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新田英行 院長の独自取材記事

医療法人社団愛英会 新田歯科医院

(中央区/八丁堀駅)

最終更新日:2019/08/28

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1975年の開業以来、八丁堀で人々の口内環境を守ってきた「新田歯科医院」。院長の新田英行先生は京橋歯科医師会会長を務めたこともあり、名実ともに地域を代表する歯科医院だ。10年前からは息子の新田裕介副院長が診療に加わり、矯正やインプラントなどの分野を手掛けている。院長の座右の銘「患者すべてを身内と思え」の精神は副院長にもしっかりと引き継がれ、丁寧で手間を惜しまない診療が多くの人に信頼されて、一度患者になると遠くからでも通い続けるようになる。親子2代、「父の高度な技術を吸収したい」「新しい知識を勉強熱心な息子に教えてもらうこともある」と互いを刺激しあいながら治療に励むお2人にさまざまな話を伺った。
(取材日2015年1月15日)

互いを刺激しあいながら親子で診療

2015年で開業40周年をお迎えになるそうですね。

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【英行院長】このビルが建った当初から3階に入居しています。最初は1フロア35坪の半分を借りていたのですが、2〜3年もするとだんだん手狭になって1フロアを借り切ることになりました。患者さんも開業当時から30年40年と通ってくださる方がたくさんおいでになります。勤務地がこのお近くで、定年退職になってからも来てくださる方も随分いらっしゃいます。そのお子さん、お孫さんを連れて一家でお見えになってくださる方も少なくなく、おかげさまで患者さんの層も幅広くなっています。たいへんありがたいし、うれしいことです。

上がり口の絶妙な位置に手すりがついていて感激しました。

【英行院長】あれは私が自分で材料を買ってきて作ったものなんですよ。長年通ってくださる患者さんがご高齢になってきたものですから、つかまり立ちができるようにと思いまして。上がり口だけでなく、こことここにあれば便利だろうなと実際に試しながら数箇所に取り付けました。診療所は3階にあるのですが、車いすの方でもスタッフがお手伝いして上がっていただいています。また1階にある内科医院の奥に設置されているエレベーターで上がっていただくこともできますので、どうぞお申し付けください。

副院長は10年前からお父さまと一緒に診療なさるようになったのですね。

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【裕介副院長】はい。今は他の歯科医院との兼務で火、木、土と週3回こちらで診療しています。僕は一般歯科以外にもインプラントと矯正も担当していて、院の分野を少し広げることになっているかなと思います。親子で診療することにも少しずつ慣れてきました。父の技術は一つ一つ高度で、近くで吸収していきたいなと思いますし、診断力でも見習うべき点が多いですね。
【英行院長】副院長は勉強熱心です。勉強会にもよく出かけています。せっかくの日曜日に大変だろうと思うのですが。彼が学んだ新しい知識を、私も教えてもらうことがありますね。ベーシックな治療法は変わらなくても、材料などは日進月歩ですからね。
【裕介副院長】院長は歯内療法の専門医で、僕も早い時期から勉強を重ねています。専門医の資格を取り、医院として歯内療法を前面に打ち出していければとも考えています。

座右の銘「患者すべてを身内と思え!」を心に

歯内療法というのは簡単に言うと、歯の根の治療ですね。

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【裕介副院長】一般歯科に携わる歯科医師なら誰でも行っている治療ではあるのですが、手間がかかる割に採算は合わないという部門です(笑)。いかに地道に細かい作業をやるかが大切で、インプラントや審美に比べれば、本当に地味な分野です。でもここに力を入れている先生は、患者さんとしっかり向き合った治療を行っている先生が多いですね。
【英行院長】副院長も言うとおり、歯内療法は家を建てるときの基礎工事みたいなもので、とても大事な治療です。そこがしっかりできていないと、前へ進めない。逆に基礎工事がしっかりできていれば、その上の建物は何年か経って建て直すこともできます。歯で言えば、かぶせる物、入れる物だけ変えることができるわけです。歯内医療の専門医という表記をご覧になって、遠くから連絡して来てくださる患者さんもいらっしゃいますし、採算はともかく、続けていきたいと思っています。

診療の際にはどのようなことを心がけていらっしゃいますか。

【英行院長】座右の銘は「患者すべてを身内と思え!」です。これは私が考えた言葉ではなく、大学を卒業して最初に勤めた医院の恩師が教えてくれました。歯科に限らず、いろいろな分野で言えることだと思うのですが、このケースではどういう治療がいいのかと考えるとき、患者さんが自分の娘だったら、自分の親だったら、どうするかで考えろということです。とにかく親身になって診療する。そうすれば必ず結果がついてきますし、息子にも同じことをずっと言ってきました。
【裕介副院長】歯科医師になったときから、父にこの言葉を言われてきました。治療方針に迷ったときなど、初心に返って思い返したりします。僕の歯科医師としてのベースにありますし、そこはぶれずに診療をしています。

歯内療法といい、手間を惜しまない診療が基本にあるのですね。

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【裕介副院長】その作業が歯が長く使える丁寧ないい治療だったかどうかがわかるのは数年後で、歯科医師はともかく、患者さんにはすぐにはわからないことかもしれません。でも、それを感じ取っていただいて、遠くからわざわざ通ってくださる患者さんもいらっしゃいます。ここに戻る前に勤務していた板橋の歯科医院からの患者さん、結婚して引っ越されてからも来てくださる患者さんなど、本当にうれしいですね。
【英行院長】遠くは茨城や栃木、逗子、鎌倉あたりから来てくださる患者さんもいらっしゃるんですよ。オーストラリアやマレーシア、タイなど海外に行かれて、日本の実家に里帰りなさるたびに、検診に来てくださる方もおいでです。ありがたいことですね。歯科の仕事は結果が形として残ります。内科の医師のように診断をして薬を処方し、薬の力で治すのとはそこが違います。入れたり、詰めたり、被せたりしたものがずっと残る。どんな歯科医師が手掛けた仕事か見ればすぐわかりますし、治療がどれぐらい保っているのかもわかります。だからこそ、丁寧な仕事をと心がけています。

歯科医院を怖がる子どもの患者も、必ず治療できるように

こちらは小学校の校医や幼稚園の園医もしていらっしゃいますね。

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【裕介副院長】月島、晴海、勝ちどきとこの周辺は今お子さんが増えています。小学校も増設や建て直しが進んでいます。小学校1年生が去年は2クラスだったのが今年は3クラス、来年は4クラスになる、という勢いです。
【英行院長】ですから、健診の時はスタッフ全員連れて行きます。副院長の奥さんも、やはり歯科医になった次男の奥さんも歯科医師なので、勤務医の次男を除き、健診の時だけ一家総出で(笑)手伝ってもらっています。開院当時はここは小児歯科ではないかと言われたぐらい、学校の終わった夕方の時間帯は子どもの患者さんばかりだったこともありましたが、地上げのせいで住民の方が減り、学校も統廃合が進んでいつの間にか数が少なくなってしまったという時期がありました。それが今また増えてきているのは地域の活性化にもつながりますね。

お子さんの患者さんも増えているのですね。お子さんを診るときに工夫されていることはありますか?

【英行院長】子どもの患者さんは、各ユニットごとにDVDを設置しているので、棚から選んだ好きな作品を流しながら治療を受けていただいています。治療中にたまに「先生で画面が見えないよ」なんて言われたりしますが(笑)、それでもいいんです。それぐらい慣れてくれたほうがいい。副院長も自分に小さい子どもがいることもあって、子どもの扱いはうまいですね。
【裕介副院長】歯医者が怖いという気持ちのあるお子さんの場合、来ていただいて何も治療しないこともあります。治療の部屋に入って来られないお子さんはまず入って来られただけでOK、ユニットの椅子に座れないお子さんは座れただけでも今日はOK、というように少しずつステップを踏んでいきます。お子さんが自分で口を開けられるようになるまで、何度でも練習していけば、最終的にはちゃんと口を開けて治療ができるようになるんですよ。無理矢理治療したりはしません。時間がかかっても、結局はそれがお子さんのためになりますね。

毎日お忙しいと思いますが、どのようなことでリフレッシュなさっていますか。

【英行院長】20代の頃から帆船模型を作ってます。数か月から数年かけて出来上がったものは感慨深いものがありますね。木製帆船模型同好会ザ・ロープに所属し過去には展示会にも出したことがありますし、作ったものは院内にも飾ってます。没頭するときは良いリフレッシュになっていますね。また、以前は相当ゴルフにのめり込んで月に4〜5回は出かけていたのですが、最近は全然行っていません。孫が生まれてからは、貴重な日曜日、孫たちと遊んでいる方が楽しいんですよ。3人の孫は全員男の子でやんちゃです。写真を見るだけでも癒やされますね。
【裕介副院長】僕は大学時代体育会の硬式庭球部だったので、今も週に一度はテニスをしています。あとは父の影響でゴルフやスキーをしています。父が大学時代にスキー部だったのでこともあり、小さい頃からスキーに連れて行ってくれ、僕もスキーが好きになりました。結婚して子どもが小さいうちは足が遠ざかっていたのですが、6歳になった長男も滑れるようになってきたので、年に1〜2回は行くようにしています。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

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【裕介副院長】先ほどお話しましたように、「患者さんは家族」と思って診療しています。わからないことは何でもお尋ねいただき、気軽にご相談ください。どんなことでもご説明しますので。
【英行院長】その患者さんにとってどの治療が一番いいのかを考えながら診療しています。患者さんはお一人お一人環境が違いますから、経済的なことなども含め、最良の方法をご提案していきたいと思っています。お気軽に足をお運びください。

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