藤島歯科診療所

藤島歯科診療所

藤島 明 院長

27812

荻窪駅から住宅街のなかをしばらく歩くと、大きな一軒家が見えてくる。藤島明院長の自宅の1階を歯科医院として開業した「藤島歯科診療所」。診療所のなかに入ると、予想以上に広々としたロビーに驚かされた。HPI(ヒューマンパフォーマンス研究所)グループが提唱するビーチシステムを採用した診療所内は、患者と歯科医師の双方が快適に過ごせる診療空間を実現。患者がリラックスして治療を受けられるようにチェアではなく、フラットユニットを配した診療スペースは、歯科医院とは思えない落ち着きのある空間となっている。ユニットの周りには歯科医師とアシスタントが効率よく動けるように椅子や治療器具が配備され、無駄のない診療ができるように計算されている。そんなビーチシステムの話題から始まった今回の取材。診療方針からブラッシング法、そして趣味の話に至るまで、長時間にも関わらず、藤島院長は最後まで丁寧にお話くださった。
(取材日2013年1月17日)

水平位診療で患者への負担が少ない治療を提供

―歯科医師をめざしたきっかけ教えてください。

父親が眼科の開業医だったので、幼い頃から医療の道に進むことはなんとなく考えていました。医師の中でも歯科医師を志したのは、歯周病などの口腔外科に興味があったからです。ですから、高校卒業後は歯科医師をめざして日本歯科大学に進学しました。大学では正直なところ、あまり熱心に勉強しなかったですね(笑)。でも、口腔外科の分野には引き続き興味があったので、卒業後は歯周病治療の臨床経験を積むために東京慈恵会医科大学の付属病院に入局しました。同院には約10年間在籍したのですが、その間に口腔解剖学を熱心に学び、母校である日本歯科大学から声がかかって、口腔解剖学の講師を務めるようにもなりました。今でも日本歯科大学での講義は続けています。

―開業までの経緯を教えてください。

開業は東京慈恵会医科大学に入局した当初から考えていました。開業するなら地元でと思っていたので、場所は今のところとは違うのですが、1983年に荻窪で開業しました。こちらに移ってもう6年ぐらいですね。開業するにあたって影響を受けたのが、HPIグループの治療方針です。HPIグループは、WHO顧問も務めたDr. ダリル・R・ビーチ先生の考え方に基づき、より良い歯科医療を研究する団体です。東京慈恵会医科大学にいた頃はさまざまな講習会や勉強会に参加していたのですが、そのなかの一つにHPIグループの講習会があり、そこでビーチシステムに出会ったんです。当院では現在も、HPIの治療方針に基づいたビーチシステムによる治療を行っています。

―ビーチシステムとはどのようなものですか?

ビーチシステムとは、Dr.ダリル・レイモンド・ビーチが提唱した歯科診療システムです。患者さんが治療を受ける上でもっとも楽な受診体位であるフラットなユニットによる水平位診療が基本で、必ず4ハンド、つまりアシスタントをつけて治療を施します。また、診療所内の配置も効率がいい治療が施せるようにすべて考えられて設計されています。日本らしい落ち着いた雰囲気を出すためか、パーティションには障子が一部取り入れられているんですよ。しかし、ビーチシステムで治療効果をあげるにはアシスタントがしっかりとサポートできる技術が必要になります。そのため、最近では歯科医師のなかでもビーチシステムを採用している方は少なくなってきましたね。私も初めの頃はずいぶん戸惑いましたが、HPIの講習会で意見を交換しながら練習を重ね、少しずつ慣れていきました。今では普通のチェアユニットで治療するほうが難しいと思います。初診の方には驚かれますが、患者さんにはリラックスできると好評なんですよ。



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