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岩佐 宗行 院長の独自取材記事

岩佐歯科クリニック

(文京区/茗荷谷駅)

最終更新日:2022/12/26

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東京メトロ丸ノ内線茗荷谷駅近くにある「岩佐歯科クリニック」。岩佐宗行院長は、前身の歯科クリニックに勤務して研鑽を積み、前院長の引退に伴い継承する形で開業したという。勤務医時代を含めるとこの地で30年以上にわたって、幅広い診療に対応し、患者それぞれに適した医療を提供するよう努め、地域住民の健康を支えてきた。「口の中の健康な状態を維持できるようにお手伝いしていくこと」をモットーに、虫歯や歯周病を再発させないための徹底した治療や、治療後の定期検診に力を入れている岩佐院長。専門的なマウスガード・マウスピースの作製も手がけ、スポーツをする人の歯科サポートや睡眠時無呼吸症候群の治療に活用する。朗らかで優しい雰囲気も印象的な岩佐院長に、診療方針や新しい取り組み、歯科医師をめざしたきっかけなどを聞いた。

(取材日2022年7月27日)

幅広い世代を対象に、先を見据えた治療や予防を行う

まず、こちらのクリニックの概要を教えてください。

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お子さんからご高齢の方まで、さまざまな年代の方が来院されますが、前身の大島歯科クリニック時代から数えると30年以上続いているクリニックですから、地域に長く住まれている患者さんが多いですね。現在の診療は、前院長のノウハウをもとに私が確立したものなので、以前からの患者さんも安心して治療を受けてもらっているようです。3世代で来院される方や、遠方に引っ越された後も通ってくださる患者さんもいらっしゃいます。診療面では歯科・小児歯科・歯科口腔外科・矯正歯科を標榜し、幅広い診療に対応するほか、睡眠時無呼吸症候群に対するマウスピースや、スポーツを行っている人向けの専門的な歯科サポート、マウスガードの作製にも対応しています。

診察室内にキッズスペースがあるのですね。

そうです。この辺りはファミリー世帯が多いため、診療室内に広いキッズスペースを設けて、親御さんにすぐ隣で遊ぶお子さんを見ながら治療を受けていただけるようにしました。お子さん2、3人でも十分なスペースがあり、横の歯科用チェアで治療中の方のお子さん専用にしますので、周囲に気を使う必要がありません。親御さんが治療するときにキッズルームで遊んでいるお子さんはクリニックにも慣れていきますので、その子が受診する時にはスムーズに治療に入れるということもメリットだと思います。

クリニックの診療方針について聞かせてください。

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治療や口腔ケアの指導、アドバイスを通じて「口の中を健康な状態に維持できるようにお手伝いしていくこと」です。単に「歯を抜かない治療」ではなく、長い目で見たとき、歯を抜いたほうが口の中を良い状態に維持しやすくなると考えられる場合は、必要に応じて抜くこともあります。その時点だけでなく、10年後、20年後も良い状態を維持していくための土台を早い段階からきちんとつくる、先を見据えた治療こそが重要だと考えています。そして、患者さんの気持ちに寄り添い、「言葉にならない想い」までくみ取ることも心がけています。また、受付スタッフや歯科助手、歯科衛生士に患者さんと話した内容をメモしてもらってカルテに貼り、情報を共有しています。診療のヒントやコミュニケーションの糸口になることも多いですし、その患者さんだけでなく、治療に来ているご家族に関連する貴重な情報を得られるのでメモは有用ですね。

スポーツ用マウスガード作製など専門的な診療にも対応

最近、力を入れている治療はありますか。

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睡眠時無呼吸症候群に対し、マウスピースを用いたアプローチを行っています。私自身が睡眠時無呼吸症候群だったことからこの対処方法に興味を持ったのですが、さらに新たな歯科アプローチを行うために、スポーツにおける歯科サポートの研鑽も積みました。例えば、マウスガードを作製し歯を守るといったことですね。一般的にはコンタクトスポーツが中心ですが、どんなスポーツでも口元をケガすることはありますから、新型コロナウイルスの勢いが落ち着いたら、学校歯科医として、子どもたちが校庭で遊ぶ時やクラブ活動時などのマウスガードによるサポートの重要性も伝えていきたいと考えています。マウスガードは既製品もありますが、歯科で作製すると歯や歯茎にフィットして外れにくく、パフォーマンスにも良い影響が期待できます。このエリアは高校や大学も多いですから、こうした専門性があることも発信していきたいですね。

歯周病の治療と予防にも注力していると聞きました。

初診は虫歯治療のために来院される方が多いのですが、2、3回目の治療時に歯周病について詳しく話す機会を設けています。これまでは歯周病で失った骨を回復するための治療は自由診療でしたが、施術方法によっては保険が適用されるようになりました。保険で行える治療の範囲が広がりましたので、諦めないで治療に取り組んでいただければうれしいと考えています。と言っても歯周病が簡単に治るわけではありません。その薬を入れればOKというものではなく、これまでどおりある程度の通院が必要ですし、その後のメンテナンスが重要です。

そのために、歯のクリーニングも徹底しているわけですね。

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はい、PMTCというクリーニングに対応しています。一般的なクリーニングでは歯石を取って表面を一通り磨くのですが、さらに歯石が再び付着しないようにすることまでをめざしています。そのため2回3回と磨いてツヤを出して、歯石がつきにくい状態まで持っていきます。そうすると患者さんが自分でブラッシングするだけでも良い状態を維持しやすくなるのです。大島前院長時代から20年以上続けているもので期待されている患者さんも多いので、質を落とさないように注力して、当クリニックの特徴の一つとなっています。

健康を保つために、定期検診の継続を推奨

小児歯科についても聞かせてください。

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お子さんの場合は、自分から口を開けてくれるまでは治療しません。無理やり口を開けさせたり、開口器を入れて開けっ放しにさせたりといった方法はとらず、口を閉じてしまったら治療はやめて、やる気になるまで待つことにしています。その間に、ユニットで道具を触ってもらったり遊んでもらったりします。コップに水が出るのを見るだけでも面白がってくれますし、そうやって少し落ち着いたら「じゃあ、やってみよう」と促していくと多くの場合はうまくできるようになります。また、治療時は付き添いが不要なお子さん以外は、親御さんにも診察室に入ってもらっています。文京区という教育熱心な土地柄からか、歯科への関心が高い親御さんが多く、日頃の歯のケアの方法について聞かれたりフッ素の塗布をお願いされたり、子どもの歯についても意識の高い方が多いと感じますね。

ところで、歯科医師をめざしたきっかけや、開業の経緯は?

幼い頃、母親に連れられて歯科医院によく通っていました。治療の様子を面白そうだと思ったり、抜いた歯が置いてあるのを見て感動したりしたのを覚えています。それがこの道に興味を持つようになったきっかけです。その後、化学の先生になりたいと思ったこともありましたが、結局は日本大学松戸歯学部に進みました。大学卒業後は勤務医となって腕を磨きたいと、中高大と続けてきたバレーボール部のOBの先生に相談したら、OBの同級生だった大島先生を紹介してもらったのです。先生と一緒に講習会に出席することも多く、当時学んだGTR法、歯周組織再生療法などの歯周外科処置方法や、インプラント治療などは今でも役立っています。またバレーボール部の経験から、スポーツ時の歯科サポートの必要性を感じていたことが、今のマウスガードをはじめとする取り組みにつながっています。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

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この地で30年以上診療して実感していることは、定期検診の大切さです。特に最近、新型コロナウイルスの流行により、受診を控える方も増え、お口の中の状態が悪くなっている方が多いのが気になっています。改めて定期検診の大切さをお伝えしていきたいですね。虫歯も歯周病も、治療後の良い状態を維持することが重要です。定期検診を受け、専門的なクリーニングを受けると、あとはご自分でケアするだけでも良い状態を維持できることを多くの方に実感していただきたい、そのお手伝いをしたいと考えています。当院のスタッフは在勤年数が長く、私の診療方針を理解し、多くの患者さんにも信頼されています。また、私を含めスタッフ全員が子ども好きでお子さんの扱いにも慣れています。小さいお子さん連れから、高齢の方まで安心してお越しいただければと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/38万5000円
スポーツマウスガードの作製/2万円(学生1万2000円)
GTR法/5万5000円〜
歯周組織再生療法/4万4000円〜

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