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鄭 智誠 院長の独自取材記事

誠ウィメンズクリニック

(文京区/江戸川橋駅)

最終更新日:2023/03/01

鄭智誠院長 誠ウィメンズクリニック main

東京メトロ有楽町線の江戸川橋駅4番出口を出てすぐの場所にあるのが「誠ウィメンズクリニック」だ。広々とした待合室にはクラシック音楽が流れ、温かくスタッフが迎え入れてくれる。「患者さまが緊張せずに来院できるクリニックを作りたい」。この想いを胸に、院長の鄭智誠(てい・ちせい)先生が2005年に開院した同院では、婦人科疾患を中心に日常で生じる小さな痛みや不調から婦人科健診、妊婦健診、更年期・老年期の相談まで、幅広く対応している。鄭先生は慶應義塾大学医学部卒業後は、婦人科・産科の地域高度医療施設を歴任しながら、研鑽を積んできたスペシャリスト。一方で、何でも相談したくなる親しみやすさも持つ、穏やかな人柄の医師だ。開院以来掲げ続けてきたクリニックのコンセプトをはじめ、産婦人科医療に対する想いを聞いた。

(取材日2022年9月29日)

女性が負担なく安心して通えるクリニックに

こちらのクリニックのコンセプトを教えてください。

鄭智誠院長 誠ウィメンズクリニック1

2005年の開院当初から掲げてきたコンセプトが3つあります。それは「丁寧で真摯な診療・診察・説明」「スタッフを大事にする」「利便性の高さ」です。まず1つ目の「丁寧で真摯な診療・診察・説明」については、症状に対して根拠と経験に基づき適切な診断をし、治療の必要性やメリット・デメリットまで提示するということです。治療するタイミングも考慮しています。例えば、子宮筋腫の場合、発見後すぐ手術をしたにもかかわらず数年後に再発し再手術する症例も少なくありません。そうなれば患者さまへの負担が大きくなるため、再発のリスクも説明しながら、手術に適した時期をご提案します。また不正出血のご相談は、検査や診察をして異常がなければ通院は終わりというケースをよく聞きます。病気の心配はなくとも出血の原因を知りたい患者さまがほとんどだと思うので、原因の可能性を示し、少しでも安心材料となる情報を提供できるよう努めています。

スタッフさんも大事にされていらっしゃるのですね。

はい、そちらもコンセプトに掲げています。看護師1人、助産師の資格も持っている看護師2人、看護助手1人、受付4人の体制を敷いておりますが、実は開院時から17年間勤めているスタッフも数人いるんです。皆さんベテランで、私の診療の姿勢や方針を理解してくれている、頼りになる仲間ばかり。治療の最終判断は私ですが、新型コロナウイルス感染症の流行の際などクリニックとしての対応の仕方はスタッフ全員で意見を出し合う場面が多いですし、症例ごとの打ち合わせも綿密に行っています。スタッフは、患者さまへの接し方もとても親切で丁寧。女性同士だからこそ打ち明けられる悩みに、親身になって耳を傾けてくれていますね。そんなスタッフのモチベーションを保てるよう、働きやすい環境づくりに注力するのが私の役目だと考えています。

そしてコンセプトの3つ目が利便性の高さですね。

鄭智誠院長 誠ウィメンズクリニック2

大きな病院だと待ち時間が長かったり、診療時間帯が限られていたりすることもありますが、当院では妊婦さんをはじめとする女性の皆さまに負担が少なく通える工夫をしています。診療時間を19時まで設けているのもそのためです。また、開院時は婦人科への通院を気にする方も多い時代でしたので、人目を気にせず入れるよう、入り口は目立たないようにしました。基本的に予約優先制とし、一人ひとりの患者さまと十分お話しする時間をつくっています。

親子代々で通院してくれる喜びを噛みしめて

2005年に開院されたとのことですが、きっかけは何だったのでしょうか?

鄭智誠院長 誠ウィメンズクリニック3

長年大きな病院の勤務医として医療に携わってきて感じたのは、通院のハードルが低い身近なクリニックの重要性でした。もちろん大病院でしか実現できない手術などはありますが、日常的に生じる小さな症状や何げない疑問の相談ができて、緊張せずに質の高い医療を受けられる場所こそ、患者さまに必要だと思ったのです。婦人科・産科ともに高度医療施設で指導経験があったため、まだ頼られる立場のうちに、自分の理想とするクリニックを作るべく、開院をしました。江戸川橋を選んだのは、自分の住まいや母校のある新宿区と近接しているなじみのある街だったから。幸運にも駅から近い好立地の場所を見つけることができました。

先生が産婦人科の医師を志した背景を教えてください。

台湾で生まれ育った私は、物心ついた頃から両親に「医師になりたい」と話していたようで、今となっては理由は覚えていないのです。「勉強するなら海外で」と理解を示してくれた両親の努力により、14歳で単身日本へ。医師になる目標に向かって猛勉強をし、慶應義塾高等学校から慶應義塾大学の医学部へ進学しました。実習で立ち会った出産の感動は今でも覚えています。人が生まれる瞬間からがんなどの終末期まで、一生を診ることができるのは産婦人科だと思い、この道を選択しました。研修医となり、月経痛を訴える患者さまが手術などを受ける姿を見て、産婦人科の医師は、日常生活に支障を来すほどの痛みから女性を救うための治療ができる素晴らしい仕事だと確信を持てたのです。

この仕事でやりがいを感じる瞬間はどんなときですか?

鄭智誠院長 誠ウィメンズクリニック4

長年この仕事をしているため、まさに産婦人科の道を選んだ理由でもある、一人の患者さまの人生を一貫して診療できる点です。例えば、婦人科のご相談で来院された患者さまがご妊娠され、妊婦健診に通われ、女の子の赤ちゃんが生まれた。そしてその赤ちゃんが10代になり思春期特有のお悩みなどでお母さまと一緒に来られる。そんな姿を見られたら、私を信頼して大切なご家族を連れてきてくださったのだと、とてもうれしくなります。また産科での勤務医時代、私が出産を担当したお母さん方から寄せ書きをいただいたことがありました。それは今でも宝物です。長いこと通院してくださる患者さま、そして一緒にクリニックを築いてくれたスタッフ。この存在は何にも代えがたい、私にとって大きな心の支えです。

痛みの少ない検査を行うことがモットー

幅広く診療をされていますが、特に力を入れている分野は何でしょうか?

鄭智誠院長 誠ウィメンズクリニック5

どの分野にもお見えになった患者さま全員に真摯に取り組んでいます。婦人科ですと月経痛やPMS相談、自然妊娠のサポート、老年期の子宮脱や経過観察など、さまざまな年代のお悩みに応じています。中でも多いご相談は更年期の症状改善。治療は漢方薬からホルモン療法まで多岐にわたるため、患者さまの状態や症状をヒアリングし、副作用の確認をしながら最適な方法の提示に努めています。信条としているのは痛みの少ない、そして怖くない婦人科検査を行うこと。小さな器具を使用したり、力加減を工夫したりと、できるだけ痛みを軽減できるよう心がけています。子宮体がんの検査を受けて「痛みに耐えられなかった」という経験がある患者さまでも「いつ検査をされたかわからないほど痛みを感じなかった」と言っていただけるよう努めています。

お忙しい毎日をお送りかと思いますが、息抜きは何ですか?

大学時代はアイスホッケー部に入部しており、もともと運動好きなため、時間があるとウォーキングをしています。息抜きでもあり、健康維持でもありますね。また問題を解いたり新しい学びを得たりすることも好きで、新型コロナウイルス感染症の流行下にワインエキスパートの資格を独学で取得しました。趣味ではありますが、仕事以外で形に残せる資格を持っていると、生活にも楽しさを見出せて活力になりますね。

最後に、今後の展望をお聞かせください。

鄭智誠院長 誠ウィメンズクリニック6

開院当初に掲げたコンセプトは私の信念でもあります。現時点ではこのコンセプトを含む、当院の診療・治療にご支持をいただけていると実感していますので、継続して質の高い医療を提供し続けていきたいですね。医学の道に進んだ子どもたちのうち一人は産婦人科を選んだりと、「自分もまだまだ頑張らないといけない」とモチベーションが上がる出来事がありました。いつまでも医師として高みをめざしていくつもりです。私は男性ではありますが、患者さまが自分より年上の方であれば自分の姉を、年下の方であれば妹を、お若い方であれば娘をイメージし、できるだけその方の近しい存在として親身に診療するよう努めています。皆さんの悩みに寄り添ってお力添えをしていきますので、いつでもご相談にいらしてください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

避妊ピル:2900円(税込)~、妊婦健診:4500円(税込)、レディース検診:8800円(税込)~

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