全国のドクター9,235人の想いを取材
クリニック・病院 160,697件の情報を掲載(2022年6月29日現在)

  1. TOP
  2. 東京都
  3. 練馬区
  4. 富士見台駅
  5. 医療法人社団倫佑会 富士見台眼科
  6. 浅野由香 院長

浅野由香 院長の独自取材記事

富士見台眼科

(練馬区/富士見台駅)

最終更新日:2021/10/12

31545 df 1 main 1360051686

富士見台駅から徒歩2分。黄色い支柱が目印の「富士見台眼科」。浅野由香院長の診療方針は患者の話を良く聞き納得してもらうまで説明すること。自分の家族と思いながら診療しているので、ご年配の方からも親しみやすく何でも話を聞いてもらえると評判だ。「眼科以外の相談も多くて、内科で処方された薬袋を持ってきて薬の内容を質問してくる方も多いんです(笑)。患者さんに頼りにされていると思うと、うれしいですよね」と語る浅野院長。飾らないお人柄がとても親しみやすく、常に自然体で笑顔が絶えないところも人気の理由の一つだろう。休みの日には家族とアクティブに過ごすことが多いという浅野院長に医師をめざした理由から、診療方針などたっぷりとお話を伺った。

(取材日2012年12月19日)

「人間」について知りたくて医師を目指す

医師をめざしたきっかけをお聞かせください。

31545 df 1 1 1358488990

子どもの頃から人間にものすごく興味があり、もっと追求してみたくて医師をめざしました。実は、医学部に入る前に別の大学で建築関係の勉強をしていたんです。附属高校からそのまま進学したのですが、勉強をしていくうちに、大学は本当に自分の興味があることを学ぶ場所だということに気づいたんです。「本当にやりたいことを勉強しなければ、一生を無駄にしてしまう」。そんな思いが強くなり、4年間かけて何がやりたいのか考えていきました。もちろん建築も好きでしたよ。でも、それ以上に人間について追及したかったんです。例えば、人間を司っている脳の細胞、あるいは感情や手足の動きに至るまで、とにかくすべてを知りたかったんです。こうしたことが学べるのは医学部しかないと思い、通っていた大学を卒業後、宮崎医科大学(現・宮崎大学医学部)に入学しました。

医学部時代についてお聞かせください。

そうですね、インフォームド・コンセントについて研究したことが印象に残っています。友人たちと一緒に1年かけて調査をし、学園祭で発表したんです。医療訴訟が起きた事例を調べて、それをもとに患者さんや弁護士からインフォームド・コンセントについての意見を集めました。調べて分かったことは、訴訟に発展したケースのほとんどは、医師と患者さんの間でコミュニケーションが不足していたという事実でした。例えば、医師の説明不足であったり、患者さんが十分に理解される前に治療が始まったり、あるいは質問できる雰囲気ではなかったり。また、ミスが起きた時の医師の対応に疑問を感じてそれが大きな問題になったケースも少なくありません。もし、きちんとコミュニケーションが取れていて、信頼関係が築けていれば訴訟を防げたかもしれないと思われる事例がたくさんあったんです。この研究をしたおかげで、患者さんとの対話を重視した診療を心がけるようになりましたね。

こちらで開院したのは?

31545 df 1 2 1358488990

私の実家が練馬高野台でして、小学生の頃から練馬区で暮らしていたこともあり、富士見台は私にとって馴染みのある場所でした。また、子育てをしながらの開院でしたので、実家が近いというのはとても心強いということもあり、こちらに開院することに決めました。この地域には、最近マンションが増えてきましたので、まだ小さいお子さんがいる家庭や、古くからここに住んでいる親・子・孫の三世帯家族、あるいは、70〜80歳代の一人暮らしのお年寄りまで、さまざまな方が暮らしています。患者さんの多くは不調を感じてから診察に来られますが、あらかじめインターネットなどで勉強されているのか、病状や治療方法の説明を受けるときちんと納得して帰られる方が多いように感じます。また、定期健診を受けに来るご年配の方も多く、目の健康に対する意識が高くて感心しているんですよ。

患者を「自分の家族」と思って日々診療にあたる

院内は明るくて清潔感がありますね。

31545 df 1 3 1358488990

ありがとうございます。子どもからお年寄りまで誰もが通院しやすいように、院内は明るくて清潔感があり、動きやすいように設計しました。特にお年寄りの方が出入り口で転倒しないようにバリアフリーにしています。また、患者さんが動きやすいように、入り口から診察室まで直線にしていますので、真っ直ぐ進めるんですよ。トイレも車椅子で利用できるように広めに取っていますので、患者さんからは「動きやすい」と喜ばれています。すこし前に建材から発生する有害物質が人体に悪い影響を与える「シックハウス症候群」が大きな社会問題になりました。眼科でも目のアレルギー症状を訴える患者さんが多かったんです。そういったことに考慮して、化学物質を含まない低ホルマリンの建材を使用しているのもこだわりの1つですね。

どのような症状の方が多いのでしょうか?

患者さんの年齢層は0歳の赤ちゃんから100歳のお年寄りまで幅広く、ご家族そろって通院される方もいます。当院は大きな手術を必要としない眼科一般を診療していますので、結膜炎やものもらいの治療が多いですね。小学生ぐらいの子どもは、学校の検診で近視や遠視、弱視が分かって相談に来ることがあります。20代以降で圧倒的に多いのがドライアイ。意外と目が乾燥しているのに気づいていない方も多く、様子を見ながら目薬を処方しています。お年寄りでは白内障や緑内障の治療が目立ち、手術の相談を受けることもありますね。「どんな病気にかかるより、目が見えなくなることが一番つらい」とおっしゃり、そういう方は日頃から目の健康を意識しているようで、1年に一度、定期健診に来ています。

診療方針をお聞かせください。

31545 df 1 4 1358756880

患者さんを自分の家族と思って診療するように心がけていますので、スタッフにも「自分のお父さんやお母さんと思えば、親身に接することができます」と話しています。また、患者さんには充分に説明するように心がけています。特にご年配の方にはご理解いただけるまでじっくりと話しを伺い、診断内容を正しく伝え、それに対してどんな治療方法があるのかを具体的に説明します。まれに、まぶたの周辺にできるいぼなど良性・悪性の判断が難しい病気や、白内障や緑内障で手術が必要になる患者さんがいますので、適切なタイミングでその疾患に合った病院を紹介しています。また、眼科の疾患の場合、急に網膜はく離や眼底出血を起こすこともありますので、毎回、しっかりと診察するように心がけています。

何でも相談できる家族みんなの「かかりつけ医」でありたい

レーザー治療も行っていますね。どのような病気にレーザーを使うのでしょうか?

31545 df 1 5 1358756881

症状によって治療目的が異なります。まず一つ目が、網膜はく離の予防があります。網膜はく離とは、何らかの原因で網膜が引っばられて裂け目(網膜裂孔)ができ、そこから水が入ってきて網膜が剥がれてしまう病気です。このとき、完全に剥がされていない状態であれば、レーザー光を照射して裂け目の周辺を塞ぐことで網膜はく離を防ぐことができます。もう一つが、眼底出血による失明を防ぐ目的があります。眼底出血は網膜表目の血管が破れたり詰まったりして起きる眼球内の出血です。外見上の変化や自覚症状がない人もいますが、何回か繰り返していると網膜の機能が衰えたり、網膜はく離を起こしたりして、視力が落ちてくるんですね。それを防ぐために眼底出血を起こしている部分にレーザー光を当てるます。眼球に照射するので不安に思われるかもしれませんが、網膜には知覚神経がないので痛みはありません。患者さんに負担がかからない治療ですので、安心して受けていただけますよ。

お忙しい毎日の中、リフレッシュ法はありますか。

スポーツが大好きで学生の頃はバスケットボールをしていましたが、今は卓球とスキーを楽しんでいます。子どもが2人いるのですが、最近ミニ卓球台を購入して、毎日家族と一緒に楽しんでいるんです。スマッシュが決まるとスカッとして、ストレス解消には最高! でも、子どもたちを相手に本気を出してしまうと怒られてしまうので、もっぱら主人相手にバシバシと決めています(笑)冬には毎週のように家族でスキーに行っています。日帰りですので、行き先は天候が安定している長野県の白樺高原国際スキー場が多いですね。私の子どもたちは1歳の時からスキーを始めました。私自身、大学時代にスキー場にある民宿でアルバイトをしていた経験もあり、当時0才の息子を抱いたまま滑ったりもしました。さすがに息子は顔を引きつらせていて……、きっと怖かったんでしょうね(笑)。スキー嫌いになったらどうしようと思ったんですが、今ではスイスイと楽しそうに滑っていて、私がおいていかれるぐらいに上達しました。

最後に、読者へメッセージをお願いいたします。

31545 df 1 6 1358488990

私が女性ということもあり、患者さんからは「何でも話しやすい雰囲気がある」と言われています。だから、眼科以外の相談を受けることも多いんです。おじいちゃんやおばあちゃんたちは、かかりつけの内科医から処方された薬の袋を持ってきて、「先生、これは何の薬ですか?」と質問するんです(笑)。いろいろなことを相談されますが、私にわかる範囲でできるだけお答えするようにしています。午前中は比較的ゆっくりしていますので、落ち着いて話をお聞きすることができると思います。また、午後の診療は15時からですが、14時半からの受付時に患者さんがいらしていたら、あまりお待たせしたくないので15時前でも診るようにしています。なのでこの時間は狙い目かもしれませんね(笑)一生懸命対応いたしますので、少しでも目の調子が悪いと感じたらそのままにせず、直ぐに来ていただきたいです。

Access