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川島正嗣 院長の独自取材記事

川島歯科医院

(三鷹市/三鷹駅)

最終更新日:2020/04/01

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JR三鷹駅南口からバスに乗り南浦バス停下車してすぐにある「川島歯科医院」は、落ち着いたブラウンの外観が、街並にとてもよく合っている。院内は全体が温かいイエローの色調でまとめられていて、ほっとする印象を受ける。院長の川島正嗣先生は、地元・三鷹で生まれ育ち、開業以来12年間この地で歯科治療に携わってきた。待合室にはキッズコーナーもあり、子ども連れでも安心して治療が受けられる。川島先生は子どもの治療が得意で、怖がっている子どもから「あっという間に治療が終わった」と言われることをめざし、スマートな治療を心がけている。「子どもたちにはできるだけ、時間をかけないように治療をしています」と語る川島先生。自らを口下手だと言うが、話していると誠実な人柄がとてもよく伝わってくる。治療の特徴や趣味のスキーの話まで、さまざまな話題を語っていただいた。
(取材日2014年9月9日)

子どもの予防歯科は、歯磨きよりも甘い物の管理が重要

開業した年とこだわって作った部分を教えてください。

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2003年に開業し、今年で12年目を迎えました。三鷹の地を選んだのは、僕が生まれ育った場所で、小さい頃からよく知っている街だったからです。現在の場所は、僕が三鷹の別の物件を見に来た時に、偶然通りかかって見つけた場所です。歯科医院はどうしても怖いというイメージが拭えないので、待合室や院内の椅子をイエローで統一して、優しさや温かさを出すように工夫しました。外の看板も以前は青だったのですが、少し冷たい感じがするかなと気になっていて、開業して5年目に、現在のようなブラウンを基調として落ち着いたイメージに変更しました。患者さんには子どもさんも多いので、子どもたちが怖がらない雰囲気作りをしています。

設備面ではどのような特徴がありますか?

各ユニットには口腔外バキュームを備えていて、歯の削りかすなどが、患者さんに飛ばないようにしています。また医療用の空気清浄機も入れて、院内全体の空気を衛生的に保っているのと、院内感染を防ぐために、ドイツ製のDAC(ダック)という歯科用滅菌器を導入して、器具の洗浄や滅菌を徹底的に行っています。ですから開業して10年以上経っていますが、それを感じさせないほど清潔さが保たれていると実感していただけると思います。

お子さんへの治療にはどんな部分に気をつけているのですか?

これは僕が若い頃から思っていたことなのですが、子どもは、ドクターの内面を見抜く力があると感じています。潜在能力なのでしょうね。ですから僕たちが子どもさんたちに対して、泣かせたらいけないとか、治療に対して躊躇するような気持ちを持つとすぐに伝わり、不安な気持ちにさせてしまいます。ときには急性症状で無理にでも治療をしなければならない場合もありますが、子どもさんの治療は、「あっと言う間に治療が終わった」と言われるように、できるだけ時間をかけない治療をめざしています。

親御さんたちの予防歯科への関心は強いですか?

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親御さんたちのお子さんに対する予防の意識は高いですね。当院では定期的なフッ素塗布や、虫歯になりやすい奥歯の溝をコーティングするシーラントも行いますが、僕自身は、必要以上の予防措置は、お子さんに対しては特にすすめていません。なぜかと言うと、一番大事なのは、甘い物のコントロールだからです。甘い物を決められた時間内で、ダラダラと食べさせないようにすることが、カリエスコントロール(虫歯コントロール)につながると考えています。成人の方も定期的に歯のクリーニングに来られる方は多いですが、こちらは逆に、予防がとても重要です。皆さん歯磨きをされていますが、完璧に磨ける人はそういません。汚れは細菌の固まりで、やがてバイオフィルムとなって、歯磨きだけで除去することができなくなるので、定期的にクリーニングをする必要があります。つまり歯科医院は、皆さんが日頃のケアで行き届かない部分をサポートする場所でもあるのです。

複数のドクターが治療を行うことで、さまざまな視点からの診断と治療が可能

クリニックでの治療の特徴を教えてください。

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ミニマル・インターベンション(MI)といって、できるだけ削らない最小限の治療を行うようにしています。これは僕の出身である東京医科歯科大学の医局が、ミニマル・インターベンションをコンセプトに、コンポジットレジン(虫歯治療に使われる白い詰め物のこと)で修復する治療を行っていたからです。昔は歯を大きく削って、型をとって銀歯をかぶせていましたが、コンポジットレジンでの修復は、悪い部分だけを最小限に削って、その場で詰めていきます。自然な仕上がりで、即日に詰めることができ、しかも体に優しいといったメリットがある反面、ドクターの技術や材料の知識がとても重要になってきます。患者さんは、どうやって治療しているかが見えませんが、僕たちは歯科医師でありながら職人的な面もあるので、見た目を美しく治療することをとても重要視しますし、きれいに治療することは患者さん自身の歯を長持ちさせることにもつながるのです。

先生の他にも複数のドクターがいるのですか?

矯正歯科の先生が、東京医科歯科大学から月に3回、来てくださっています。一般歯科の矯正というのは、虫歯があった場合、その場で治療できることが最大の強みです。また僕以外のドクターが数名、やはり東京医科歯科大学から来ていただいています。開業するとなかなか外からの情報が入りづらいのですが、大学から来ていただくことで情報収集につながり、たいへん助かっています。またドクターが複数いるので、1人で治療を行っていると、見落としがちな側面を、お互いがカバーし合いながら治療することができ、患者さんに対して正確な診断と治療が行えることが、最大のメリットですね。

先生が治療の際に心がけていることは何ですか?

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できるだけ痛みを与えないように治療することですね。多少の痛みを伴う場合も、いかに痛みを少なくできるかという部分に重点を置きます。子どもさんもそうですが、大人の方も痛みに対して過敏な方が多いので、治療後に「痛くなかった」と言っていただくとうれしいですね。あとは、なるべくゴールに対して最短で行けるルートを考えるように治療しています。時間がかかる治療は、患者さんにとっては苦痛であり、緊張する時間が長く続くことになるので、決められた時間内で、むだなく早く、しかも正確な治療を行うように努めています。

スマートに治療を行う先生に憧れて、歯科医師の道をめざした

先生はなぜ歯科医師になろうと思われたのですか?

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父はエンジニアだったので、小さい頃から同じ道に進もうと漠然と考えて、勉強も理系を選択していました。歯科医師になろうと思ったのは、高校3年生の冬で、勉強を続けていく中で、確かに物理や数学は好きだけれど、これを一生の仕事にしていけるのだろうかと思い、ひょっとしたら僕はエンジニアに向いていないかもしれないと考えたからです。もう一つは、小学校1年生の頃に、上あごから生えた余分な歯を、東京医科歯科大学の小児歯科の先生に抜いてもらったのですが、その先生が時間をかけずにスマートに治療を行う先生で、真面目な「できる先生」という姿にとても憧れたからです。加えて小さい頃から手先が器用で、プラモデルを作るのも大好きでしたし、ピアノも習っていました。受験は歯学部と理工系の大学を受験しましたが、すでに僕の中では、合格したら歯学部に進んで、歯科医師になろうと決心していましたね。

開業しようと思ったのはいつ頃からですか?

歯学部に入学して1〜2年くらいは、大学に残って研究をしようと考えていたのですが、卒業が近くなるにつれて、研究よりも患者さんと接して治療を行うことを重視するようになり、6年生のときには開業への想いが強くなっていました。そのために臨床経験を多く積み腕を磨きたかったので、部活の先輩の紹介で、東京医科歯科大学大学院の保存修復講座に在籍しながら、歯科医院で開業に向けて臨床経験を積んでいました。僕は大学を卒業してすぐに結婚していて、妻が社会人で半分食べさせてもらっているような感じだったので、何とか自分も早く腕を磨いて開業したいという気持ちが強かったですね。ですから大学院中は研究以上に臨床経験を積んで、博士号を取得後に開業しました。

先生は休日はどのように過ごされているのですか?

今すごくはまっているのが、スキーです。休診日が週に2日間あるのですが、冬は両日とも日帰りでゲレンデに行くこともあります。大学ではヨット部で、冬のオフシーズンに僕以外の同期はスキーをしていたのですが、僕だけは反抗心を持っていて一度もやったことがありませんでした。夢中になったきっかけは、子どもができて、夏は家族でキャンプに行けるけれど、冬は何ができるだろうかと考えたときに、スキーなら子どももできるからと思って始めたのがきっかけです。以前に北海道のゲレンデに家族で行ったときに、上の娘と僕が同じ日に同じ足を骨折したというエピソードもあります(笑)。スキーをするようになってから夏がオフシーズンとなり、冬のためにランニングや登山をして、足腰を鍛えるようになりました。今では一人でも、新潟方面のゲレンデに通うくらい好きですね。

最後に今後の展望と読者へのメッセージをお願いします。

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得意としている、コンポジットレジン修復をもっと極めていきたいですね。仲間のドクターの中には、ドクター向けにセミナーを開いている人もいて、とても刺激を受けます。習得した技術や知識は、クリニックの治療に生かして、患者さんの満足につなげていけたらと思っています。あとは、虫歯はしっかりと管理すれば、ある程度防ぐことができますが、歯周病は年齢を重ねるとどんどんとリスクが高くなります。そのため免疫力が低下すると歯茎に炎症が起きやすいので、虫歯や歯周病の予防のためにも、ぜひ定期的な歯のクリーニングをしていただきたいですね。特に当院の歯のクリーニングはとても好評で、皆さん「こんなにきれいになるのですね」と驚かれます。自分の大切な歯を守るためにも、プロのクリーニングを定期的に受けていただきたいですね。

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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