート。胎児超音波など専門性の高い検査にも対応している。月経不順、子宮内膜症、子宮筋腫など女性特有の疾患の対応や、同院で生まれた乳幼児の健診や予防接種、更年期障害の診療に加え、不妊治療、流産や死産を経験した人のケアやその後の妊娠までトータルケアをめざす。麻酔科標榜医による無痛分娩も開始。多様化する妊娠・出産のニーズに応えている。（取材日2024年10月30日）