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青あざ・赤あざ・アレルギー性鼻炎
保険で受けられるレーザー治療

日本橋Fレーザークリニック

(中央区/日本橋駅)

最終更新日:2025/12/10

日本橋Fレーザークリニック 青あざ・赤あざ・アレルギー性鼻炎 保険で受けられるレーザー治療 日本橋Fレーザークリニック 青あざ・赤あざ・アレルギー性鼻炎 保険で受けられるレーザー治療
  • 保険診療

レーザー治療と一口に言っても、その種類はさまざまだ。「日本橋Fレーザークリニック」の藤井俊史院長によると、医療用レーザーには、アレキサンドライトレーザー、色素レーザー、炭酸ガスレーザー、ダイオードレーザー、YAGレーザーなどさまざまな種類の波長のレーザーがあり、同院では必要に応じて複数のレーザーを組み合わせ、Qスイッチやロングパルスといった多様な発振様式やアプローチで症状の改善をめざす。レーザー治療は、自費診療のイメージが強いが、症状によっては保険が適用される。ただし、使用レーザーによって回数に制限があるほか、侵襲の度合いも異なる。皮膚疾患やレーザー機器に関する専門知識を持ち、複数のレーザーを使い分けて治療を行う藤井院長に、保険診療で受けられるレーザー治療について解説してもらった。

(取材日2025年11月5日)

検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!

Q保険診療ではどのようなレーザー治療が受けられますか?
A

青あざ、赤あざ、茶あざ、アレルギー性鼻炎のレーザー治療が保険適用となります。ただし回数に制限があり、異所性蒙古斑や太田母斑に代表される青あざの場合、Qスイッチルビーレーザーによる治療は保険内で5回まで。しかし、当院で使用しているピコアレキサンドライトレーザーは回数制限がありません。そのほか、血管腫とも呼ばれる赤あざには色素レーザーを用います。アレルギー性鼻炎に対しては、もともと炭酸ガスレーザーが使われていましたが、治療時間や治療後の痛みなどの問題点がありました。その問題をクリアしたのがYAGレーザーやダイオードレーザーです。

Qレーザー治療を受ける適切な年齢や時期はありますか?
A

あざのレーザー治療は、首が座ったばかりの赤ちゃんからご高齢の方までどなたでも受けられます。赤ちゃんのあざが成長後にも目立つ可能性があり、いずれ治療をお考えならば、できれば3歳くらいまでに受けるのが望ましいです。それ以上の年齢になると「痛かった」など嫌な記憶が残ってしまい、治療に対するトラウマになってしまう可能性があります。3歳を過ぎたら本人が治療を希望する年齢になってから受けるのがお勧めです。また、アレルギー性鼻炎に対するレーザー治療のベストタイミングは、症状の出る前ですが、基本的にはいつでも可能です。シーズンが来て鼻の粘膜が炎症を起こす前に、毎年の予防として受けるという方も多いです。

Q治療前後の注意点があれば教えてください。
A

あざのレーザー治療を受ける前は、日焼けに気をつけてください。「夏にレーザー治療を受けてはいけないのでは?」と心配される方もいるのですが、日焼けさえ気をつけてもらえれば問題ありません。治療後の2日間は飲酒や入浴の制限がありますが、問題がなければその後は塗り薬などでフォローアップをしながら経過を見ていきます。鼻炎のレーザー治療は、先ほども挙げた、症状の出る前のタイミングが一番痛みが少なく治療ができます。それ以外の事前準備は必要ありませんが、術後の飲酒や運動は鼻の状態を悪化させてしまうので要注意。たった1日2日の制限ですから、軽く考えてお酒を飲んだりしないようにしましょう。

検診・治療START!ステップで紹介します

1問診票への記入
日本橋Fレーザークリニック 問診票への記入

予約後に初めて来院した際は、問診票に記入。記入項目は治療の内容により多少異なるが、いつから・どこに・どのような症状があるか、過去の通院歴や病歴、アレルギーの有無など。記入後に診察室に移動し、この内容を掘り下げるかたちで医師がカウンセリングを行う。

2医師によるカウンセリング
日本橋Fレーザークリニック 医師によるカウンセリング

あざや鼻粘膜などの状態を医師が確認し、レーザー治療の必要があるかどうかを診断。レーザーの当て方を決定するために触診も行う。また、このタイミングで治療期間や治療費の説明も行われ、患者と一緒に治療法を決めていく。同院では必ず看護師も同席して一緒に内容を聞いてくれるので安心だ。

3レーザー治療前の準備
日本橋Fレーザークリニック レーザー治療前の準備

医師よりレーザー治療のメリットやデメリットなどを説明。納得できればレーザー治療専用の部屋へ移動する。レーザーを当てる箇所に印をつけ、医師と患者が一緒に確認し、照射をスタート。あざの治療時間は範囲によって異なり、照射が広範囲に及ぶ場合は事前にシールやクリームによる麻酔をかけることもある。なお、鼻炎の治療ではスプレー式の麻酔を使用する。

4症状に合わせた低侵襲なレーザー治療
日本橋Fレーザークリニック 症状に合わせた低侵襲なレーザー治療

青あざにはピコアレキサンドライトレーザー、赤あざには色素レーザー、アレルギー性鼻炎にはダイオードレーザーなど、症状によって組み合わせるレーザーの種類や当てる時間、当て方を変えていく。経験豊富な藤井院長ならではの治療法だ。アレルギー性鼻炎に対しては炭酸ガスレーザーを用いるクリニックも多いが、同院ではダイオードレーザーを使用することで、侵襲の少ないレーザー治療を可能にしている。

5術後の経過観察
日本橋Fレーザークリニック 術後の経過観察

あざの治療では複数回の照射が必要になることが多い。塗り薬などでフォローアップを行いながら、1週間後、1ヵ月後、その後は月に1度を目安に経過を見ていく。鼻炎の治療では、1ヵ月後の受診で問題がなければ治療は終了となる。アレルギー性鼻炎の患者は特定の季節に症状が悪化するため、症状緩和のためには、毎年その症状が出る前を目安にレーザー治療を受けるのが望ましい。

ドクターからのメッセージ

藤井 俊史院長

「レーザー治療」というと自費診療のイメージがあるかもしれませんが、今回ご紹介したとおり、あざやアレルギー性鼻炎は保険適用内での治療が可能です。以前は自費診療でしか治療できなかったものの扱いが変わった疾患もありますね。アレルギー性鼻炎のレーザー治療の選択肢も増えており、当院では従来の炭酸ガスレーザーではなくダイオードレーザーを使用しています。これまで治療を諦めていた方、過去に大変な思いをされた方も一度ご相談ください。治療前にはデメリットやリスクもきちんと説明しますし、治療が必要ない場合はしっかりとお伝えします。料金や治療回数も初診で明確にしていますので、安心してご来院ください。

藤井 俊史院長 日本橋Fレーザークリニック
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