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市村 賢太郎 院長、市村 賢二 先生の独自取材記事

池袋歯科診療所

(豊島区/池袋駅)

最終更新日:2019/08/28

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池袋駅より徒歩3分、駅前の大通りから一本入ったビルにある「池袋歯科診療所」。60年以上前に先々代が開業して以来、池袋を離れることなく数回の移転を経て、5年前にこの地へ移った。同院では現院長の市村賢太郎先生、その父である前院長の市村賢二先生と歯内療法専門医の常勤ドクター1人がそれぞれの専門を生かした協力体制のもと「患者自身の歯を長期保存する治療」が実現されている。6台のユニットのほか、カウンセリングを行うコンサルテーションルーム、CT室、レントゲン室、オペ用個室などが整い、さらには歯科技工士が常駐するラボも併設されている。長い歴史を歩みながら時代の要請に合わせて成長を続ける両先生に、診療方針からプライベートのことまで話を聞いた。
(取材日2016年2月2日)

池袋で60年以上の歴史ある伝統と実績の歯科医院

とても歴史ある歯科医院ですね。

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【賢二先生】私の父の代からですから、現院長で3代目です。池袋で数回移転し以前の南池袋からここに移ってから5年ほど経ちます。この地を移転先に選んだのは、やはりそれまで来てくださっていた患者さんが続けて通えるということが一番です。父の時代からずっと来てくださっている患者さんもいますから。当院は一般治療をすべて行っていますので、特定の症例の患者さんが多いというわけではありませんが、現在の院長も矯正治療が専門で、私も矯正治療をしていましたから、矯正がらみの患者さんは普通の歯科医院より多く通ってくださっていると思います。

矯正治療や歯内療法に力を入れているんですね。

【賢太郎院長】歯並びを治すために矯正治療を行うのが普通ですが、当院では虫歯の治療で来院された患者さんであっても、良い口腔環境や最適な噛み合わせをつくるために矯正治療が必要な方にはお勧めすることがあります。その必要性を説明しご納得いただいてから治療に入りますが「矯正治療をして良かった」と患者さんに言っていただけると、とてもうれしいですね。
【賢二先生】7、8年ほど前からマイクロスコープを導入して歯内療法の治療にあたっています。私は歯内療法学会の会長を長年務めていましたが、歯内療法も時代とともに変化しています。機材がかなり変わり、より確実に、早く治療ができるようになってきています。歯内療法は歯を残すための治療ですが、この療法だけで歯が残るわけではありません。歯を残すためには、補綴や矯正治療などさまざまな治療が関連しています。もちろん、患者さんの協力もとても大切です。

歯の移植について教えてください。

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【賢太郎院長】歯の移植とは、親知らずや矯正治療で抜歯した小臼歯などを歯のない所に移植すること。この長所は、自分の歯を使うことでインプラントよりもより自然な“感覚”で噛める可能性があるところです。インプラントには通常の歯と骨をつないでいて感覚受容器となる歯根膜といわれる組織がないため噛んだ時に歯は沈みません。自分の歯の移植であればその歯根膜が残る可能性があります。移植後の状態により、癒着という付き方をすると歯根膜がなくなってしまい、インプラントのような感覚になってしまいますが、うまくできればその歯根膜というばねのような役割をする、歯の周りの細胞が残ります。癒着というのは、骨と歯が直接くっついてしまうような状態。なのでぐっと噛んだときに歯が沈みません。通常は噛んだときに少しだけ沈むのですが、それが“感覚”です。

患者自身の歯を最大限保存するための総合歯科診療

診療方針をお聞かせください。

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【賢太郎院長】歯を残すためには、1つの専門医という形ではなく、総合的にレベルの高い診療を提供できるようにしているところが基本的なスタンスです。
【賢二先生】何でも“誠心誠意”行うことです。また、当院では噛み合わせを重視しています。噛み合わせを調整すると噛み方が変わって全身の状況も変わります。顎咬合学会の認定指導医として、全身との絡みを含めて噛み合わせをどうするのかを診るようにしています。噛み合わせを調整することで、歯周病の進行具合が変わってくることもあるんですよ。歯の力の加わり方によって“動揺”が大きくなり、そこに細菌があれば歯周病は進行しやすくなります。“動揺”していても細菌がなければ歯が抜けるような状態にはなりませんが、細菌をゼロにすることはできませんから、噛み合わせのバランスをとっておかなければ歯周病の進行をコントロールしにくくなります。

一般歯科治療と矯正治療が一人で行えるメリットはなんですか?

【賢太郎院長】やはり治療がスムーズに進むことですね。例えば、矯正治療中に虫歯ができた場合、他の一般歯科医院にて虫歯治療を行い、また矯正歯科医院に戻り装置を付けなければならず、患者さんにとって大きな負担になっています。しかし、当院では本格矯正治療を行う場合、口腔内全体を私一人が担当していますので、その場で虫歯治療まで行えるんです。また、矯正治療を見据えた虫歯治療が行えることで、抜歯予定の歯の虫歯治療を行ってしまうなどの二度手間をなくせますので、最小限の治療でスムーズに一般歯科治療と矯正治療を行うことが出来ること等があります。つまり虫歯や歯周病の状態を考慮した矯正治療計画を提案出来る。これが大きなメリットだと思います。

お父さまの姿を見て、歯科医師をめざされたのですか?

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【賢太郎院長】祖父、父が歯科医師でしたので、小さい頃から自然と自分もそうなると思っていました。「歯科医師になりなさい」と言われた記憶はありません。小さい子が将来の職業として考えるスポーツ選手や宇宙飛行士などになりたいと考えた記憶もなく、幼稚園の頃には将来なりたいものとして「歯医者さんの絵」を描いていた記憶があります。実際に歯科医師になって、想像していたイメージと違っていたということはありませんでした。歯科医師の醍醐味を感じるのは、やはり患者さんが喜んでくださったときですね。
【賢二先生】父は自宅で開業していましたから、子どもの頃は歯科技工士さんや他のスタッフと一緒に遊んでいるような環境で育ち、そのまま歯科医師になったという感じです。自分の子どもに関しては、できれば3代目として継いでくれたら一番ありがたいと思っていましたが、それぞれの人生ですから強要はしませんでした。

“誠心誠意”を貫きながら成長を続けるホームドクター

休日はどのように過ごしていらっしゃいますか?

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【賢太郎院長】まだ子どもが2歳で小さいので、子どもの相手をして過ごす時間が多いですね。また、多くの学会や勉強会にも出席しております。矯正の勉強会はもちろん、最近ではインプラントや歯周病についての勉強会にも出席しています。
【賢二先生】読書をすることが多いですね。ジャンルは問わず話題になった本は読んでいます。また、遊びにくる孫の相手をして過ごすことも多いですね。

今後の展望などおありでしょうか?

【賢太郎院長】これからも、これまでと同じように誠心誠意、歯科診療を行っていくということに尽きます。ですから、今後もこれまでの方針を大きく変えることはありませんが、歯が痛くなってから来るという歯科医院ではなく、予防だけで通ってくださる患者さんも増えるように、メンテナンスの部分をさらに充実させたいですね。最近は定期検診で来院される患者さんも増えましたので、予防の重要性をさらにわかりやすくお伝えし、患者さんの意識をより高めることにも力を尽くしていきたいと思っています。
【賢二先生】当院では先端の設備を整えて治療にあたっていますが、機器の数などを増やしていきたいですね。また、いずれはマイクロスコープを全ユニットに常設し、いつでもすぐに使えるようにしていきたいですね。

読者へのメッセージをお願いします。

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【賢二先生】ご自身の歯でできるだけ長く噛んでいただくために、定期的なメンテナンスを受けていただきたいと思います。また、歯科衛生士は担当制となっており、長期にわたって患者さんと一緒にメンテナンスに取り組んでいますので、安心して通っていただけると思います。
【賢太郎院長】当院では患者さんのお口の中全体の現状や治療方法を、口腔内デジタル写真を用いてご説明させていただきます。また、特に難しい症例については、カウンセリングで伺った内容をもとに院内でカンファレンスを行い、そこで決定した治療方針を患者さんに提案し、ご納得いただいてから治療に入ります。治療に際してはわかりやすく丁寧なご説明を心がけておりますが、万が一ご不明などがございましたら、お気軽にご相談ください。

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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