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小宮山 仁敬 院長、星山 菜穂子 先生の独自取材記事

FDOこみやま歯科

(中野区/鷺ノ宮駅)

最終更新日:2020/06/26

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西武新宿線鷺ノ宮駅から徒歩1分の場所に位置する「FDOこみやま歯科」は開業から20年ほどの歯科医院だ。小宮山仁敬院長が一貫して提供してきたのは未来を見据えた「予防型治療」。通常の治療が起きてしまった症状に対しての処置であるのに対し、予防型治療は症状の原因やリスクを取り除き、将来起こりうるトラブルを未然に防ぐことをめざした治療だ。小宮山院長が実践する「予防型治療」と込められた思いについて、院長と20年一緒に診療してきた星山菜穂子先生の2人に話を聞いた。
(取材日2020年3月13日)

将来を見据えた「予防型治療」

最近リニューアルなさったそうですね。

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【小宮山院長】2020年になって、2回に分けてリニューアルしました。まず1月末に器械類、 2月末に消毒コーナーのアップデートを図りました。このリニューアルで映像がデジタル化されたので、患者さんにご説明するときタブレット端末が使えるようになり、症状や治療法の説明などお話ししたことを印刷物にしてお渡しできるようになりました。これまでよりさらにわかりやすく濃い情報提供ができるようになったと思います。衛生管理も新しい滅菌機器を導入し、さらにスタッフが使いやすい配置にしました。作業時間の短縮にもなり、患者さんのメリットにつながっていると思います。

衛生管理について詳しく教えてください。

【小宮山院長】訪れる患者さんだけでなく、われわれスタッフも安全に診療を行うため、これまでも院内感染防止のための衛生管理には力を入れてきました。当院では、治療・うがいに使用している水はすべて次亜塩素酸水です。残留塩素濃度補正システムにより患者さんが口をすすぐ水を含めた治療ユニットの水を清潔に保っています。この次亜塩素酸水により新型コロナウイルスを含むほとんどの細菌・ウイルスなどを瞬時に除菌することが期待できます。空気清浄機は潜水艦内で用いられているような新鋭の機器を導入。オゾンを利用した空気清浄機を使用し、診療室内の空気を洗浄しています。さらに換気装置4台で十分な換気を行い、診療後の人のいない間にオゾンを用いて治療椅子、手すり、ドアノブ、床に至るまで除菌・洗浄しています。

こちらの特徴である「予防型治療」について教えてください。「予防歯科」とは違うのですか。

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【小宮山院長】予防の大切さや予防歯科という言葉は、最近当たり前のようにいわれています。ただ、虫歯や歯周病にならないよう日々の手入れに気を配ることだけが予防ではありません。口の中が悪くなった原因を排除し、口内の環境を変えて起こりうるトラブルを未然に防ぐことが「予防型治療」で、その意を込めて私たちは治療ではなく治療介入といっています。患者さんが初診でいらっしゃったとき、「痛い」や「噛めない」といった緊急度の高い患部には直ちに処置をします。そうではない部分、例えば慢性的な虫歯などについては、患者さんの年齢やお口の中がどのような状況なのかを把握し、今後を予測しながら治療介入時期を考えていきます。問診やエックス線写真を撮ったり、さまざまな検査をしたデータをもとにして何を優先すべきか考えるのです。一度介入した歯は、元には戻りませんから、総合的かつ長期的に診て判断し、患者さんに提案しています。

悪くなっているところをすぐ削るというわけではないのですね。

【小宮山院長】虫歯のできたところを削って埋めるなど、起きてしまった結果に対して何かしらの治療をするのが「処置型治療」。それに対して、時間軸を考慮に入れて未来を見据えつつ、今必要とされることをするのが「予防型治療」です。ですから当院では、緊急度の高い部位について応急措置を行った後、基本的な歯周治療を行います。歯肉からの出血が検査で認められなくなるまでが一区切りです。

保険診療と自費診療のバランスを取りながら診療を行う

そこで終わりではないのですね。

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【小宮山院長】その先が、一生続く「予防型治療」となります。例えば「今はこういう状態だけれど、何年後にはこうなるリスクが考えられるからこうしたほうが良い結果が得られる」と予測をする。一生お口の中の健康を維持しようと思ったら、どういった技術や素材を選べば良いのか。患者さんのライフステージやご事情なども伺いながら、いつどのような治療介入をしたら良いのかをご提案していきます。患者さんは処置型治療が治療のすべてだと思っていらっしゃることが多く、またそれが一生保つとお考えだったりします。そこのところをなるべく丁寧にわかりやすく情報提供をするのがわれわれの仕事です。もちろん、最終的にどういった判断をするのかは患者さんがお決めになることです。適切な判断をしていただくための考え方や情報をしっかりとご提供するのが私たちの務めです。

保険治療ではできないことも出てくるのでしょうか。

【小宮山院長】長期的な時間軸でとらえると、一生にわたって口腔機能を維持していくためには、素材選びなどで自費診療のものも必要ですよ、というお話はします。とはいえ、すべて自費診療というスタイルはとっていません。保険診療でできる部分は最大限利用していただき、必要な部分だけ自費診療でというのが一番合理的だと思っています。保険診療と自費診療のバランスをうまくとった、要は適正な歯科医療を提供することが大切なのです。
【星山先生】例えば、自費診療の素材にセラミックがあります。一般的にはセラミックは審美的なメリットが強調されていますが、そこではなくバイオフィルムが付着しにくく落としやすい、つまり虫歯や歯周病の発生リスクを低くできることが最大のメリット・特徴です。患者さんにご理解いただいた上で判断していただけるよう丁寧に説明しています。

患者さんとともに考え、治療を進めていくのですね。

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【小宮山院長】そのとおりです。患者さんとの信頼関係が大事ですから、すべて保険診療でとご希望の方にはその中でできる最善の方法を、相談しながらご提案しています。

継続したメインテナンスの重要性

基本的な歯周治療ではどのようなことを行うのですか?

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【小宮山院長】私たちの口の中には善玉悪玉含め、常にさまざまな菌が存在していますが、この常在菌のバランスが崩れ、虫歯や歯周病が発生しやすい状態になることをマイクロバイアルシフトといいます。この状態を改善しなければいくら処置をしても意味がありません。そこで、まずお口の中のバランスを元に戻すことが歯周治療の目的です。歯を舌でなめてみてください。ツルツルの部分とヌルヌルの部分があるはずです。簡単に言うと、このヌルヌルの部分を除去する作業だと考えてください。当院ではユニット4台のうち2台は歯科衛生士専用で、治療計画に基づいた歯科医師の指示のもと、じっくり時間をとって歯周治療を行っています。患者さんごとに歯科衛生士も担当制をとっているので、お口の状況を継続的に確認しながら施術しています。

歯周治療後に、また細菌のバランスが崩れたりしないのでしょうか。

【小宮山院長】歯周治療が終わった後も、定期的に歯科衛生士の行うスウェーデン式の歯周プロフェッショナルケアに通っていただき、お口の中の状態が保たれることをお勧めしています。ケアを行うだけでなく、唾液検査でリスクチェックを行います。何か変化があれば担当の衛生士から歯科医師にフィードバックされるので、必要になったその時その時で歯科医師が介入することができます。スウェーデン式の歯周プロフェッショナルケアは自費診療となります。

先生方が診療の際、大事にしているのはどのようなことですか。

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【星山先生】誠実さでしょうか。処置に対しても、患者さんに対しても、誠実でありたいと、日々診療に取り組んでいます。患者さんが自分の家族であっても誇れるような仕事をしていきたいですね。「健康な口は健康の入り口」ともいいます。実際きれいなお口の中にはインフルエンザを含め悪いウイルスも定着しにくいといわれています。全身の健康に貢献できる、良質な診療を心がけています。
【小宮山院長】清潔さです。院内の衛生環境はもちろん、自分の立ち居振る舞い、言葉遣い、すべて清潔でありたいと思っています。まず患者さんに信頼していただくことが第一歩ですから、第一印象は大事にしたいですね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

セラミッククラウン 13万2000円(税込)〜
部分矯正      11万円(税込)〜
歯科衛生士によるプロフェッショナルケア 初回 1万9800円(税込)〜

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