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河津 徳敏 院長の独自取材記事

河津歯科医院

(台東区/日暮里駅)

最終更新日:2022/04/22

河津徳敏院長 河津歯科医院 main

日暮里駅西口から徒歩約1分、昔懐かしい街並みの一角にある「河津歯科医院」では、口腔外科を専門とし、長年にわたり日本歯科大学の臨床講師も務める河津徳敏院長が、その豊富な経験をベースに地域に根差した幅広い診療を行っている。クリニック前に掲げられているブルーの看板に描かれた羽根のロゴマークは、有名な洋画のワンシーンがモチーフになっているという。「その映画の副題は一期一会です。患者さん一人ひとりとの出会いを大切に、しっかり診療していくという思いを象徴しています」と語る河津院長。ロゴマークのコンセプトからも、患者にとって何がベストかを常に考える同院の姿勢が伝わってくる。わかりやすい言葉で納得してもらえる説明を心がけ、思い違いが起きないよう細心の注意を払うという河津院長に話を聞いた。

(取材日2022年2月8日)

培った経験を生かし口腔外科の難症例にも幅広く対応

開院から20年と伺っています。

河津徳敏院長 河津歯科医院1

当院を開院したのは、ちょうど40歳の時です。谷中は下町情緒あふれる落ち着いた雰囲気を持つ町で、私の思い描く「地域密着」というイメージにぴったりだったことが、この地を選んだ理由です。新興住宅地ではないので、子どもの数は少ないのですが、幅広い年齢層の方が通院されています。ご家族全員で通われている方もいらっしゃいますね。歯科クリニックは床下に配線を通すため床が一段高くなり、天井が近く窮屈に感じたり、圧迫感があることが嫌だったのですが、当院はもともと画廊だったので、広々として開放的なところが気に入っています。

得意としている治療は何でしょう?

虫歯をはじめとする一般歯科の診療はもちろん、大学病院に勤務していた頃に培った口腔外科のノウハウは日々の診療にとても生きています。例えば、抜歯は患者さんにとって不安が大きいものですが、さまざまな症例を診てきていますから安心して任せていただければと思います。また、歯根端切除術や粘液嚢胞、歯茎に骨の塊が出てきてこぶのように膨らんでしまう骨隆起除去にも対応しています。当院では大学病院の外来と同じような診療提供を心がけていますので、町の歯科クリニックでは処置が難しく大学病院を紹介されるようなケースにも、多くの場合対応できるかと思います。大学病院とも密に連携し細胞診も行っているので、近隣のクリニックから口腔外科処置を頼まれることもありますね。

こちらの感染症対策について教えてください。

河津徳敏院長 河津歯科医院2

歯科はどこのクリニックであっても、感染症対策をしっかり行っていると思います。そのおかげか、新型コロナウイルス感染症の流行下においても、歯科で院内クラスターが発生したという話はあまり聞きませんね。当院の場合も開院当初からエアロゾルにも対応する空気清浄機や診療室に口腔外バキュームを導入するなど、もともと感染症に対する意識を高く持ち、徹底した衛生管理を行ってきました。新型コロナウイルスがはやり始めてからは、さらに滅菌を強化し、スタッフは毎朝検温などを行っています。感染症対策では、患者さんからわれわれ、われわれから患者さんへの水平感染を防ぐことが最も重要ですから、患者さんにも院内に入る前の手の消毒、治療前のうがいをお願いするなど、基本的なことを忠実に行い、「うつらない、うつさない」を徹底しています。

他院や病院との連携体制を構築

病院や他院からの紹介が多いそうですね。

河津徳敏院長 河津歯科医院3

まず多いのは、近隣の矯正歯科の先生からの紹介です。矯正歯科の場合、必要に応じて抜歯をしなければいけないケースがあります。歯をきれいに並べるためのスペースづくりですね。それから、20歳ぐらいになると生えてくる親知らずの抜歯です。親知らずを抜かないとせっかく矯正治療を行ったにもかかわらず後戻りしてしまう場合がありますから、例えば、地方で矯正治療をされて、上京して大学に通っているような方が紹介されて来院されています。顎が外れてしまった、いわゆる関節脱臼の患者さんが整形外科の先生から紹介されて来院されたこともあります。紹介してくださった先生には、治療の様子を録画したものを送り、責任を持って治療させていただいたことをお伝えしています。

専門的な治療にも積極的に応じていらっしゃるのですね。

他院で大学病院を紹介されたけれど、週末しか休みが取れないということで当院に来られる方もいらっしゃいます。また、患者さんが患者さんを紹介してくださることもあります。抜歯は経験を重ねれば重ねるほど、早く処置ができ、痛みが少なく、術後の治りの良さにつながるということがありますね。大学病院に勤務していた頃は、腫瘍、骨折、口腔外傷、骨を切って矯正する顎変形症の手術など、専門性の高い技術が求められる治療にも携わってきましたから、抜歯にも自信を持って対応できます。また、大学病院では待ち時間が長いなど時間的な問題がありますが、当院は町医者的な対応ができますから、両方の良い面を生かして診療できるという利点があります。また、日本歯科大学で非常勤臨床講師として学生の指導にもあたっており、大学病院と密な連携が図れることも当院の強みの一つです。

インプラント治療にも注力されているとか。

河津徳敏院長 河津歯科医院4

インプラント治療は、必要な診査・診断・治療の立案と適切な歯科医師のスキル、患者さんの口腔内環境の条件がそろえば、とても有用な治療です。保険診療とならない治療ですので、患者さんの金銭的負担を思うと、こちら側には「失敗しない」という覚悟が必要です。ネガティブデータに基づいた否定的な意見もあることは承知していますので、無理にインプラント治療を押しつけるようなことがないよう心がけ、信頼できるメーカーのインプラントを提供しています。一時的な満足ではなく、長期的な予後を一番に考え、メンテナンスや生活習慣の指導などにも力を入れています。

地域に根差した「安心できる」クリニックでありたい

診療で大切にしていることを教えてください。

河津徳敏院長 河津歯科医院5

患者さんの立場で考えることです。治療中は患者さん自身が口の中を見ることはできませんから何をされているのかわからず、とても不安だと思います。そこで当院ではモニターつきの診療ユニットで治療前と治療中、治療後の口腔内写真を患者さんに見てもらうようにしています。そうすることで、どこがどのように治療されたのかを患者さんにもきちんと理解してもらえます。誤解をなくすために口腔内カメラは非常に重要だと考えていますから、どのような症例でも、誰に対しても必ず使用しています。患者さんの中には、よくわからないうちに神経を取られてしまったという経験をしたことがある人もいるかもしれません。もちろんわれわれ歯科医師はなるべく神経を残して治療したいと思っていますが、実際には虫歯が想像以上に広がっていたり、深さがあったりする場合もあります。神経までの距離など言葉で伝えるのは難しい時に口腔内カメラが活躍してくれます。

患者さんとの意思疎通を大事にされているのですね。

そうですね。口腔内カメラの画像はインフォームドコンセントに欠かせないツールです。治療中の痛みについても、最初に麻酔が必要かどうかの説明をした上で、「麻酔が必要だと感じたら手を上げてほしい」とお願いしています。そうすることで、患者さんとの距離も縮まり、信頼を得るための一つのきっかけになると感じています。痛いところだけを治療してほしいという患者さんにも、ご自分の口腔内をよく見ていただいて、日々のブラッシングやメンテナンスでより良い口腔内環境を維持していけるはずというお話をすると、ガラっと意識が変わる方もいますね。

ところで、休日はどのように過ごされていますか?

河津徳敏院長 河津歯科医院6

乗り合い船で茨城の鹿島や東京湾辺りに出かけて、海釣りを楽しんでいます。釣ることも楽しいのですが、釣った魚をおいしくいただくのはもっと楽しいですね。実はさばくのも得意なんですよ。さばき方も勉強し、こだわって集めた包丁も自慢です。先日も釣ったヤリイカをスタッフに振る舞い、喜んでもらいました。学生時代はラグビーをしていたので、今でも体を動かすことは好きで、ゴルフやスキーにも出かけています。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

小さな町のクリニックですが、これからも地域に根差した診療を続けていきたいと思っています。患者さんを第一に考え、わかりやすいように伝えること、信頼を得られるように努力をすることを常に心に置いています。もし不安なことやわからないことがあればどんどんぶつけてください。「ここは安心できる」と皆さんに感じてもらえるように、今後も取り組んでいきたいと思っています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療(1本)/35万円~、歯列矯正(小児)/33万円~、歯列矯正(成人)/66万円~

※詳しくはクリニックまでお問い合わせください。

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