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河野英雄 院長の独自取材記事

麹町内科

(千代田区/半蔵門駅)

最終更新日:2019/08/28

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半蔵門駅3a出口から徒歩30秒と至便な場所にある「麹町内科」。幅広い診療内容が魅力のクリニックで、風邪や体調不良の相談から、アレルギー、皮膚病、美容や疲労対策の点滴・注射まで対応し、さらには在宅医療も精力的に手がけている。院長の河野英雄先生は、麻酔科標榜医の資格を持ち、スーパーライザーという医療機器を用いた星状神経節ブロック療法など、痛みの軽減を重視した治療を提供。「多くの人の元気を応援したい」と話す河野院長は、患者にうれしい初回無料や誕生日割引などのキャンペーンを実施し、メールマガジンでの医療相談も行っている。愛妻家の先生らしく、妻とのツーショット写真が飾られた院内は、アットホームなムードだ。バイタリティーにあふれ、会うだけで元気をもらえそうな河野院長に、クリニックの特徴や在宅医療にまつわる貴重な話、そして患者への思いをたっぷりと聞いた。
(取材日2012年10月17日/再取材日2015年4月13日)

「医療はサービス産業」という信念のもと、幅広い疾患に対応

こちらではさまざまな診療を手がけておられますが、特に注力されているのは何ですか?

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私は東京慈恵会医科大学第二内科在籍中、腎臓を専門に学び、特に痛風と高尿酸血症を勉強しました。痛風になる方はお酒が好きで美食家なので、肝臓を悪くし、コレステロールや血圧が高くなることも多く、そこから引き起こされるさまざまな生活習慣病も全般に診てきました。現在は、これまでの知識や、大学病院・医院での治療経験を生かして、患者さんの元気を応援することをモットーに取り組んでいます。当院では風邪やちょっとした体調不良などなんでも診ますし、美容や疲労回復のサポートも行います。中でも、多くの患者さんにご好評いただいているのが、プラセンタ療法。これは、プラセンタ(=胎盤)から抽出されたエキスの有効成分を、注射、内服などによって治療に用いる療法の総称で、新陳代謝の促進、自律神経やホルモンのバランス調整、免疫・抵抗力を高めるなど、さまざまな薬理作用を持っています。疲労回復を目的におみえになる男性や、お肌にハリを持たせたいという女性にも喜んでいただいていますよ。ちなみに、慢性肝炎の方と更年期障害の方は、保険診療でお受けいただけます。

更年期障害にも効果が期待できるのですね。

のぼせ・火照り・発汗などの症状が出るホットフラッシュや、イライラ、冷え、といった更年期の不快な症状がかなり軽くなると思います。通常、更年期障害の症状がある方に対しては、採血した結果、女性ホルモンの量が低下している場合に更年期障害だと診断するのですが、「ホルモンの低下は認められないけれど、症状がある」という方が多くいらっしゃるんです。病気として幅が広いんですね。ホルモンの低下が認められる方は、婦人科をご紹介してホルモン補充療法などを受けていただきますが、そうでない方は、私は漢方をお勧めしており、漢方を飲んでも症状が良くならない、また完璧には改善しないというとき、プラセンタ療法をお勧めしています。更年期障害の治療で毎日プラセンタの注射を打っていたら、更年期の症状もお肌の調子も良くなったという女性もたくさんおられますよ。また、生理のときに片頭痛が起こる方は少なくありませんが、女性ホルモンと関係している片頭痛にもプラセンタ療法は有効です。

希望者には各種注射のユニークなサービスを実施されているそうですが、それはなぜですか?

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猛暑日の翌日に行う「猛暑日にんにく注射サービス」に、東京23区内の最低気温が氷点下の日に行う「冬日にんにく注射サービス」、プラセンタ注射の「雨の日サービス」、それから、ひな祭りやバレンタインデーなど季節のイベントごとにもサービスデーをつくっています。私は、医療はサービス産業だと思っているんです。昔は威張っているような医師も多くいましたが、今は時代も違うし、医療機関はもっとサービスに徹しなきゃいけないと思うのです。ですから、いかに患者さんにサービスするかを常に心がけています。その思いは、医師になった頃から変わりません。

特殊な医療機器を用いて、痛みの軽減に尽力

クリニックの特徴を教えてください。

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私は患者さんに少しでもいい治療を提供したいですし、やはり少しでも患者さんの痛みを軽減して差し上げたいと常に思っているので、当院では、筋肉注射や皮下注射に関して、一般的には眼科で使われている極細の針を使用し、痛みを和らげています。例えばプラセンタの注射にしても、「他院では痛くて頻繁には打てなかったけれど、これなら痛くないから毎日でも打てる」と受診くださる方が多いんですよ。私は東京慈恵会医科大学の麻酔科で1年間研修を受け、麻酔科標榜医の資格を持っていますので、神経ブロック療法も手がけています。本来、神経ブロック療法というのは、癌末期の患者さんの痛みをコントロールするために、痛みを感じている神経に直接、麻酔薬や神経を壊す薬を打つものですが、当院では針を刺すのではなく、スーパーライザーという医療機器を使い、星状神経節をブロックする治療法を取り入れています。

具体的にはどのような治療法なのでしょう?

喉仏の下側に一つずつある「星状神経節」という交感神経節に、スーパーライザーで近赤外線を照射することで、交感神経の働きを抑えるという治療法です。人間には交感神経と副交感神経の二つの自律神経があって、簡単に言えば、交感神経は昼の神経で、副交感神経は夜の神経。互いにバランスをとることで、元気を維持しています。このバランスが崩れると、いわゆる自律神経失調症と呼ばれる不定愁訴が現れてしまうのです。副交感神経が優位であれば、眠ることができるので病気になりにくいのですが、交感神経が優位になると不調が出やすくなります。交感神経は、例えるなら、お寺の入り口で目を見開いて歯をくいしばっている仁王像のようなもの。何時間もあの状態でいると、肩はこるし、クタクタになっちゃいますよ。その仁王像をそっとなだめるのがスーパーライザーです。交感神経の働きが抑えられると、副交感神経が優位になり、夜眠れるようになって、イライラがおさまり、筋肉が弛緩するので肩こりも軽減、血流が良くなり血圧も下がる……と、体にとっていいことが起こってきます。腰痛、膝の痛み、神経痛などの緩和も期待できますよ。安全性が高い上に痛みも少なく、1回の照射で2〜3日は効果が持続します。

痛みを伴わずに、“痛み”をコントロールできるのですね。

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スーパーライザーは大学病院の麻酔科では導入していますが、個人の医院で取り入れているケースはたいへん珍しく、扱える開業医も少ないのが現状です。消炎・鎮痛効果が強いので、接骨院に置かれていることもありますし、競馬馬の治療にも使われているんですよ。この治療を継続すると、自律神経、ホルモン分泌、免疫力のバランスが整い、自己免疫力が高まってきます。また、スーパーライザーでめまい・耳鳴りも良くなりますし、歯の知覚過敏にもスーパーライザー照射が非常に効きます。めまい・耳鳴りの方は、初回で軽くなったと言って下さいますし、歯の知覚過敏の方は、1回の照射で治癒してしまいます。

モットーは「患者の尊厳を守りながら治療すること」

日々の診療に際して、心がけていることは何ですか?

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母校の東京慈恵会医科大学では「病気を診ずして、病人を診よ」と教えられました。要するに病気だけでなく一人の人間を診なさいということ。それは今でも守っていて、病人を治すことを第一に考えています。そのため、患者さんが希望しなければ、無理な治療は勧めません。終末期医療についても、患者さんの希望を最優先すべきというのが私の考えです。必要以上の延命治療を受けるより、人間らしい尊厳を持って最期を全うして行くことが大事だと信じています。私は末期癌の患者さんにさえモルヒネを使わない時代にも、モルヒネを使う主義でした。もしも自分が患者さんの立場だったら、痛みをずっと耐えているのは嫌なんです。尊厳を守りながら患者さんを治療していきたいという思いはずっと持ち続けています。

在宅医療においては、ご家族とどのように向き合っておられるのでしょう?

以前、ヘルパーさんが24時間付き添っている92歳のおばあさまを在宅で診ていた時、こんなことがありました。その方がだんだん食べられなくなってきたので、私が「点滴しましょう、入院しましょう」と提案したのですが、かたくなに拒否し、「このまま家で死にたい」と強い意志をお持ちでした。何も食べられないまま意識がなくなった時、ご長男から「先生、何とかしてください」と連絡が来て伺ったんです。私は「ご本人はあれだけ嫌がっていたのはご存じですよね。どうしてもと言うなら」と答え、ご長男も随分悩まれましたが、最後にはお母さまの意志を尊重し、3日後にご自宅で息を引き取られました。自分の死に方を生前に決め、家族に伝えることも大切ですが、たとえ本人の意思があっても、実際にそうなったとき、ご家族がその希望を守れるかはまた別。つらい状況を放置できないし、何かしないわけにはいかないので、ご家族の希望が優先されることが少なくありません。難しい問題ですが、私は患者さんだけでなくご家族とのコミュニケーションも深めていくよう、日頃から努めています。

開院8年目に入られましたが、今後クリニックをどのようにしていきたいですか?

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外来でのサービスをもっと広めていきながら、お一人お一人の希望に沿ったオーダーメイド型の治療を提供していきたいですね。それから、今は専門性を追求する時代ですが、「開業医は専門医である必要はない」というのが私の考え。今、当院に通ってくださっている患者さんの中で、より専門的な治療が必要な方には、専門医に紹介してきちんと治療してもらい、治療が終われば当院に戻って定期的にお越しいただき、また何かあったら紹介するという、いわば「家庭医」としての役割を、引き続き果たしていければと思っています。どこの医療機関も、どんな医師も、得意分野とそうでない分野があるもの。例えば眼科の紹介が必要なときには、知り合いの眼科のドクターに相談するなど、大学病院時代のネットワークを生かして、最適な医療機関や信頼できるドクターを紹介しますので、どんなことであっても、一度は麹町内科へ相談に来て欲しいですね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

花粉症注射7000円~/ビタミン注射2500円/肩こり腰痛点滴/2500円/感冒点滴1万円(すべて税抜き)

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