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勝 良武 院長の独自取材記事

かつ歯科医院

(台東区/南千住駅)

最終更新日:2021/04/05

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東京の下町、台東区日本堤にある「かつ歯科医院」を訪ねた。開業から20年以上たち、地元の人々と心を通わせるアットホームな同院は、勝良武院長をはじめとするスタッフの人柄と、適切な診療が地域に浸透している。勝院長は、保険内で最善の治療をめざし、予防・メンテナンス、入れ歯の治療や調整、虫歯治療、親知らずの抜歯など幅広い診療に対応。急患や重症者も受け入れている。患者の希望に沿うためにコミュニケーションを重視し、十分な説明をした上で診療に入る。そんな勝院長に、診療内容や患者との関係、プライベートのことなどを聞いた。
(取材日2018年6月27日/再取材日2021年2月16日 )

地域の一次診療を担う、かかりつけの歯科医師

歯科医師を志したきっかけ、また開業医になられた経緯を教えてください。

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幼い頃、外科の医師が主人公の漫画を読み、かっこいいと思ったのがきっかけで医療に関する仕事に興味を持ち始めました。やはり、人の役に立てる仕事は格好いいと思ったんです。進学した長崎大学ではテニス部に入り、そのほかにもウインドサーフィンのサークルをつくって、友人とよく遊んでいました。卒業後は、勤務医として多摩地方の住宅街の駅ビルの歯科医院に勤め、1995年にここに開業となったわけです。開業に踏み切ったのは、自分がやりたいことをできることが大きな理由の一つですね。

開業から20年以上、最近はどのような診療が多いでしょうか?

患者さんの割合は、予防と治療で1対2くらい。年齢層は40〜50代の方や高齢者の方が多く、入れ歯の治療や調整、親知らずの抜歯、虫歯治療など幅広く対応しています。ここ最近は、メンテンスに来られる方がすごく増えました。「悪くなってから治す」のではなく、「悪くなる前に予防する」という考えが浸透してきているんだと思います。皆さん美容院に行く感覚で、月に一度、歯のメンテナンスに来られます。ここ10年くらい、患者さんに予防の大切さをお伝えしてきているので、僕が言ったことに賛同してくれる患者さんが増えてきているんじゃないでしょうか。この地域はご高齢の方が多いので、「できるだけ自分の歯を残したい」という思いもあるんでしょうね。

感染症対策についてはどのようにしていますか?

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前提として、新型コロナウイルスが流行する前から、当院では滅菌や消毒など衛生環境には力を入れてきました。例えば、治療の際の飛び散りを防ぐため、口元で吸い取る口腔バキュームを使っていますし、治療室には換気対策としてオゾン発生器を導入しています。また、治療台に関しても、毎回エタノールで拭いてから次の患者さんをお迎えするようにするなど、スタッフと協力して細かいところまで意識を向けています。

患者さんとの関係はいかがでしょうか?

皆さん優しくて、気さくな方ばかりです。ご高齢の患者さんも多いので、私やスタッフと話をするために来院しているような方もいますよ(笑)。患者さんが「これ食べてね」なんてお昼ごはんを持ってきてくれたり。当院はやたら、頂き物が多いんです。診療時間が開いた時に外へ出て立っていると、次々に地域の方から話しかけてもらえますし、そういう部分がこの地域の人たちの好きなところですね。当院に長く通ってくださっている方が多く、中でもご高齢の患者さんが多いのですが、クチコミで広まっていっているように思います。この辺りは子どもの数は少ないですが、開業当時小学生だったお子さんが結婚・出産して、久しぶりに子どもを連れて来てくれることも。「お母さんになったんだ」「また来てくれたんだ」とうれしくなります。

メンテンスは感染症対策にもつながる

診療の際、先生が特に気をつけていらっしゃることは何でしょう?

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初めに来院された時に、なるべく詳しくお話を聞くことにしています。患者さんの歯の状況、体の状態、そして生活習慣などを総合的に考えて、希望に沿える結果を出せるようにするためです。その上で、より良い方法を提案し、患者さんに納得していただいた治療法を選択します。また、患者さんの負担が少ない治療を心がけており、保険の範囲の中でもより良質な素材を選んで、患者さんのお口に合ったいい入れ歯やいいかぶせ物を提供したいと思っています。当院は予約制が基本ですが、急患も可能な限り受けつけています。一次診療の役割を果たしたいという気持ちが強いので、かぶせ物が取れたり、急に痛みが出たりした場合などは、ご相談いただければと思います。

歯周病治療にも力を入れていらっしゃると伺いました。

「歯周病治療イコール予防」ですので、歯科衛生士のスタッフを中心に頑張って取り組んでいます。歯周病の治療は、まず、歯石を取ることから始めます。歯周ポケットの深さを調べて、深い所は歯茎の下に付着している歯石を取ります。そして、歯磨きの指導では、検査薬で歯を染め出して、きちんと磨けていないところを示すと、「思っていた以上に磨けていない」とびっくりする患者さんもいますね。歯磨き指導をした後に、再び染め出し検査をして、どれだけ歯磨きの仕方が良くなったかを点数にしてお知らせしています。点数ですとわかりやすいですし、高得点が取れると患者さんの励みにもなります。わかりやすく、自分のこととして捉えていただけるようにコミュニケーションを工夫しながら取り組んでいます。

メンテナンスは感染症対策にもつながるとか。

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お口の中が清潔に保たれていると、万が一、感染症にかかったときの抵抗力が増えるといわれています。コロナ禍で通院を控えようと思われる方もいると思うのですが、通院しないことで症状が悪くなるリスクもありますので、お口の中の状態には十分意識を向けていただけたらと思っています。また最近は、歯周病と糖尿病には関連があることもわかってきており、歯周病が改善したことで糖尿病の数値が良くなったり、逆のケースも報告されています。メンテナンスのペースはケースバイケースですが、月1回来ている方は、何かあってもトラブルが大きくなる前に対応できます。歯石やステインなどの付着も取り除き、お帰りになる時には歯の表だけでなく裏までツルツルになるようクリーニングしています。

デンタルヘルス・ケアのことなら気軽に相談を

先生は、どのような少年時代を過ごされていたのでしょう?

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山や川が近くある自然に恵まれた土地で育ちました。クワガタなどの虫捕りをしたり、釣りに行ったりと楽しく過ごしていました。歯科医師に通じているのかはわかりませんが、子どもの頃からプラモデルを作ったり、縫い物をしたりという細かいことが好きでしたね。シャツにポケットを縫いつけたりとか、結構自分で工夫していたんです(笑)。高校時代はテニスの同好会をつくって、仲間とにぎやかに過ごしていました。

休日の過ごし方、リフレッシュ方法をお聞かせください。

趣味はゴルフなのですが、今はたまに行くくらいです。休みの日はだいたい子どもと遊んでいます。子どもは11歳の女の子と8歳の男の子。「子どもは大きくなったら遊んでくれないよ」と友人から言われるので、今のうちにできる限り一緒に遊びたいと思っています。動物園や映画、公園など、いろんな所に一緒に出かけています。また、最近は息子がサッカーをしているので練習を見に行きます。ほかの子どものお父さんたちとボール出しをするなど、練習にも積極的に関わりながら応援しています。

最後に、今後の展望と読者へのメッセージをお願いします。

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今後もデンタルヘルス・ケアを中心とする診療をめざしていきます。些細なご相談から、虫歯や歯槽膿漏など危機的状況に対する歯学的な判断・治療まで、幅広いサポートができるかかりつけの歯科医師として地域に貢献していきたいです。些細なことでも気になることがあったら、歯科医院に行きましょう。定期的にかかって予防できていれば、痛い思いをしないで済みますし、治療のための長い時間も高額なお金もかかりません。虫歯や歯周病などになった場合でも、初期発見ができれば治療も短期間で終わる可能性が高いので、悪くなる前に来てくださいとお伝えしたいですね。ご来院いただきやすい環境を整えていますので、ぜひ一度ご相談にいらしてください。

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