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加口 崇 院長の独自取材記事

サンパレス歯科

(板橋区/新板橋駅)

最終更新日:2020/11/04

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都営地下鉄三田線新板橋駅から徒歩3分、東武東上線下板橋駅・JR埼京線板橋駅から徒歩5分と、アクセス至便な「サンパレス歯科」は1階がスーパーマーケットのビル2階にある。レトロな扉の先の待合室は落ち着きある雰囲気。診療室には陽光が差し込み、明るく温かな雰囲気で、すてきな隠れ家のような印象だ。「30年以上続いていた歯科医院を引き継ぎ、2010年に新たに開業しました。診療ユニットなども入れ換えたので、診療室は近代的な印象になりましたね」と柔和な笑顔で話す加口崇院長。歯科医師になって20年を数え、身につけた技術も幅広い。クチコミで来院する患者や、家族3世代で通う患者も少なくないそうだ。院長に同院の特色、診療ポリシー、さらにはプライベートに至るまで、じっくり話を聞いた。
(更新日2020年5月20日)

「治す」のではなく「治す手助けをする」のがポリシー

クリニックの特色から教えてください。

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一般歯科から、予防、小児、歯周病治療、噛み合わせ治療などに対応できます。予防歯科と歯周病治療に力を入れていることが特色ですね。虫歯や歯周病にならないことが大切だと考えています。今まで歯科医師として、歯科治療の移り変わりを肌で感じてきました。一時は最高の治療といわれるものでも、年月がたつと再治療の必要性が出てくるんです。ですから「一番良いといわれる方法が必ずしも絶対ではない」と常に自分に言い聞かせながら診療しています。この姿勢を教えてくれたのは患者さん。何度も治療するのは患者さんにとって大変ですし、ご自分の歯でいつまでも噛んでいただきたいと思っています。ですから、定期的に受診し、クリーニングを受けることをお勧めしています。また、自己管理の大切さやその方法についても、極力お話しさせていただくなど、できる限り歯を残すことを一番に考えています。

診療ポリシーを教えてください。

「治す」という感覚に陥りやすいのですが、そうではなくて、「治す手助けをさせていただく」と考えるようにしています。例えば、切って縫い合わせる、という治療があったとして、最終的に治すのは患者さんご自身なんですね。予防歯科においてもそうですよね。磨き方をお教えすることはできますが、磨くのはご自身なんです。患者さんが虫歯を治そうとすること、そして、虫歯や歯周病にならないように予防しようとすることを、「サポートする」のが私の仕事だと考えています。

治す手助けをするためのポイントを教えてください。

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良いサポートを行うためには、患者さん自身に、「治そう」と思っていただけるかどうかがポイントになります。まずは患者さんの口腔内の状況をしっかりと把握して、その上で現状を丁寧にご説明し、どう治療していくと良いのかをお話しします。それに対して、患者さんのご希望をお聞きして、現状とご希望をどう折衷させるのかを相談します。治し方については、なるべくご希望に沿える形にしたいと思っています。こうした過程を経て、ご本人が治す気になった後、初めて治療を開始するんです。「治そう」という思いを、全力でサポートしていきたいと考えています。

地域に愛着を感じ、住民との交流を楽しみながら診る

地域についての思いをお聞かせください。

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この地で診療を始めて8年目になり、街に愛着を感じています。下町的な雰囲気が好きですし、商店街で声をかけていただいたり、患者さんのお店で世間話をしたりして、交流できるのがうれしいですね。最近はマンションもできて若い人が増えてきましたが、エリア全体ではご高齢の方の比率が高くなってきている印象で、患者さんの平均年齢も60歳を超えています。ご高齢の方と話すのが好きですし、患者さんの希望に沿うためにもコミュニケーションが大切と考えているので、診療時間は十分確保しています。また、安全な診療のためにも持病などを把握したいのです。話しにくいこともあるでしょうし、緊張をほぐすためにも時間は必要。当院は、平日は夜9時半まで診ており、仕事帰りの方の来院が多く、職場が遠方に変わった方が、途中で電車を降りて来てくださることもあります。地域に根差せているのだとうれしくなり、この地で開業できて良かったと感じています。

開業前のキャリアについて教えてください。

1995年に大学を卒業して、最初の2年間は義歯などの補綴(ほてつ)やインプラントを専門にしているクリニックに勤務しました。有意義な時間を過ごせましたね。空いた時間に練習用の部材を使って歯を削るトレーニングをして、クリニックにいる間は休み時間はほとんどありませんでした。忙しくて大変な思いもしましたが、その2年間で技術的なベースを築けました。勤務しながら、国際デンタルアカデミーにも通わせていただけましたし、良いクリニックに巡り会えたと思っています。その後は矯正を学ぶため、別のクリニックに移りました。歯の生える方向や位置について興味が湧いてきたんです。知り合いが紹介してくれたところに3年間勤務しました。新たな技術も身につきましたし、かけがえのない経験ができ、今の診療に生かされています。

分院長を務めた経験が今に生きているとか。

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大学の先輩から紹介で、新しく開業したクリニックの分院長となり、開業に向けた勉強もしました。それまでは材料のコストなど考えておらず、経営的な観点を持っていませんでしたから。同時に、どういう気持ちで診療にあたるべきかについても、しっかりと考えることができました。現在の診療ポリシーは、分院長になってから形成されたんです。人から教わったり、指示を受けることがなくなって、自分でいろいろと考えるようになったんですね。そこで8年ほど勤務して、その後に、当院の前身である「サンパレス歯科医院」の分院長になりました。そして、4年後の2010年に経営を引き継ぐことになり「サンパレス歯科」を開業するに至ったのです。

美容院に行くように歯科医院で定期的なクリーニングを

歯科医師になろうと思ったきっかけを教えてください。

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歯学部を受験しようと考えたのは大学受験の直前で、直接のきっかけは、兄が歯学部に入学したこと。兄に影響を受けて、私もなんとなくその気になったんですよ。祖父と父、叔父が医師だったので、自然と医療系に意識がいったという側面はあると思います。でも、子どもの頃から意識していたわけではないんです。父は勤務医でしたので、仕事ぶりを見る機会もなく、医師という職業のイメージも湧いていませんでした。ただ、尊敬する気持ちは持っていましたね。当直が多く、月の半分くらいしか家にいなくて、休みで家にいても、呼び出されては度々出勤していました。でも、嫌々出て行くわけではない。そんな姿を見て、やりがいがある仕事なんだな、と感じていました。意識はしていなくとも、憧れていたのかもしれません。

リフレッシュ法を教えてください。

仕事関係の仲間や昔からの友人たちと、会って食事をすることくらいです。ほかには趣味もないですから(笑)。大学生の頃にゴルフも少しやりましたが、自分には向いていないと悟って卒業後はやっていません。趣味はなくても、ストレスをため込むタイプではないんですよ。患者さんとお話しすることで、発散できている気がします。仕事自体が趣味みたいなものですね。治った時よりも、患者さんの予防に対する意識が変わった時にやりがいを感じます。患者さんが、だんだんとしっかり歯磨きをするようになってくれると、うれしくなりますね。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

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「食べたら磨く」を習慣づけていただきたいですね。「磨かないと気持ち悪い」というようになればこっちのもの。どういう磨き方が良いのか、どんな道具を使うと良いのかは、最初は気にする必要はないです。歯磨きが習慣になった後に、いろいろと試していただけたらと思います。その上で、歯科医院にも定期的に足を運び、ご自分では磨けていないところを、歯科医院でクリーニングしてもらってください。クリニックは、お近くで探すのが良いでしょう。まずは行ってみて、フィーリングが合うかどうかを確認してみてください。何度も通うことになりますから、話しやすい歯科医師がいいと思いますよ。美容院とか理髪店に行かれるように、歯科医院にも定期的に通っていただきたいです。お近くにお住まいの方で、お口の健康に関して何かお困りのことがありましたら、当院までお気軽にお越しください。定期的なクリーニングもお任せいただけたらうれしいです。

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