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鈴木 寛丈 院長の独自取材記事

神田鈴木皮膚科

(千代田区/神田駅)

最終更新日:2020/04/06

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JR山手線神田駅から徒歩1分の場所に位置する「神田鈴木皮膚科」。オフィス街に新しくできた医療モールにあり、待合室にはビジネスパーソンの患者も多く見られる。ダークブラウンを基調とした上品で落ち着いた待合室には、院長の鈴木寛丈先生が選んだという絵画が飾られ、ゆったりとした雰囲気が漂う。「患者さんとのコミュニケーションを大切に、常に丁寧な説明を心がけています」と鈴木寛丈院長。とても穏やかで、何でも相談できそうな雰囲気のドクターだ。一つ一つの質問に対してわかりやすい言葉で説明してくれ、患者に対する真摯な姿勢が感じられる。そんな鈴木院長に治療方針や今後の展望などを聞いた。
(取材日2020年1月24日)

幅広い悩みに応える皮膚科専門クリニック

こちらのクリニックの特徴を教えてください。

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当院は、神田エリアでは少ないとされる皮膚科専門クリニックです。オフィス街という場所柄、ビジネスパーソンの患者さんが非常に多いですね。皮膚科というと女性の患者さんが多いというイメージがあるかもしれませんが、当院は特に30〜40代の男性が多く来られます。乾癬(かんせん)やアトピー性皮膚炎の患者さんをはじめ、しみや薄毛でお悩みの方も多くいらっしゃいます。当院では患者さん一人ひとりの状態に合わせて、光線療法や投薬治療を組み合わせ、生活習慣に関するアドバイスも行っています。

最近、場所を移転したそうですね。

患者さんの数がだいぶ多くなってきたので、診療室の数を増やしたいと思い、2019年の12月に現在の場所に移転しました。診療室が3つになりましたので、前の患者さんの処置をしていても、別の診療室で次の患者さんを診ることができ、お待たせする時間の短縮につながると思います。今回は新しい医療モールに入っているのですが、同じビルに内科のクリニックがあり、必要に応じて医療連携がしやすいというのも移転した理由の1つです。移転といっても以前の場所から近いので、これまでの患者さんも引き続き通ってくださっています。

特に力を入れている治療分野はありますか?

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当院では、紫外線療法に力を入れています。紫外線療法は、乾癬や掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)の治療に役立つとされているほか、アトピー性皮膚炎、白斑(はくはん)などの皮膚疾患に対しても適用できる治療法です。特に当院で行っている紫外線療法は、特定の波長に絞って紫外線を患部へ局所的に照射することにより、短時間の治療で済むと患者さんにたいへん喜ばれています。また、良性の皮膚腫瘍の日帰り手術や、しみのレーザー手術にも対応しています。しみを取りたいという患者さんは、男性にも多いんですよ。

患者の治療意欲を引き出すことを大切に

慢性的な症状の患者さんも多いと思いますが、受けたほうがいい検査などはありますか?

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皆さんが意外と気づいていないのは、金属アレルギーです。金属は、肌に触れるものだけでなくナッツや牡蠣、チョコレートなど、多くの食べ物に含まれていますし、歯の治療で入れた銀歯が関係していることもあります。例えば、手の平にできる汗疱状湿疹(かんぽうじょうしっしん)も、金属アレルギーが原因となっている場合があります。この金属アレルギーを調べるには、パッチテストが有用なので、長い間同じ症状で悩んでいる方は、一度検査してみるとよいかもしれません。当院では月曜と火曜に実施しています。体に金属を含ませたシールを貼りつけて、変化を見るのですが、検査後2日目、3日目と続けて来院していただく必要があります。

診療の際に心がけていらっしゃることは何ですか?

私が大切にしているのは、患者さんとのコミュニケーションです。一方的な押しつけの医療ではなく、常に患者さんにわかりやすい言葉で丁寧に説明するよう心がけています。それぞれ症状も違えば、治療に求めるものも違います。どんな症状なのか、どんな治療をしたいのかをしっかりとヒアリングし、患者さんが納得いくまで説明した上で、最適な治療法を見つけていくことが大切だと考えています。また、アトピー性皮膚炎などの皮膚疾患は治療が長期間に及ぶ場合も多いことから、患者さんが治療意欲を失ってしまうことも多くあります。普段から信頼関係を築くことで、患者さんが前向きに治療に取り組めるように、病気を治そうという意欲を引き出すことも医師の大切な役目であると考えています。

わかりやすい説明というのは患者さんにとってはありがたいですね。

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そう言っていただけるとうれしいのですが、中には説明はいらないから薬だけ欲しいという方もいらっしゃいます。しかし、乾癬やアトピー性皮膚炎などの皮膚疾患は、薬で症状が緩和したとしても、時がたつと何らかの原因で再発することも多いです。再発を防ぐためにも、症状の原因や治療経過をきちんと知っていただきたいので、できるだけ丁寧な説明を心がけています。また、アトピー性皮膚炎は、悪化の原因ともなる生活習慣の改善も大切です。当院では投薬治療だけでなく、生活習慣に関するアドバイスにも力を入れています。

相談しやすい関係性をつくっていきたい

医師を志したきっかけをお聞かせください。

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父をはじめ親戚に医療関係の仕事をしている者が多かったので、自然とこの道を選びました。父が医学の基礎となる解剖学を専門にしていたこともあり、医療関係の方や学生たちが家によく出入りしていたんです。子どもの頃からそうした人たちの話を聞くうちに、次第に医学へ興味をもつようになりました。皮膚科を専門に選んだ理由は、学生時代に膠原病(こうげんびょう)のメカニズムに興味をもったことが影響しています。膠原病とは、全身の皮膚や筋肉などに炎症が見られる自己免疫疾患の総称で、皮膚科学の中でも重要な研究分野の1つです。この膠原病の皮膚症状を少しでも改善したいと考え、皮膚科医師の道を選びました。

患者さんとの思い出深いエピソードはありますか?

私が研修医1年目で膠原病の患者さんを担当した時の話です。採血や検査がスムーズにいかなかったとき、患者さんの立場からすれば、いらだって当然のはずなのに、「先生も大変ですね。頑張ってね」と言って励ましてくださったんです。日々、緊張と不安の中で過ごしていたので、その一言には本当に救われました。駆け出しの頃に、医師を励ましてくれる患者さんと出会えたことは、とても幸せなことだと思っています。その後、主治医としてその患者さんと10年以上お付き合いさせていただきました。医師となって20年以上たつ今でも、初心を思い出させてくれる大切な経験で、医師としてのスタンスの礎となっています。

今後の展望をお聞かせください。

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「100%患者さんに満足してもらうこと」を目標にしています。皮膚科に関わるお悩みはデリケートなものも多く、周囲には相談しにくいという方も多くいらっしゃいますので、患者さんが何でも相談できるような環境をつくり、少しでもプラスになるような治療を行えればと考えています。治療を終えた後に、「来て良かった」と思っていただけるような心安らぐクリニックをめざしたいと考えています。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

自己判断で市販薬を使ったり、副作用のリスクを考えずにステロイド剤などを多量に使用したりして、逆に症状が悪化して来院される方も多くいらっしゃいます。早めの受診は早期治療につながり、内臓疾患などを早期に発見できる場合もあります。「多少のかゆみなら我慢しよう」と放置せず、皮膚のトラブルなど少しでも気になることがあれば、早めに皮膚科専門の医師の診療を受けることをお勧めします。

自由診療費用の目安

自由診療とは

しみのケア/1ショット(2平方ミリ)500円(税抜)
※平方センチ以上の場合は要相談。

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