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岩永 将巳 院長の独自取材記事

岩永歯科医院

(板橋区/板橋駅)

最終更新日:2020/07/01

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板橋駅西口近くにある「岩永歯科医院」。親子2代にわたり40年以上、地域に根づいた歯科医療を続けている。院長を務めるのは、父の後を継いだ岩永将巳先生。その場限りの治療ではなく、末永く患者と付き合っていきたいとの思いから、幅広い診療技術とさまざまな設備を備えている。すべての診療室が個室タイプなのも同院の特徴だ。一人ひとりの患者をじっくり診療するために全面改装したという。「個室にすることで患者さんがリラックスでき、僕自身も今までより治療に集中できるようになり、一石二鳥でした」と岩永院長。ここ数年、リピーターの数が初診患者数を上回ったという同院の取り組み、今後の展開について話を聞いた。(取材日2020年5月27日)

プライバシーを保つ完全個室で口腔内をメンテナンス

このクリニックはお父さまから引き継がれたそうですね。

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1977年に、父が隣のビルで開院したのが当院のスタートです。僕がクリニックを引き継いだのは2005年。開院から40年を経た2017年にクリニックを全面改装し、パーティションで区切っていた診療ユニットを完全個室にしました。個室にしたのは、患者さんのプライバシーを保つためです。2018年10月には「かかりつけ歯科機能強化型診療所」となり、患者さんの重症化を予防するための長期的な医療管理メンテナンスの提供が可能になりました。

どのような患者さんが来られますか?

小さなお子さんからご高齢の方まで、年齢層は幅広いです。当院は2フロアで診療をしていますが1階は、2階に上がるのが大変なご高齢の方の治療に使うことが多いですね。2階の個室はスペースが広いので、お子さん連れでも大丈夫です。親御さんが治療を受けている間にお子さんが退屈しないよう、ちょっとした遊具もご用意しています。症状としては、以前は虫歯の治療や補綴的な処置といったケースばかりでしたが、今は定期検診が一番多いですね。一般的に歯科医院は初診の方の割合が多いと思いますが、当院は再診の方、つまり一度治療が終わって定期チェックに来られる方の数が伸びています。

定期検診をする患者さんが増えたのは、どういった理由からだとお考えですか。

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当院にいらっしゃる患者さんに、啓発活動をしてきた成果ではないかと思います。もともと積極的に定期的なチェックのためにいらっしゃる方はともかく、虫歯が多かったり歯周病が進んでいたりする方には、だいたい3ヵ月ごとに「歯のお清掃やチェックをしたほうが良いですよ」とお勧めしてきました。説明の際には言葉だけではなく、患者さんご自身のお口の動画を見せたり、説明用のパネルや模型などを使ったりしています。虫歯や歯周病になったご自身のお口を見せれば、客観的に今の状態が悪いということがわかりますし、「また同じ状態にはなりたくない」と思っていただけますからね。

あらゆる要望に応じるため、幅広い歯科医療を提供

力を入れていることについて教えてください。

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その場限りの治療で終わるのではなく、ずっと長くお付き合いしていきたい。それが僕の一番の思いです。ですから何か1つに力を入れるというより、どんなリクエストがあってもお受けできるよう幅広く高度な治療技術を身につけるように努めてきました。歯科用CTやセファロ、レーザーなどの機器も積極的に導入しています。直近で導入したのは唾液成分測定機器と、レーザー光で虫歯の状態がわかる光学式う蝕検出装置です。いずれも口腔内の状態を数値で知ることができ、予防に対する意識の向上につながります。例えば「唾液がねばねばしていますね」と言われても、唾液が口腔内に及ぼす影響について知らない方は多いので、ピンと来ないでしょう。でも「血圧が高いですね」と言われて、実際に測った数値を見れば気をつけるじゃないですか。お口の中も同じこと。唾液成分を測定して数値化することで、意識できるわけです。

口腔内の見える化による、予防意識の向上ですね。

虫歯菌はどなたのお口の中にも存在し得るものなので、誰でも虫歯になる可能性はあるのです。だからといって、虫歯をすべて削っていたら、大変なことになってしまいます。小さな虫歯はブラッシングやクリーニングで進行を止めることができれば、削らなくても済むのです。ですから、削る必要がある虫歯なのかを見極めること、そして虫歯の進行を抑えて重症化を防ぐことが、定期検診の目的だと僕は考えています。虫歯が進むかどうかは、唾液によっても、歯の性質によっても、噛み合わせによっても違う、言わば個性のようなもの。唾液成分の測定は患者さんの個性を把握するのに役立ちますし、光学式う蝕検出装置は目視できない虫歯を把握でき、より精密な診断と予防が可能です。

診療の際に心がけていることは?

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きちんと丁寧に説明することと、患者さんのご希望を伺うことです。治療技術も、患者さんとの信頼関係があってこそ、生かすことができます。関係性を築くには、納得するまで説明をして、患者さんがしてほしいこと、してほしくないことをはっきりさせることが大切です。例えば治すべき虫歯がたくさんあれば、歯科医師としては全部治したほうが良いと考えますが、患者さんによっては「今、痛いところだけ治療してくれれば十分」とおっしゃる場合もあります。ですから丁寧にご説明をして、それでも必要ないと言われれば、残りの虫歯は治療しません。そこの認識が違って治療を進めてしまうと、患者さんは「説明もなく勝手に削られた」と感じてしまいますから。そういう意味では、患者さんにうまく伝えることも歯科医師の技量のうちなのでしょうね。

長く付き合える歯科医師を見つけて定期的に検診を

院内感染対策にも、非常に気を配っているそうですね。

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当然のことですが、使用する器具は性能にこだわった機器で滅菌し、マスク、手袋、注射針などは、可能な限り使い捨てができるディスポーザブル品を使っています。また院内を清潔に保つため、義歯・仮歯調整用サクション、口腔外バキュームなども設置しています。新型コロナウイルスの感染拡大で不安を感じ、通院を控えている方もいらっしゃるかもしれません。そこで対策として、院内の常時換気、椅子、ドアノブ、手すりなど、各所のアルコール消毒、従業員のマスク及びグローブ着用など実施し、患者さんには来院時のアルコールによる手指消毒、治療前の消毒液うがいにご協力をお願いしています。歯周病などで口腔内の炎症が慢性的に続いていると免疫機能がうまく働かず、免疫力の低下につながってしまいます。少しでも不安を解消できるように努めていますので、お口の中の健康を保つために来院いただきたいですね。

今後取り組みたい治療や、力を入れたい分野はありますか。

最近は審美修復用のプラスチックを使ったダイレクトボンディングに興味を持たれる女性が多く、千葉県から来院される患者さんもいらっしゃいます。ですから今後は、審美歯科にも力を入れたいですね。実際にホワイトニングやセラミックを使った補綴治療などのお問い合わせも多く、審美面に関心を持っている方が増えていると感じます。当院は完全個室ですから、審美的なご相談や診療もプライバシーが保たれた空間で行うことができますので、安心してご相談いただきたいですね。また当院のセラミックを使用した補綴治療における型採りは、光学印象を導入しています。コンピューターによる型採りなので、石膏で歯型を採るときのような不快感もなく短時間で終わるのが特徴です。今後も患者さんのニーズに答える新しい治療法や技術、医療機器などを積極的に導入したいと考えています。

最後に読者へメッセージをお願いします。

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これまでの経験で、お口の健康にとって何より重要なのは予防だと実感しています。そのために大切なのが定期検診。3ヵ月に1度くらいのペースでチェックしていただきたいですね。治療して痛くなくなったから終了ではなく、また悪くならないよう、お口を管理していくために、長く管理してもらえる歯科医院を見つけてください。定期検診の際は、同じ歯科医師や歯科衛生士に診てもらうこともポイントだと思います。お口には個性がありますし、患者さんのライフスタイル、ブラッシングの癖、治療歴など、長い目で見ると治療や予防に影響することが多数あるからです。当院は歯科衛生士の担当制をはじめとして長くお付き合いできるよう、そしてどんなご要望にもお応えできるように体制を整えています。めったに怒ることのない僕が診ますから、緊張せず通っていただけると思います。何かありましたら気軽にいらしてください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

矯正/50万円~、ダイレクトボンディング/1万4000円~、ホワイトニング/2万円~、オールセラミックインレー/4万5000円~、インプラント/29万8000円~、インプラント(かぶせ物込み)32万円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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