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小林 幹子 院長の独自取材記事

小林皮膚科

(板橋区/新板橋駅)

最終更新日:2026/03/13

小林幹子院長 小林皮膚科 main

都営三田線の新板橋駅からは歩いて4分、旧中山通りの6階建てビル2階にある「小林皮膚科」。院長の小林幹子先生は、一般的な皮膚疾患に幅広く対応している医師だ。自身も生まれ育ったこの地域への愛が深く、2020年にビルの老朽化で移転が決まった際も板橋区にこだわり、現在の土地へ。同じように地域のかかりつけ医として尽力してきた両親の影響もあり、通院が困難な患者への往診にも対応している。再開発が進む板橋区の中でも下町時代の人情を大切にし、「どんな些細な悩みでも気軽に相談できる場所でありたい」と、穏やかな口調で語る小林院長のもとには、幅広い世代の地域住民が通う。町のかかりつけ医として活躍を続ける小林院長に、2020年の取材時からの変化や診療にかける思いについて再び話を聞いた。

(取材日2026年2月18日)

医師だった両親が築いた絆のある板橋に開業を決意

医師を志したきっかけと皮膚科に進んだ理由を教えてください。

小林幹子院長 小林皮膚科1

父は内科医師で母が眼科医師だったことから、自然に自分も同じ道をめざしました。親の強い希望もあり、両親が医師という環境で、まったく違う分野の仕事をめざすのも大変かなという思いもありました。小さい頃よく病気をしていたので、病院に行ったり医師に接したりする機会が多かったことも、医師をめざす動機になったかもしれません。医師は人の役に立つ職業なんだと素直に思っていました。現在、当院に訪れる患者さんにも、両親のことを懐かしく話してくださる方がいて、そういうときにはうれしいですし、ありがたいなと思います。皮膚科を選んだのは、大学時代の講義がすごく面白かったんです。教授の話がまるで漫才のようで。それが理由の一つです(笑)。

なぜ開業にこの地域を選ばれたのですか?

この板橋区は両親が経営していたクリニックがあった場所であり、私自身も生まれ育った場所だからです。当院は2020年にビルの老朽化の影響で一度移転しましたが、その際も板橋から離れることは考えていませんでした。両親が築き上げた地域の方との絆があり、私に診てほしいと来院してくださる患者さんもいらっしゃって、その絆を大切にしたいと思いました。私自身もこの地域で20年近く診療し、たくさんの対話を重ねてきた患者さんとの関係性を失いたくないという思いもあり、この地元への愛着は、強いと思います。ただ近年板橋区は開発が進み、私が幼い頃の慣れ親しんだ下町の雰囲気が変わってしまっており、少し寂しく感じています。患者さんとも、昔の思い出話をすることもありますね。

来院が困難な地域住民のため往診にも対応しているそうですね。

小林幹子院長 小林皮膚科2

これも親の影響で、父親の往診についていっていたのがきっかけです。寝たきりの方の爪を切る処置などさまざまな訴えに対応しています。院内での診療のように設備が整っていないため、できることは限られていますが、往診をしているクリニックが少ないということもあり、需要の高さを感じています。往診は私自身が好きなので、今後も土曜の午後のみですが、続けていきたいと考えています。

アトピー性皮膚炎治療の症状に適した治療法を提案

皮膚科診療の中でも特に力を入れているものはありますか。

小林幹子院長 小林皮膚科3

当院では幅広くお悩みに寄り添えることをモットーにしており、常に治療法など情報をアップデートしていくことに努めています。その中でも力を入れているのが、アトピー性皮膚炎です。アトピー性皮膚炎の治療法として塗り薬による外用療法の他に、内服薬や生物学的製剤の注射による全身療法など複数の選択肢があります。特に生物学的製剤の注射による全身療法では、従来の塗り薬では改善が見込めなかった中等度以上の症状にも改善が期待できます。長年アトピー性皮膚炎に悩まれている患者さんを診療し、思うような結果を提供できなかった症例もあったので、新しい治療法を提供できるようになったことで、皮膚科の医師としてやりがいを感じています。

生物学的製剤の注射による全身療法を希望する方に知ってほしいことを教えてください。

原則として、アトピー性皮膚炎と診断してすぐに生物学的製剤の注射による全身療法を行うことはなく、従来の外用療法などで半年程度治療を継続し、改善が期待できない症例に対して生物学的製剤などの新しい治療をご提案します。効果を出すためには、定期的な使用が必要です。また生物学的製剤を使用すれば塗り薬によるケアは不要だと考える方もいますが、それは違います。毎日のケアにプラスしての治療となります。長年ひどいアトピー性皮膚炎に悩まされていた方は、症状の軽減が見込めるだけで満足してしまうケースも少なくありませんが、改善をめざすには外用療法と全身療法の併用が重要だということを知ってほしいと思います。

レーザー診療など自費診療も提供されているそうですね。

小林幹子院長 小林皮膚科4

当院は基本的に保険診療内での治療を主軸に、場合によって自費による診療の選択肢をご提案しております。こちらから積極的に勧めることはなく、より成果が期待できる治療法がある場合にのみ選択肢の一つとして提示します。また近年美容皮膚科が浸透し、当院でも美容面について相談を受けることが増えています。当院は美容皮膚科をメインに扱っておりませんが、皮膚科疾患で悩まれている方を幅広く見ていきたいという方針ですので、ハイドロキノンを含む化粧品や石鹸などをご紹介するなどの対応も行っています。最近は、美容皮膚科を標榜しているクリニックが増えているので、当院に限らず患者さんのニーズに一番応えてくれるクリニックを選んでいただきたいと考えております。

開発が進む地域でも変わらない「町のかかりつけ医」へ

診療において大切にしていることを教えてください。

小林幹子院長 小林皮膚科5

地域密着型のクリニックですし、患者さんとの対話を重視し、お話をしっかり聞くように心がけています。患者さんは自身の不調に対する訴えがあり、それを良くしたいというお気持ちで来られているので、その問題点をしっかり把握し改善できるように治療やアドバイスをします。症状については、病名はもちろん、どういうことが原因でこういう症状になっているのかを、わかりやすく丁寧にお伝えするようにしています。時間が許す場合は、プライベートなことや世間話をすることもあります。患者さんの生活スタイルやバックグラウンドを知っておくと、診療に役立つことがあるからです。もちろん忙しい時は、なかなかゆっくりお話をする時間を確保できないこともあります。そのような時でも、こちらの意見を一方的に押しつけるのではなく、患者さんの気持ちやニーズを考慮しながら診療していくという姿勢を忘れないよう心がけています。

お忙しい毎日ですが、お休みの日にはどのように気分転換をしていますか。

愛犬とのひとときが気分転換です。8年前に飼い始めてから、休日はほぼ愛犬と過ごしています。休日は1時間くらい散歩して、平日も朝晩2回の散歩が私の役目になっています。他の家族が誰も散歩をしないので(笑)。朝は愛犬の散歩から始まり、仕事をして、帰ってきたら愛犬の散歩をして、ごはんを食べさせて寝る。仕事以外の空いている時間は愛犬のために使っているので、自分のことをやる時間はほとんどありませんね(笑)。散歩をする際によく会う愛犬仲間もいて、楽しく犬のいる生活を満喫しています。

今後の展望と読者へのメッセージをお願いします。

小林幹子院長 小林皮膚科6

今後も患者さんとの対話を大切に、どんな方でも受け入れるというスタンスを変えず、「古き良き町のお医者さん」をめざして地域に貢献していきたいと考えています。開発により近代化が進む板橋の中でも、このクリニックは昔の板橋のような、親しみやすく人情味のある場所でありたいですね。もちろん患者さんのニーズに応えられる新しい治療法や治療薬が開発された場合は、できる限り取り入れていくつもりです。今後もできる限り、患者さんのお困り事に寄り添いながら、診療を行っていきたいと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

レーザー治療/5000円~、ピアスの穴開け(両耳)/5500円~

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