山田英明下町クリニック

山田英明下町クリニック

山田 英明院長

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浅草の賑やかな通りから路地に入ったところにある「山田英明下町クリニック」。コンパクトな空間でありながら、すぐに結果の出る血液検査や内視鏡を完備し、在宅医療のための事業所もあるクリニックだ。待合室で目を引くのは、消防庁から贈られた数々の感謝状。はたして、院長の山田英明医師はどんな人物なのだろうか。話を聞いていくと、医院にいるときも医院の外にいるときも医師として関わりたいという山田院長の医療姿勢が見えてきた。どのようにしてクリニックが現在の形になったのか、山田院長の浅草で行ってきた10年余の医療について詳しく話を聞いた。
(取材日2016年9月27日)

患者からの熱い要望で開院

―開院の経緯について教えてください。

私の以前務めていた病院が2005年に閉院することになり、わずか1ヵ月以内で入院していた患者さんを転院させる必要にせまられました。私自身もかけずりまわって、入院患者さんの転院先を確保したり他院での診療を受けられるように外来患者さんの紹介状を書きました。そして、閉院する直前になった時のことです。ある患者さんがここの大家さんを連れて来て「この場所で医院を開いてくれないか」と言うのです。ここは元々医師会の大先輩の診療所で、前の院長が亡くなってからずっと空いていた場所だったそうです。そのため、レントゲン室などの設備はありました。こうした周りの人からのバックアップもあって、それから数箇月で開業しました。この場所に思い入れがあった、というよりはこの地域の人々の要望があって開院した、という感じです。

―在宅医療のための法人もあるそうですね。

最初、ここのクリニックは看護師2人と私の3人で始めました。やがて通院している患者さんが寝たきりとなり、在宅医療で診てほしいという申し出を受けたのです。そこから在宅診療を開始し、訪問看護を外部に委託しました。けれど、なかなかコミュニケーションを取るのが難しいことに気付きました。そこで当院でオールインワンの在宅ケアをめざすべく、医療法人を立ち上げました。在宅医療は地域が病棟なんですよね。普通の病院だったら看護師と医師とヘルパーが同じ場所で働きますが、在宅医療ではそうではありません。そうすると、指示系統へのレスポンスがすぐに伝わってこないことがあり、それはまずいと思ったのです。「協働」という意識を作るためにも、こうするのが本来のやり方なのでは、と考えています。

―今後は在宅医療を中心に診療されるのでしょうか?

力の入れ方は他の診療と同じぐらいだと考えています。浅草に来て10年以上診ているため、親子孫など5代にわたったご家族を診ることもあります。その中で必要とされる医療に応じて、自分が変わっていかなければいけないのかなと思っています。また、在宅医療を行うクリニックはたくさんありますが「これ以上はできない」と適用範囲を設定しているところが多いですね。しかし、ここは濃密な人間関係がある町です。「受け入れられません」ではすまない部分があるのです。患者さんの後押しで開院した当院の経緯だって、この町だからありえる話です。しかし、ここで診療を行うからには、そういう人情に甘んじているだけではだめで「それでは、私もあなたの面倒をちゃんと見るよ」と人情で返す心意気がないといけません。そうすると、全般的にちゃんと診療ができる必要がありますよね。

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