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林 準治 院長の独自取材記事

リーフ歯科

(中央区/馬喰町駅)

最終更新日:2023/04/05

林準治院長 リーフ歯科 main

馬喰横山駅から歩いてすぐの場所にあるビルの6階に、2023年2月に移転した「リーフ歯科」。院内にはCTや患部を5~30倍に拡大できるマイクロスコープ、口の中を3Dで映し出せる口腔内スキャナーなど充実した設備をそろえる。院長の林準治先生は、それらの機器を用いて歯科診療のデジタル化を進めている。治療前、治療中、治療後の口腔内を撮影することで今後起こり得る問題を可視化し、治療の際には患者の負担とリスクを軽減できるよう処置に努める。対応する治療内容は虫歯治療、根管治療のほか、インプラント治療、矯正歯科、メンテナンスと幅広い。「記録を残すことで治療に対して責任を持ちたい」と語る院長に、口腔内を撮影する理由や、治療のこだわり、今後の展望など話を聞いた。

(取材日2023年1月30日/情報更新日2023年3月30日)

治療の精度を高めるために歯科診療のデジタル化に邁進

2023年2月に馬喰町に移転されたそうですね。

林準治院長 リーフ歯科1

当院は2001年に茅場町に開業し、2014年に兜町に移り、2023年2月に馬喰町に移転しました。もともと診療ユニットは2つだったのですが、最初の移転でユニット数を増やして、マイクロスコープやCT、口の中を3Dで撮影できる口腔内スキャナーなどを導入しました。今回の移転では規模はそのままですが、マイクロスコープを新しくして診療室のモニターを大きくします。院内は、診療室は清潔感を持たせて、受付は落ち着く内装にしています。もう一人の歯科医師は私の兄ですし、明るいスタッフばかりですので、和やかな雰囲気の中で治療を受けていただけると思います。

デジタル機器など設備にもこだわっているようですが。

今後必要となる設備は積極的に導入して、歯科診療のデジタル化を進めています。東京医科歯科大学と東京工業大学が統合するというニュースを見た方もいると思いますが、歯科は今後工業化が進む分野だと考えているんです。歯科の工業化というと、例えば口腔内スキャナーでお口の中を撮影して3D化し、CTの画像とコンピュータ上で合成することで、頭の位置に対してどこに歯や骨があるかを明確化します。それによって治療がより適切に効率良くできるようになると思うんです。また結果的に患者さんの治療時の負担とリスクの軽減にもつながると思います。歯の詰め物などの作成も、石膏を作るような型採りではなく、口腔内の3D画像を技工所に直接データとして送るという方法になります。アナログの型採りを行うこともありますが、デジタルのメリットも診療に生かしていきたいですね。

こちらのクリニックの診療方針を教えてください。

林準治院長 リーフ歯科2

歯科のデジタル化は診療の大きな柱としていますが、もう一つ力を入れているのは写真を撮ることです。当院では治療前、治療中、治療後のお口の中を撮影して記録を残します。その際、口を大きく広げる手間がないペン型のデジタルカメラや三次元的に歯の状態を撮って保存できる口腔内スキャナー、CTを用います。撮影をしたデータの蓄積によって、今後どのような問題が起こり得るかの予想につなげることに加え、治療をしなかった部分の経過観察がしやすくなります。例えば、治療をせずに様子を見ることにした歯が、しっかりと歯磨きしていたおかげで数年たっても状況が変わらないケースもあります。治療で削ってしまうと虫歯のリスクを広げる可能性もありますので、写真を撮ってフッ素を塗布して経過観察をするという方法があることも患者さんに知っていただきたいですね。また、記録を残すことで治療に対して私自身が責任を持ちたいという想いもあります。

インプラント治療やメンテナンスにデジタル技術を活用

先生が得意とする治療はありますか?

林準治院長 リーフ歯科3

得意というほどではないかもしれませんが、マイクロスコープを用いた根の治療はしっかりと対応させていただきます。また、歯科治療において大前提である虫歯も得意としている治療かもしれません。それ以外ですと、噛み合わせや歯ぎしりの治療にも力を入れています。歯ぎしりは気づかないうちにしている方も多く、朝起きると顎が疲れている、奥歯に突然虫歯ができる、その周りの歯茎が腫れるなどの症状がある方は、歯ぎしりで負荷がかかっている可能性が高いです。今の時代、歯を磨かないことが原因で虫歯になる人はほとんどおらず、噛み合わせの問題や歯ぎしりによって奥歯に力がかかって亀裂が入り、虫歯になるという方が結構いらっしゃるんです。歯ぎしりに対しては、必要に応じてマウスピースを作って調整を図ります。

インプラント治療や矯正歯科にも対応されているそうですね。

インプラント治療もデジタル技術を用いることで、メスを使わず小さい穴を開けて埋入するという侵襲の少ない方法で行います。医科の手術でいうと、開腹手術ではなく小さい穴から行う腹腔鏡手術のようなイメージです。小さい穴からアプローチするので、当日の縫合もなく歯茎を剥がさないので腫れにくく、手術自体も早く終わることが望めます。データをもとに作られたマウスピースのようなガイドを当てて行うので、術後の回復も早いことが期待できます。矯正歯科は矯正を専門としている先生が来てくれています。スタンダードなワイヤーの矯正から、マウスピース型装置を用いた矯正なども行っています。

メンテナンスではどのような点にこだわっていますか?

林準治院長 リーフ歯科4

通常のメンテナンスとあわせて、長期にわたって通院が必要な方には口腔内スキャナーを用いて口腔内の記録を取ります。CTでは映らない歯茎の状態も口腔内スキャナーでしたら写し出せますので、以前のデータと重ねて削れてきた部分、膨らんできた部分などを見つけます。それにより問題がわかれば早期に対処につなげます。口腔内スキャナーを用いたメンテナンスは、今はまだ頻度が低いですが、今後効率的に活用する方法を見つけて広く取り入れていきたいと考えています。

患者と歯科医師、双方が「治したい」と想うことが大事

先生が診療の際に心がけていることを教えてください。

林準治院長 リーフ歯科5

患者さんとコミュニケーションを取ってお話をすることを大事にしています。そして、僕ら歯科医師が治すだけではなく、患者さんにも治したいという気持ちを持っていただきたいです。患者さんと歯科医師、双方が同じように治したいという想いを持つことが重要だと考えています。治療してくれればいいよというような方とは治療がうまく進まないと思います。ただ、患者さんが治したいという気持ちがあるのなら、僕らは努力をしてしっかりとそれに応えていきます。

もともと先生はなぜ歯科医師をめざされたのですか?

進路に悩んでいたときに、歯科医師の父から「歯医者でもいいぞ」と言われたのがきっかけで、東京歯科大学に入学して、歯科医師の道に進み始めました。実際に歯科治療を学んでいくと非常に面白くなってきまして、写真を見て原因を追究するという推理のような治療に惹かれました。エックス線写真という証拠があって、患者さんからの証言があって、ズバッと名探偵のように解決に導く。そして、感謝していただけたらありがたく、やりがいにつながりますね。

最後に今後の展望、読者へのメッセージをお聞かせください。

林準治院長 リーフ歯科6

歯科治療のデジタル化を進めるとともに、医療連携も強めていきたいと考えています。虫歯が多い方に歯を磨いてくださいねという時代は終わり、なぜ虫歯が多いのかバックボーンを見つけていく時代になっています。摂食障害に陥っていて酸蝕歯が原因で虫歯になりやすかったり、糖尿病や薬の副作用で歯周病になりやすかったり、根本を見つけなければ解決にはつながりません。そのためには、内科などとの連携が必要です。今後地域に必要となる医療連携に力を入れていきたいですね。また、皆さんにお伝えしたいのは、エックス線やデジタルカメラなどでしっかりとお口の中の写真を撮ってくれるクリニックに通ってほしいということです。当院でなくても通いやすいクリニックでいいんです。写真を撮ることで、治療を責任持って確認する先生だとわかるでしょう。クリニックを見つける一つの目安にしていただきたいと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/41万8000円~(1本)、ワイヤー矯正(抜歯あり)/88万円~、マウスピース型装置を用いた矯正/93万5000円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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