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岩月 宏文 院長の独自取材記事

うぐいす谷駅前歯科

(台東区/鶯谷駅)

最終更新日:2020/04/01

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JR山手線鶯谷駅北口すぐ目の前の「うぐいす谷駅前歯科」。エレベーターでビル3階に上がると、広々とした診察室には大きな窓。色とりどりの電車が行き交い、治療前の気分が和らぐ。 同院の診療ポリシーは、できるだけ抜かない・削らない・痛くない治療。院内感染防止のための安全管理も重視。岩月宏文院長は、多くの患者が過去に十分な説明なしに治療を進められた経験を持つことを知り、より詳しく丁寧に状況を説明することに心を砕いているという。穏やかな笑顔が印象的な岩月院長に、詳しく話を聞いた。
(取材日2018年3月23日) 

痛みの少ない治療と院内感染の防止に注力

はじめにクリニックの診療ポリシーについて教えてください。

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まず、痛みの少ない治療。特に麻酔の際、できるだけ痛みを感じさせないことです。麻酔が痛いのは、注射針を刺す瞬間と液が入る時の圧力です。場所を定めて、極細の注射針を素早く刺した後、患者さんの表情を見ながらゆっくりと薬を浸透させていくのが、痛みを少なくする方法です。経験と加減が非常に大事で、コツがいります。当院は電動麻酔注射器もありますが、自分で行うことが多いですね。私は大学院で麻酔科に在籍していたので得意分野でもあります。麻酔後の待ち時間はモニターの映像でリラックスしていただけます。また、当院は親知らずなどの治療は日常的に行っており、矯正は専門の先生が主に日曜に対応しています。矯正治療の疑問や不安を解消できるよう無料相談を行っているので気軽にご相談ください。結婚式前にきれいにしたいなど、大人の方も相談に訪れます。

院内感染防止のための安全対策にも、とても気を配っているとお聞きしました。

新聞でも歯を削る器具(ハンドピース)の使い回しが問題になりましたが、当院では、一診療ごとにすべて滅菌処理を行ったものを使用。治療中、その場を少し離れただけでも新しいものに替えています。患者さんが直接触れる機材は高圧滅菌器を使い、高圧処理ができない樹脂製器材や歯を削る切削器具のバーなどは超音波殺菌器と薬液消毒剤でしっかりと殺菌処理を行って、1つずつ滅菌パックに入れて保管しています。コップやエプロンなどは使い捨てです。

平日の午前の部は1時半・午後は8時まで、土曜も午後6時までと長い時間診療に対応されているのですね。

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当院は、お勤めの方や近隣にお住まいの方など幅広い世代の患者さんがみえます。夜6時や7時までですと、お勤めの人は通いにくいですよね。お昼休みや土曜の午後が都合がよい方もいますから、さまざまなニーズに応えられるようにしています。スタッフの昼休みは確かに短いので、私はあまり外へは出ず、家から持ってきたお弁当を食べることが多いです。当院は駅のすぐ目の前のビル3階にありますから、待合室の窓から光が注いで明るいですし、上野に近いのでいろいろな電車が間近に見えて、お子さんが喜ぶだけでなく、私も癒やされるというか、心がほぐれます。

丁寧な説明で患者に安心してもらえる診療を

待合室、診療室とも、とても明るくリラックスできそうですね。

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できるだけお待たせしないよう計画的に診療を進めるようにしていますが、どうしても待ち時間は発生するので、待合室は広めにゆったりスペースをとっています。診療前にできるだけリラックスしてもらいたいですし、患者さんも他人同士、距離が近くないほうが落ち着きますよね。診察室も明るく開放的な雰囲気を大切にしています。狭いと緊張しますから閉塞感のない空間をめざしました。4台ある治療ユニットはプライバシーを重視し、それぞれパーティションで仕切っています。透明な板に白いストライプ柄、半透明状なのでお隣が気になりません。検査・設備機器は、放射線量が少なく矯正治療にも適した新鋭のデジタルレントゲン、デジタルモニターなどを導入しています。

先生が、患者さんと接する時に大切にしていることは何ですか?

患者さんの話を伺っていると、過去に何の説明もなしに黙って抜かれた、削られたなど、「~された」という経験を持つ方が多いです。そうした不満は絶対感じてほしくない。口内は患者さんから見えないので、どうしても不安を感じるでしょうから、よく説明してから勝手に進めないように気を配っています。治療中は、ここを削っています、吸い取りますなど、実況中継のように進めます(笑)。確認が必要な時は「どうしますか?」「やってください」など一つずつ確かめながら、できる限り患者さんのペースや希望に応える診療をしています。患者さんの不安を取り払い、敷居を高くしない、そうしたことは、お子さんに対しても同じです。私にも4歳と7歳になる子どもがいるのですが、父親である私が治療するのでも最初は怖がります。自分の子と接するような気持ちで、優しく、できるだけ怖い思いをさせないようにと心がけています。

予防歯科にも力を入れているとお聞きしました。

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虫歯を治療しても、骨がダメになったら抜かなくてはなりません。歯を植えているところ、つまり歯槽骨は家の基礎と同じ。歯石を取り歯槽骨を守らなくてはいけません。治療は、しっかりした土台があってこそ。例えばインプラントでも骨の中にボルトを入れますし、歯科の基本は予防です。当院はインプラント治療にも対応していますが、いくつかある選択肢の中で抵抗がある方も多いと思います。ブリッジが可能な方も、両脇の歯を虫歯がなくてもかなり削りますし、それぞれ良し悪しがある。最近は、両側の歯に細かく数本の溝を入れてアタッチメントを付け、歯をブリッジのように入れることができるという治療法もあり、ダメージが少なく周りの歯も温存できると注目されています。選択肢がいくつもあると患者さんは迷うと思いますが、詳しくご説明しますので、気軽にご相談ください。

歯科医師は技術職、多くの症例の経験が必要

先生は仙台のご出身なのですね。

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2006年に東北大学大学院終了後、1、2年仙台で勤務した後、東京に移り六本木、品川、足立などで勤務しました。地方は症例が少ないので、もっと経験を積みたいと思ったからです。技術職ですから、いろいろな症例に対処できないと。その後、縁あって2014年に当院院長に就任しました。仙台には年に2回くらい帰りますが、地元の友人たちも多くは東京に出てきているので、こちらで時々会うことができます。つい最近は、小学校の友人たちと集いました。

歯科医師をめざしたきっかけについて教えてください。

子どもの頃、虫歯に悩まされて苦労した経験が大きいですね。小さいから知識がなかったのは仕方ないけれど、歯は元には戻らない。中高生の頃、自分で調べていろいろとわかるようになり、「あの頃もっとケアしておけば」という自分の後悔からですね(笑)。あとは、身近に医療関係者が多かったという環境もありますね。両親が医師だったので、自分の技術を使うと、その場ですぐリアクションが返ってきて、結果が出て、喜んでもらえるという仕事の様子を見ていました。ちょうど進路を考え始めた頃、姉も看護学校に進み、看護師になったこともあり、医療の分野は身近な職業でしたね。歯科医師を選んだのは、手先が器用で、何かを修理したり、プラモデルなどを作ったりと、物作りが好きだったからですね。

お忙しい毎日と思いますがオフの時間はどのように過ごされていますか?

今は子ども中心ですね。普段は子どもと休みが合うのは日曜だけなので、一緒に出かけることが多いです。先日は、子どもが好きなヒーローの映画を観に行きました。お正月には、そのヒーローのイベントが毎年あるので、恒例行事になっています。自分の趣味というと、最近はインターネットでF1の情報を見るくらいですね。私が運転するのはファミリーカーですが(笑)、ドライブは好きで、まとまったお休みには家族で遠出することもあります。この間は、子どもが恐竜が好きで、福井の博物館に行きたいとリクエストがあり、北陸新幹線のルートをたどるように途中、長野で宿泊して東尋坊まで足を延ばしました。また地図で調べると琵琶湖のほうも寄れそうだと、比叡山延暦寺にも行ってきました。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

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一度傷めた歯は元に戻らないもの。怖いなと思って歯科医院に行きそびれている方や、治療途中だけれど面倒になって通うのをやめてしまったという方も、悪化させないために来てほしい。患者さんが安心できる診療を心がけていますので、ぜひ気軽に来てほしいですね。

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