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冨川 順平 院長の独自取材記事

医療法人社団弘進会 宮田歯科三田診療所

(港区/赤羽橋駅)

最終更新日:2020/04/01

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都営大江戸線の赤羽橋駅から徒歩1分、東京タワーを臨む風格あるビルの1階にある「医療法人社団弘進会 宮田歯科三田診療所」は、1975年に開院。2015年にビル内移転で新しいクリニックに生まれ変わったが、冨川順平先生は完成と同時に院長に就任した。「私が生まれる前から通っている患者さんもいらっしゃるんです。長い歴史によって築いてきた信頼や実績に対する責任がありますから、プレッシャーも感じますが、やりがいのほうが強いですね」と、冨川先生。歯科医療にかける思いや院長としての意気込み、将来の展望などを存分に語ってもらった。
(取材日2018年9月3日)

早期から歯科予防に注目し口腔内の健康維持をサポート

非常に便利な立地ですが、どういった患者さんが来院されるのでしょう。

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年齢層としては、50代、60代の方が多いですね。近隣にお住まいの方やお勤めの方が中心ですが、遠方から来られる方もいらっしゃいます。当院はユニットが15台あり、歯科医師が9人、歯科衛生士が12人、加えて院内に技工室があり歯科技工士が5人おりますので、前もってご連絡をいただければ時間をかけて集中的に治療をすることも可能です。ですから、当院で治療された方のご紹介で「海外在住で1週間だけ日本に戻ってくるのだけれど、その間に治療をしたい」という方も、来院されることもありますよ。近隣にお住まいの方の中には、3世代にわたって当院に通われている患者さんもいらっしゃいます。

長い歴史がある歯科医院なのですね。

開業は1947年、創業者の宮田庄三郎が北品川で開業しました。当時の日本の歯科医療の現状から、「このままでは、日本人の口の中はいつまでたっても、いっこうに良くならない」と考え、治療にまい進してきたそうです。長持ちするよう入れ歯の製作を工夫したり、抜歯後に患者さんのお宅へ「血は止まったか、痛くはないか」と電話をしたりするなど、患者さんを第一に考えた診療を行っていたと、耳にすることもあります。また、歯の大切さを説いていたこともあったと聞いています。つまり、予防も重視した診療を行っていたのです。その結果、開業当時に通われた方のご子息、さらにはお孫さんまで通ってくださっているのだと思います。

現在では歯科での予防も一般的に認識されつつありますが、当時は珍しかったのではないですか?

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そうですね。少なかったでしょうね。予防は、当院が力を入れている診療分野で、30年以上にわたって歯周疾患や虫歯を予防し、美しく健康な口元を保つお手伝いをしています。内容によっては自由診療になりますが、保険診療のメンテナンスをされている患者さんも少なくありません。やはり予防に通われている患者さんのほうが、歯の寿命は長い印象ですね。すべての患者さんのカルテが残っており、多くのデータがあるというのは非常に有益で、だからこそ自信を持って治療にあたることができています。

4つの安心を柱に、良質な歯科医療提供をめざす

歯科医院としての診療方針をお聞かせください。

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良質な医療を提供し、一生ご自分の歯で健康な食生活を送っていただくことを心がけています。そのために、当院では「4つの安心」を柱としています。1つ目は「インフォームドチョイス」です。患者さんの立場に立って可能な限り治療方法を提示し、そのメリット・デメリットを丁寧にご説明した上で、治療法を選択・決定していただきます。2つ目は「平均1時間の丁寧な診療」。原則として診療には、お一人1時間を確保するようにしています。3つ目は、歯科技工士が常駐する「院内技工室」です。即日対応という時間短縮、ベテラン技工士によるきれいな仕上がりに努めています。そして4つ目が「予防歯科」。先ほどお話ししたように創業当時から予防を大切にしています。

1時間かけての診療や院内技工室は、患者さんの満足につながりそうですね。

そう思っていただけると、うれしいです。当院の診療時間確保というのは、歯科医師の時間を確保しているということです。歯科衛生士や歯科助手がお口の中を拝見し、治療の説明をしたあと、歯科医師が治療をして1時間というのではなく、歯科医師がご説明をして、現在の状況をお聞きし、治療をします。その部分で1時間確保しているのです。また、歯科技工士が常駐していることで、技工士が患者さんの口腔内を拝見して直接ご要望をお聞きできるという、ダイレクトなコミュニケーションが可能となります。そうすることで患者さんにご満足いただけるような補綴物をご提供していけるのではないでしょうか。

先生が診察の際に心がけていることを教えてください。

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患者さんのお話をよくお聞きすることです。友人や知人に「良い歯医者って、どうやって見分けたらいいですか」と、よく聞かれるのですが、私が思うに、それは話を聞いてくれるかどうかではないでしょうか。というのも、ご紹介で当院にいらした患者さんに、その理由をお聞きすると「以前かかった歯医者さんでは、あまり話を聞いてくれなかった」とおっしゃる方が多いからです。ですから、何に困っていて、何が嫌で、何を解決したいのか。それをきちんとお聞きするようにしています。例えば来院された直接のきっかけは「歯が痛い」ということかもしれませんが、痛みを取るだけでなく、プラスアルファのニーズをお持ちの方も多いのです。そのためにはどういう方法があって、期間や費用はどのくらいかかるのかも重要です。ですから、できるだけ多くの選択肢をご提案して選んでいただく、それがインフォームドチョイスなのです。

歯科医院の存在理由は、治療のためだけではない

スタッフの教育にも力を入れているそうですね。

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当院は厚労省が指定する協力型臨床研修施設の一つですが、研修医として当院に来た者が入職する事例が多くなってきました。また衛生士も同様に、在学中に実習生として来た者が多く入職してくれています。技術や知識の教育はもちろんですが、患者さんとのコミュニケーション、医院のスタッフとしてのチーム医療のあり方といった、人的教育も行っています。外部から講師を呼んでマナー研修を定期的に行っていますが、それ以上に、実際の臨床で学ぶことが多いのです。ですから、院内ミーティングやコミュニケーションの機会を多く持ち、「ヒヤリ・ハット」の報告をしてもらい対応策を考えるなど、それぞれが鏡になり互いにスキルアップしようというのが、当院のスタンスです。そのためには、先輩や同僚とのコミュニケーションがとりやすい、風通しのよい環境をつくるのも院長としての役目だと思っています。

今後取り組みたいことなど、将来の展望をお聞かせください。

当院は開業からの歴史も長く、患者さんの中には私が生まれる前から、通っていただいている方もいます。ですから、その信頼を守りつつ、新しいことを取り入れて、患者さんにとってより良い歯科医療を提供していくことが、私の使命だと肝に銘じています。責任も重く、プレッシャーもありますが、やりがいのほうが大きいですね。患者さんに「ここで治療して良かった」と言われるのが何よりもうれしいことです。後進の教育や新しい技術・機器の導入などを積極的に行いたいですね。そして、すべての方に満足いただけるように質の高い歯科医療が提供できるように、常に進歩していきたいですね。

では最後に、読者へのメッセージをお願いします。

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歯で苦労されている方は、ぜひ一度、ご来院いただきたいです。例えば「歯ブラシを頑張っているのに、すぐ虫歯になる」という方は、飲み物の種類や飲む時間を変えることで、改善することもありますから。また「歯科は治療だけで通うところ」ではないことを知っていただきたいです。皆さん、小中学校の健康診断などで、他の人と比べると身長が低いとか高いとか、体重が多いとか少ないとか、ご自身の身体的な特徴や変化をご存知ですよね。けれど、ご自身の歯やお口の中については、わかっていない方が多い。歯並びが少し詰まっているとか、虫歯になりやすい、歯周病になりやすいという、それぞれの特徴がどなたにもあるのです。その特徴が、将来的に災いになることもあるのですが、知っておけば回避することができます。そのためには何か症状が出る前に、お口の中全体をチェックしていただきたいですね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/40万円~、オフィスホワイトニング/片顎2万8000円~、予防歯科/10歯未満で1万円~
※症例によって費用が異なります。詳細はクリニックにお問い合わせください。

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