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岡本 浩 院長、竹内 泰子 理事長の独自取材記事

TOKYO歯周&矯正クリニック

(中央区/人形町駅)

最終更新日:2019/08/28

20190410 bana

「TOKYO歯周&矯正クリニック」は、スウェーデンのイエテボリ大学に学び、日本の歯周病治療のパイオニア的存在の一人である岡本浩院長が開業。岡本院長同様に同大学に留学経験を持ち、矯正治療から歯周病治療まで広く行う竹内泰子理事長とともに、スウェーデンスタイルの予防歯科を中心として、歯周病治療、定期検診、プラークコントロール、矯正治療を柱に診療を行っている。将来を見据えたメインテナンスを行う歯科衛生士も含めたチームアプローチを大切にしている両先生に、ライフワークとするスウェーデンスタイルの特徴および、日々の診療への想いを聞いた。
(取材日2019年2月15日)

予防歯科中心のスウェーデンスタイルの診療を提唱

スウェーデンスタイルの診療とはどういったものなのですか?

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【竹内理事長】スウェーデンで1968年頃から行われているという、患者中心型の予防歯科を視野に入れた歯科医療です。その50年以上の歴史に学び、私たちは早くからそれを実施してきました。スウェーデンスタイルには、大きく4つのポイントがあります。1つ目は定期検診、2つ目はプラークコントロール、3つ目は疾患の早期発見、そして、4つ目がフッ素の活用を重視することにあります。スウェーデンスタイルの治療は非常にスマートで効率の良いことが疾患羅患率や治療成功率で明らかにされています。しかし、日本では定期検診が根づいていない上、痛みがなければクリニックには行きたくないという人が圧倒的です。そこで、スウェーデンで行われているような歯科医療をもっとシンプルに提供できないかという想いでクリニックを開業しました。

なぜスウェーデンスタイルの診療を広めようと思ったのですか?

【竹内理事長】定期検診と聞いてもピンとこない人でも、歯周病という言葉にはなじみがあります。そこで、歯周病治療から定期検診へつなげる流れをつくったのです。日本では、予防歯科は敷居の高いイメージがあり、何もないのであればお金は使いたくないということから定期検診の受診率が低いのが現実です。また、歯を削って埋める、またはかぶせる治療の繰り返しで、挙げ句の果てには歯を失ってしまうという、悪循環を繰り返す臨床の現実は悩みの種でした。歯周病学を学び、治療や予防を適切に行えばそのようなことにはならないということをスウェーデンで学んでしまった以上は、ただ治療をしていく従来の歯科治療とは異なる方法があることを、少しでも多くの方に知っていただきたいという思いで開業に踏み切りました。

このクリニックでの歯科治療の特徴は何ですか?

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【岡本院長】虫歯の予防はフッ素、歯周病の予防は歯磨きが重要です。どちらが欠けても十分ではないので、当院ではプラークコントロールを徹底して行っています。そのため当院では、自由診療による処置を行っています。これは、予防処置は病気を治療するわけではないので保険適応ではないことと、歯周病治療についても、保険診療に沿ったマニュアルどおりの治療では、症状に適応した術式が選べない場合があるためです。歯周病の治療および矯正治療は、個人個人に合わせた診査診断のあと、適切な診療計画に基づいて診療を遂行していくことを日常の臨床としています。

自由診療だからできる時間をかけたプランニングを

日々の診療で大切にしていることはありますか?

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【竹内理事長】治療方法は今の時代1つではありません。新しい情報がたくさんあり選択肢が増えているので、目の前の患者さんに合った治療プログラムを作成しています。1人の患者さんに対して最低でも3〜4つの治療方法をプランニングができるのが特徴ですね。患者さんがこうしたい、それはいやだ、とおっしゃることにきちんと耳を傾けて、そこからいろいろな方法を選択し、話し合うことを重視しています。診断をして治療計画を立て、話し合いをするということに惜しみなく時間をかけられるのは、保険診療にはない自由診療の良さだと私は考えています。

どのような人にクリニックを受診してほしいですか?

【竹内理事長】歯周病と言われたけれど治療を受けていない人、歯周病で歯を抜かなくてはいけないと言われた人のサポートをしたいですね。
【岡本院長】私たちの考え方や提供した情報、診断について納得して、治療に協力してくれる人と一緒に歩んでいきたいと思います。
【竹内理事長】岡本先生のおっしゃるように、歯周病は歯科医師や歯科衛生士だけで治すのではなく、患者さん自身の果たす役割が大きいと考えています。ですから、患者さん自身によくなりたいという気持ちがあることが大事。そこを理解して患者さんとの二人三脚で治療にあたれるかどうかがポイントですね。お任せではなく一緒に歩んでいく。定期検診は寄り添うことと、少しでも歯の状況を良くしていくためのお手伝いすることを心がけています。

患者さんに接する際に気をつけていることはありますか?

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【竹内理事長】とにかく患者さん自身に自分のお口の状態を知っていただくことです。できるだけたくさんの情報を提供し質問にお答えしています。インフォームドコンセントということで、とにかくサインや同意書を求めがちですが、私たちはその前の過程を大切にしたいと思っています。
【岡本先生】歯科医師になって50年ほどになりますが、若い頃は経験不足、知識不足のため多くの失敗もしました。今でもふとその時のことを思い出すと心が暗く、そして悲しくなります。そこで思うのは、ベストを尽くして治療をしても思い通りにいかないことはもちろんある。ベストを尽くしても失敗することがあるのだから、結局はさらにベストを尽くすということです。いい加減な治療をして失敗したら心のダメージはとても大きいですから。とにかくベストを尽くすのみです。

お互いを尊重し合うチームアプローチを実践

診断に迷うときや見解が分かれたときはどうされるのですか?

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【岡本先生】その場合は、納得いくまでディスカッションを行います。診療方針に自分の個性が出たり、得意な治療の流れが反映されたりしますから、それが患者さんの利益になるかを話し合います。患者さんの前で行うこともありますね。経験が少ないと判断に迷うことも多々あります。われわれはそうやってディスカッションを深めることで、さらに良い診療方針を見つけ出そうと努力しあっているのです。
【竹内先生】それも患者さんのためですからね。最終的に選ぶのは患者さんですが、いろいろな考え方があることも知っていただきたいのです。私たち2人ももちろんですが、専門家である歯科衛生士も含めて私たちはチームアプローチを重視しています。岡本先生も私も歯科衛生士も歯科医療を通じ、患者さんに寄り添い、そして患者さんの将来を見据えた介入を心がけています。

今後、積極的に取り組みたいことはありますか?

【竹内理事長】歯周病治療をメインにスタートした当院ですが、日本人のほとんどが矯正治療を受けるチャンスがないままに高齢化していくことから、歯並びを少しでも磨きやすい状態に改善していただきたいということで、矯正治療を取り入れています。これは決して見た目の美しさを追求するのではなく、あくまでも健康のための矯正治療です。多くの方に、まだ大丈夫ですよ、いくつになっても矯正治療は受けられますよということを知っていただきたいですね。当院では、歯周病で歯並びがガタガタになってしまった方や、年齢とともに変わってしまった歯並びを一度整えるために、ストレスの少ないマウスピース型装置を用いた矯正に力を入れています。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

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【岡本院長】若い歯科の先生にお伝えしたいことですが、ぜひ歯周病に精通する良い指導者に出会って、予防を中心とした歯科医療を学んでください。
【竹内理事長】当院の主な特徴はプラークコントロールに注力しているということです。私たちは早期にその有用性に着目し、取り組み続けてきました。歯周病が重症化してしまった場合でも進行を食い止めることができると考えています。歯周治療、定期検診、プラークコントロール、矯正治療を大きな柱とする歯科医療を提供し、歯周治療と予防を身近なものにしたい、それが当院のポリシーです。

自由診療費用の目安

自由診療とは

マウスピース型装置を用いた矯正/40万円~
プラークコントロール/1万5000円
歯周病治療/1万5000円~

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