口腔だけでなく、全身の健康を
視野に入れた噛み合わせ治療
レナデンタルクリニック
(中央区/銀座駅)
最終更新日:2025/08/20


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噛み合わせの悪さとは、上下の歯が本来あるべき位置からずれてしまい、正しく噛み合っていない状態を指す。この状態が長く続くと特定の歯に負担がかかり、歯が欠けたりヒビが入ったりするリスクが高まるほか、顎関節症や慢性的な肩凝り・頭痛など全身の不調につながることもあるという。銀座駅から徒歩3分の立地にある「レナデンタルクリニック」では、口腔全体の健康が全身の健康に寄与するという考えのもと、全身のバランスを考慮した噛み合わせ治療に注力。さらに、小児を対象とした「口腔育成プログラム」を導入し、将来的な歯並びや噛み合わせの問題を予防する取り組みも行っている。井上玲奈院長に、噛み合わせの乱れが全身の健康に及ぼす影響や検査・治療方法、噛み合わせを悪化させない対策などを聞いた。
(取材日2025年2月27日)
目次
小児の口腔育成にも注力。全身のバランスを考慮した噛み合わせ治療で口腔と体の健康をサポート
- Q噛み合わせの悪さは体にどのような影響を与えるのでしょうか?
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A
▲噛み合わせのずれは、体の軸のゆがみにつながるという
噛み合わせがずれていると噛みしめ・歯ぎしりを指すブラキシズムが増え、歯や歯肉を傷める原因になります。また、舌の位置が不安定になり、口呼吸が増えて口腔や喉が乾燥し、むし歯や歯周病のリスクが高まることもあります。さらに、噛み合わせの悪さによって顎の位置がずれることもあるでしょう。その結果、体はバランスを取ろうとして姿勢が崩れ、首や肩、腰に負担がかかり、頭痛、肩凝り、腰痛など全身の不調につながることもあります。定期検診で指摘されるまで、噛み合わせがずれていることに気づかない方も多いですが、鏡を見て「顎が曲がっている」「前歯がずれている」と感じたら、一度歯科医院で相談することをお勧めします。
- Q噛み合わせのずれはどう判断するのですか?
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A
▲咬合器で立体的に噛み合わせのずれを診て、治療法を見つける
口腔内の画像や歯型などをもとにずれを確認し、検査をして顎や歯の適切な位置を探ります。当院では、まず患者さんがどのような不調・悩みをお持ちなのか、じっくり伺い、その訴えから不調の原因が噛み合わせのずれにあるのかどうかを判断します。次に、どのようにずれているからどんな治療が必要かを知るため詳しく検査します。上下の歯型を採り、一般的なエックス線画像検査や、矯正治療で用いる詳細なエックス線画像検査を行います。その後、患者さんの歯型を使って、噛み合わせを再現する咬合器で立体的に噛み合わせのずれを診て、治療の方向性を決めていきます。もちろん咬合器は患者さんにも見ていただき、治療についてのご希望も伺います。
- Qどのような方法で噛み合わせにアプローチしていきますか?
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A
▲方法の一つとして、マウスピース型装置を取り入れている
歯の欠損が原因でずれている場合は、入れ歯などで前後左右のバランスを整えて、しっかり噛めるようにすることをめざします。また、乱れた歯列が問題なら矯正治療を行い、適切な並びになるよう歯の調整を図り口腔内を本来あるべき形に戻すことが大切です。きれいに並んでいる歯は、上下の歯が適切に噛み合わさってバランス良く噛むことができます。歯並びの乱れを改善することが、噛む機能の向上にもつながると考えています。また、子どものうちに噛み合わせを整えることで、子どもから大人へと体が成長していく過程で好影響が期待できると考えますので、お子さんに対しては口腔機能の成長を促す方法をご提案しています。
- Q小児口腔育成を重視されるのはなぜでしょうか?
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A
▲子どもの口腔機能の発達の重要性は、まだまだ知られていない
18歳未満で先天性の障害がないにもかかわらず、食べる・話す・呼吸するなどの口腔機能が十分に発達していない状態を「口腔機能発達不全症」といいます。代表的なのが、唇の力が弱く口が開いたままになる「お口ポカン」です。また、舌の正しい位置は上顎についた状態ですが、口が開いていると舌の位置が下がり口呼吸になり、無意識に舌で歯を押して出っ歯や受け口になってしまうことも。一方、見た目は整っていても上の歯が下の歯を深く覆う「過蓋咬合」も問題です。小児期から口腔機能を育てることは歯並びや咬合へのアプローチだけでなく、口呼吸や姿勢の改善にもつながり呼吸もスムーズにし、体や脳にもいい影響が期待できると考えています。
- Q口腔育成は家庭でもできるのでしょうか?
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A
▲口の周りの筋肉を鍛えるアドバイスも積極的に行っている
例えば口を閉じたまま舌をぐるぐる回す舌の体操や、口周りの筋肉を鍛える「あいうべ体操」など、家庭でも簡単にできる口腔トレーニングがあります。こうしたトレーニングは小児の口腔機能の発達だけでなく、大人のエイジングケアや高齢者の嚥下機能の維持にも役立ちます。近年、口腔機能の衰えは「オーラルフレイル」と呼ばれ、むせる・食べこぼすなどの軽微な衰えを放置すると、やがて全身の機能低下や要介護につながるリスクが高まることが指摘されています。毎日を自分らしく、笑顔で過ごすためには、口腔機能の維持・向上がとても大切です。お子さんからご高齢の方まで世代を問わず、皆さん一緒に取り組んではいかがでしょうか。
自由診療費用の目安
自由診療とは噛み合わせ審査(口腔全体)/3万3000円、歯列矯正/(部分)33万円~、歯列矯正(全体)/121万円~、マウスピース型装置を用いた矯正(成人)/33万円~、小児口腔育成/11万円~
※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。