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井川 淳一 院長、井川 由紀 さん、斉藤 侑子 さんの独自取材記事

井川歯科医院

(練馬区/大泉学園駅)

最終更新日:2019/08/28

20181228 bana

大泉学園駅からバスで10分の住宅街にある「井川歯科医院」。井川淳一院長の父である先代院長が開業し親子2代で50年以上、地域住民の口腔健康を見守ってきた。開放感ある受付ロビーで、朗らかに迎えてくれたのは2人の歯科衛生士。井川院長の妻である井川由紀氏は子育ての経験を生かして、患者にアドバイスをすることもあるという。斉藤侑子氏は患者として通院しているうちに「ここで働きたい」と思い、歯科衛生士になったのだとか。「2010年に院内を改装しました。スタッフたちのおかげで、このきれいな状態を維持できています」と、にこやかに話す井川院長の様子から、スタッフとの信頼関係がうかがえる。笑顔が絶えない和やかな雰囲気の中、さまざまな話を聞くことができた。
(再取材日2018年11月6日)

家族全員で通えるよう、自宅で受診している感覚を重視

明るくてくつろげる雰囲気ですね。こだわった点はありますか?

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【井川院長】この建物は、もともと一般家屋だったので、お家にいるようなくつろいだ空間になっていると思います。診療のモットーである「個人の尊重」を反映して、歯科用ユニット全5台のうち3台を完全個室にしました。1台は一般の治療用。もう1台はインプラントの手術など複雑な治療に対応し、マイクロスコープを置いたり、手洗い用のシンクを隣接させたりしています。一番奥の個室は、お子さま連れでも安心して治療を受けていただくために、3畳ほどのファミリースペースやお子さま用トイレを備えました。残りは2台1部屋にしてパーティションで区切り、歯科衛生士によるメンテナンスやブラッシング指導用として使っています。

お子さん連れの方にも配慮されているのですね。

【由紀さん】「家族全員で通える歯科医院」が、当院の理念の一つです。家族3世代、4世代で通っていただくことをめざして、「自分の部屋にある歯医者さん」のような感覚で診療を受けられるようにしました。通路に設けた引き戸を閉めれば、お子さんが元気な声を出してもほかの部屋には届きませんので、気を使わなくて済むと思います。また、お子さま用トイレは、すべて子どもサイズです。便器やスリッパの大きさはもちろん、ドアの取っ手や鍵、手を洗うシンクの位置をお子さんに合わせて低くしています。ドアには丸い透明なガラスをはめ込み、外から親御さんに見えるようにしました。大人の方は使いにくいと思いますけれど(笑)、お子さんの安全を優先したのです。

クリニックの診療理念は、ほかにもあるのですか?

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【井川院長】めざしているのは「怖くない、痛くない治療」と「させない予防」です。前者については、患者さんを不安にさせないため、質問されたことには丁寧にお答えしています。また麻酔は、まず歯茎に表面麻酔をし、微妙な速度で薬剤を注入できる電動麻酔機を使いますので、それほど痛みを感じることはないでしょう。「させない予防」とは、虫歯や歯周病にさせない、入れ歯にさせないということ。患者さんが困った事態になる前に、クリーニングやメンテナンスで病気の進行をストップするのが当院の重要な役割だと考えているからです。お口の環境は十人十色。最初に検査をして口腔環境を詳細に調べた上で、丈夫で長持ちする歯を目標にオーダーメイド方式で予防をさせていただきます。

患者の不安を取り除き「また行きたい」と思ってほしい

診療室内の感染管理を徹底しているそうですね。

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【井川院長】医療現場には、医療スタッフや患者さんなど複数の人間がいますし、歯科での診療は、日常的に唾液や血液などに触れる環境で多くの器具・器材を使います。つまり常に人から直接、あるいは器具・器材などを介して間接的に、病原微生物に感染する危険があるのです。この危険を少しでも避けるためには、機械や器具の消毒、ディスポーザブル(使い捨て)製品の使用などはもちろんですが、最も重要なポイントは、スタッフのモチベーションだと考えています。「すべての患者さんに安心して治療を受けていただきたい」という思いで、全スタッフが協力して取り組むのです。患者さんにはわかりにくいかもしれませんが、専門家から見ても高レベルな感染対策を実践するために、細かいところまで衛生管理をしています。

診療の際に心がけていることは何でしょう。

【井川院長】目の前にいる患者さんのために、自分にできる精いっぱいを尽くすことです。そのために言葉を交わして、患者さんのパーソナリティーを理解する。内容はたわいもないことばかりですが、「どうしましたか?」などと一言添えながら、当院でどういう治療を求めているのかをきちんとくみ取るようにしています。同時に、僕のことも理解をしていただくよう努めています。もっとも、当院はクチコミの患者さんが多く、僕がどういう歯科医師でどういう診療をしているか事前に知っていることがほとんどです。最初から心の距離も近いので、「患者さんとコミュ二ケーションを!」などと頑張る必要もないんですが(笑)。

歯科衛生士のお二人は、いかがですか?

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【由紀さん】お子さんをお持ちのお母さんには「絶対に毎日デンタルフロスをしてください」とか「絶対に仕上げ磨きをしてください」と言わないようにしています。母親業は時間に追われて、すべてを完璧にするのは難しいですからね。そんなふうに自分の経験も生かしながら「またあの衛生士さんのところに行きたいな」と思っていただけるように心がけています。
【斉藤さん】お子さんと接する時には、怖がらせないようにいろいろな話をしながら、少しずつ進めるように心がけています。私が歯科衛生士になったのは、もともと患者として通っていた診療室の雰囲気が楽しくて明るく、「ここで働きたいな」と思ったからです。ですからお子さんにも、そんなふうに感じてもらえることをめざして努力しています。

患者の利益を最優先に考え、結果重視で他院とも連携

小さなお子さんをお持ちの方に、アドバイスをいただけますか?

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【由紀さん】お子さんのお口の中の管理を完璧にしようと思わないでください。実は私も以前は教科書どおりにしようと思っていたのですが、実際に子育てをして、そうはいかないことを実感しました。もちろん教科書どおりにできればベストですし、そうしないことによるリスクもあります。けれども現実的には、ほとんどの人ができないと思いますから、それでご自分を責めることはありません。少しハードルを下げてもいいので、続けることが大切なのです。お子さんの将来にとって、治療も予防も途中でやめてしまうことが、一番良くありません。ですから無理せず、続けられる範囲でお子さんのフォローをしてあげてください。

井川院長は、後進の教育にも力を入れているとお聞きしています。

【井川院長】日本歯科大学校友会の学術委員会で、同窓生の卒後研修に携わっています。研修プログラムを作ったり、講師の選定をしたりするのです。例えば臨床現場にいる歯科医師たちは、学生時代のように解剖をすることもありませんので、そういった基本的な研修をすることもあります。また、世界レベルで先端の歯科医療において、どういう事例があるのかを知ってもらうために、勉強会を開催することもあります。卒業生の現状を把握しながら、歯科医師が知るべき術的な内容全般を、プライオリティーをつけて提供するのです。日々進歩している歯科医療を知り、患者さんに還元するために、後進の指導は欠かせませんからね。

では最後に、読者に向けてメッセージをお願いします。

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【斉藤さん】お子さんにとって歯科の入り口が治療だと「歯医者さんは痛くて怖い」というイメージができてしまいます。ですからまずクリーニングから始めてみてください。痛いことをしないので「来るのが楽しみ」と言う子もいるんですよ。
【由紀さん】美容院で髪の毛をセットしてもらっても、それを保つのは難しいですよね。お口の中も同じでいい状態を保つのは難しいのです。ですからお口の中の状態を意識するきっかけとして、定期的に歯科医院を利用していただければと思います。
【井川院長】患者さんが求める健康を、長く良好に維持するお手伝いを一番に考えています。ですから他院にお願いしたほうが良くなりそうならすぐに連携するのが僕の方針。患者さんの利益を最優先にしているので当然のことです。また最新の治療が最適とは限らないということも知っておいてください。新しいものではなく、良いものを選んで皆さんのお手伝いを続けていきます。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/1本30万円~、成人矯正/~75万円

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