浅井医院

戸田素子 院長

29438 df 1 main 1388996157

話をしているだけで、なんだか安心感を覚える。浅井医院の戸田素子院長は、そんな魅力がある医師だ。こちらの問いかけに対し、一つ一つ言葉を選ぶようにしながら、丁寧に話を返してくれる。それも、医師を目指したきっかけを「医学と考古学を迷って、難しいほうを選んだ」と語るように、ちょっぴりユーモアを交えてくれるのがうれしい。穏やかなお人柄ながら、「医師はずっと勉強が必要」と話す表情には、芯の強さも感じられる。これまで人に相談したことのなかった健康の悩みも、打ち明けたくなるだろう。そんな戸田先生は、通常の西洋医療と、日本古来の漢方を組み合わせながら、日々の診療に打ち込んでいる。医療に対するこだわりから、オフタイムの素顔まで、たっぷり語っていただいた。
(取材日2013年12月3日)

300年もの間、地域医療を守ってきた

―とても長い歴史のある医院なのですね。

江戸時代の前から医師の家系で、私は19代目にあたります。初代・浅井長徳が江戸幕府開幕の先見としてこの地に移り住んで以後ですから、もう300年あまりになりますね。江戸時代には将軍家の「御典医」(ごてんい)として仕えていたそうです。その頃は、東洋医学や日本古来の漢方を行っており、明治維新以降、新たに伝わった蘭学で地域の人々の健康を支えてきたと聞いています。ずっと麹町・半蔵門かいわいで医療に携わっていて、医院を開設したのは大正の頃。私は、皮膚科医の母の引退とともに、2011年に医院を継承しました。

―ご家族をご覧になって、自然と医師を目指されたのでしょうか?

両親も祖父も医師ですから、やはり影響は受けましたね。でも、高校生の頃は考古学にも興味があったんですよ。恐竜、古墳、ピラミッドなど、古いものに関心がありました。医学と歴史のどちらを学ぶか、けっこう迷いました。どうせなら難しい方を選ぼうと思って医学部に進み、在学中に少しずつ「医師になりたい」という気持ちがはっきりしていったんです。もともと人と関わることが好きなので、考古学でコツコツと石を掘るより、患者さんと接する医師のほうがいいかなって(笑)。

―どのような患者層が多いのでしょうか?

場所柄、ビジネスマンや公務員、法律関係者が多いですね。職場の同僚に紹介されて、という方は大勢います。もしくは、このあたりに長く住んでいらっしゃる方です。ご家族で何代も続いて来て下さっている患者さんも、少なくありません。比較的、男性が多く男女比は6:4くらい。内科や外科の診療も行っていますから、「風邪のついでに水虫も診察」というように、掛け持ちで来られるケースもよく診られます。もちろん、アトピー性皮膚炎など一般的な皮膚疾患も診ますから、患者さんの層は幅広いですね。

―先生にとって、このエリアのどんな魅力がありますか?

幼少時期を過ごした場所だけあって、思い入れが強いですね。子どもの頃は、診療時間が終わったあとに、母を待合室で待ったものでした。オフィス街のイメージが強いかもしれませんが、意外と下町の風情があります。つい先日も、受付で使っているはんこのインクが切れたので、お向かいのはんこ屋さんで取り寄せてもらいました。インクの入れ方がわからずにいたら、はんこ屋さん方が親切に教えてくださって。人付き合いがあたたかく、居心地のいい町です。お互いに支え合う雰囲気があり、近所の方は「何かあったらとりあえず浅井さんのところに行こう」と、色んな疾患のご相談に見えます。

記事更新日:2016/01/24


Access
Access
Access
Access
Access
Access
Access
Access
Access
Access
Access
使い分けよう!「総合病院」と「クリニック」
Promotion landing
クチコミ&アンケート回答で毎月5名様に1,000円分のQuoカードプレゼント!!
外出先でもドクターズ・ファイル
Qr doctor

ドクターズ・ファイルの情報をスマートフォン・携帯からチェック!スマートフォン版では、GPS位置情報を利用した最寄りの病院探しができます。

書籍「頼れるドクター」のご案内

ドクターズ・ファイル特別編集ムック「頼れるドクター」を一覧で紹介します。 →全ラインアップを見る

Dento a1
Toshima a1
Taito a1
関連コンテンツ
採用情報『ドクターズ・ファイル』では編集部スタッフを募集しております。 詳細