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岡村 浩人 院長の独自取材記事

ヒロデンタルオフィス

(千代田区/市ヶ谷駅)

最終更新日:2024/03/05

岡村浩人院長 ヒロデンタルオフィス main

「ヒロデンタルオフィス」は、市ヶ谷駅が最寄りの靖国通り沿いにある。豊島区要町で16年間、中野で13年間診療を続け、遠方から通う患者も通いやすいようにと2022年に現在の地へ移転した。院長の岡村浩人先生は早くからインプラント治療に取り組み、後進の育成にも従事してきた豊富な経験と実績を持つインプラント治療のスペシャリストだ。インプラント治療のセカンドオピニオンとしても活用している。さらに40代で医学部大学院へ進み、血液に関する博士号を取得。歯科治療だけに捉われず、広い視点を持って患者の健康管理にあたっている。専門性の高い技術や、妥協のない丁寧な治療に努めていることはもちろん、一言交わすだけで伝わってくる、岡村院長の優しく温かい人柄が大きな魅力。そんな岡村院長に、治療への想いをたっぷりと聞いた。

(取材日2023年12月22日)

クチコミと紹介で患者が集まる、長く愛される歯科医院

市ヶ谷に移転されたご経緯を教えていただけますか?

岡村浩人院長 ヒロデンタルオフィス1

豊島区要町で16年間、中野で13年間診療を続け、2022年に市ヶ谷へ移転しました。紹介やクチコミで全国各地から患者さんにいらしていただいています。首都圏以外から通ってくださる遠方の患者さんも非常に多いので、高速バスや東京駅を利用される際のアクセスの良さが、場所の決め手となりました。当院が入っているビルは靖国神社のすぐそばにあり、靖国通りに面しています。都心でありながら静かで落ち着いた街の雰囲気も気に入ったポイントですね。当院はインプラント治療を希望して来られる患者さんが多く、長く通ってくださる患者さんが多いです。また、遠方から当院にご相談にいらっしゃる患者さんも多いですね。

インプラントに力を入れるようになった理由は何ですか?

岡村浩人院長 ヒロデンタルオフィス2

大学6年生の時、スウェーデンから帰ってきたばかりの有名な先生のインプラント手術に立ち合う機会がありました。当時はインプラントが知られていない時代でしたし、それまでにないまったく新しい治療方法だったので衝撃的でしたね。また、悪くなってしまった噛み合わせを整え、口の調和を維持するために効果的な手法だと感じました。インプラント治療は、歯を失ったことで受ける残った歯への負担軽減が図れるため、口腔機能を安定させることにつながります。これまでのインプラント埋入の経験からも、患者さん一人一人に合った噛み合わせを保ち続けることが期待できると実感しています。とても早いタイミングでインプラントに出会えたことが良かったなと思っています。

どのような年齢層の患者さんが多くいらっしゃっていますか?

小さなお子さんから高齢者まで、幅広くいらっしゃいます。お子さんの場合は、お母さんが来院してクリニックや僕のことを知っているため、安心して連れてきてくださいます。他院では怖がっていたお子さんでも、僕のことを信頼してくれることがあり、その後ママ友やそのお子さんを紹介して来ていただいたりしています。中には待合室で私の似顔絵を描いてくれたお子さんもいました。お子さんだけでなくすべての患者さんに当てはまることですが、診療後に笑顔で帰ってくださるとやはりうれしいですね。痛くないように、表面麻酔などもしながら処置を行うことはもちろんですが、やはり笑顔で接することを大切にしています。興味があることを事前に聞いておいて、会話をして気をそらしながら、知らず知らずのうちに終わっていたと感じられるような治療に努めています。

「来た時より良い状態にして帰すこと」をモットーに

こちらの歯科医院の特徴を教えていただけますか?

岡村浩人院長 ヒロデンタルオフィス3

歯型を採る、歯のクリーニングをするにしても、口腔内の処置を行う際は、歯科衛生士さんを頼らず、私自身が行うようにしています。口の中を見たらどの患者さんかわかるように、なおかつ今までの状態をすべてインプットしておけるよう心がけています。その上で、お困りのことと「どうしてほしいか」を伺い、そのための処置の解説を行って、費用について説明します。そして将来的に口腔内がどのようにあってほしいかという目標をお話ししながら診療にあたっていきます。診療時間は大体1人1時間。枠の中でできる限りのことを行います。過去に他院などで行われた治療でも、不具合があれば細かな部分も対応することが大切だと思っていますし、患者さんにも喜んでいただけるよう努めています。流れ作業のような処置はせず「来た時より良い状態にして帰すこと」がモットーです。

院長は治療において、どういったことを重視されているのでしょうか。

口腔内の健康は全身の健康にも関わってきますので、お口の中全体の調和を重視しており、診療の際はしっかりと噛み合わせの状態をチェックします。噛み合わせに不具合があると、歯周病や虫歯をはじめとする、さまざまな病気を招く元となる恐れがあるのです。永続的に歯を残し、健康でいるためには、その人にとって理想的な噛み合わせにすることが大切です。そのために、歯が欠損した場合にはインプラント治療が有用だと思っています。ですが顎の関節の軟骨の変形など体は変化していくため、つくられた噛み合わせは一生正しいわけではありません。ずれた状態のままだと損傷が起きたり、差し歯が割れてしまうケースもあります。より一層周囲になじむ形での噛み合わせの調整が必要ですね。また、患者さんは周囲からの見られ方も気にするため、患者さんの思いをくみ取って調整できる歯科医師でないといけないと思っています。

インプラント治療の技術はどのようにして磨かれてきたのですか?

岡村浩人院長 ヒロデンタルオフィス4

コロンビア大学やハーバード大学など、海外の大学で研鑽を積んできました。そこで先生方の熱い情熱や、真摯に向き合う姿、フィロソフィーに強く影響を受け、自分もこうあるべきだと心を動かされた経験でしたね。また、全身の健康を歯からつくり上げるという面で、患者さん一人ひとりの健康管理を考えた上で診断していくために、40代で医学部の大学院に入り、医学博士号を取得しました。例えば、血圧が高い方や、骨粗しょう症の方に「この薬を飲まれていますか?」と聞けるだけでも、患者さんの安心感につながると思うのです。今では、患者さんに健康診断の結果も持ってきていただき、注意すべき点へのアドバイスをしたり、歯科治療に反映させるようにしています。

インプラント治療のセカンドオピニオンとしての活用も

お忙しいとは思いますが、どのように気分転換をされていますか?

岡村浩人院長 ヒロデンタルオフィス5

多趣味でいろいろなことに興味を持っては、空いた時間などを活用して気分転換をしています。患者さんの趣味をお聞きしたら、それに関してだいたい深い話ができますね。リラックスして治療を受けていただくために、こういった会話も大切な要素の一つだと思っています。せっかく来院してくださったからには、来て良かったと感じてもらいたいですからね。患者さんとの会話も忘れないようにしており、10年前にこんな話しましたよね? お子さん何歳になりましたよね、とお話しするとびっくりされますが、喜んでもくださります。こういった治療以外の面でも、その人の幸せのお手伝いが少しでもできたらと思っています。

今後のご展望を伺えますでしょうか。

私は歯科医師として生きていくことしかできないので、ぶれることがないように、自己研鑽を続けていきたいです。昔とは違い、年を重ねて歩みも遅いですが、立ち止まらず、一歩一歩前へ。おごることなく、自分のスタイルを貫いていきたいと思います。また、最近では新しい医学の情報を取り入れて、高齢者の医療についても考えています。長年通ってくれている患者さんなど、糖尿病や高血圧といった全身疾患を抱えたり、年を取っても来てもらえるようにしたいですね。

最後に、読者の方々へメッセージをいただけますでしょうか。

岡村浩人院長 ヒロデンタルオフィス6

精一杯、患者さんの希望どおりの治療に努めます。歯科医師として「こう治したほうが良い」と考える場合があっても、患者さんそれぞれに経済的な問題、時間的な問題など、さまざまな事情があるはずです。その方に一番満足してもらえるような治療は何かをよく話し合って、目標に向かって一緒に治療を進めていきたいと思います。インプラントで困っている方は、私にお任せください。他の歯科医院で治療を受けた後、セカンドオピニオンとして当院を利用いただくことも可能です。アドバイスや適切な情報をお伝えできると思います。ぜひお気軽にご相談くださいね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/30万円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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