全国のドクター8,884人の想いを取材
クリニック・病院 161,496件の情報を掲載(2020年1月18日現在)

  1. TOP
  2. 東京都
  3. 品川区
  4. 大森駅
  5. 奥秋整形外科
  6. 奥秋 保 院長

奥秋 保 院長の独自取材記事

奥秋整形外科

(品川区/大森駅)

最終更新日:2019/08/28

24506 %e5%a5%a5%e7%a7%8b%e6%95%b4%e5%bd%a2%e5%a4%96%e7%a7%91

JR京浜東北線大森駅から徒歩3分の「奥秋整形外科」は、術後のスムーズな回復のための筋力アップに着目し、物理療法だけでなく運動療法にも注力している。「皆さんが快適な生活を送るための、できるかぎりのお手伝いをしたい」と話す、奥秋保院長の目はとても優しい。2012年5月の開院まもなく、大学病院時代からの患者が多く通っていることからもその信頼関係がうかがえる。また、長年専門としてきた骨粗しょう症の治療と啓発も開院の目的の一つ。大学時代から愛着のある大森という町で、地域への貢献やクリニックの展望について、じっくりと話を聞いた。
(取材日2012年7月20日 更新日2018年9月8日)

運動療法と、骨粗しょう症の啓発がクリニックの柱

運動療法を取り入れようと思った理由について教えてください。

24506 df 1 1 1345690642

股関節の手術をした患者さんを診ていて、人によって回復の度合いが違うことに気づきました。患者さんに話を聞いてみると、回復の早い人はリハビリテーションとまではいかないまでも、自分なりに運動をしていたんです。そういう人は圧倒的に筋力の回復がいいんですよ、自発的にジムで運動したり、近くを歩いたりできない人はたくさんいますので、理学療法士の指導による運動療法でしっかり体を動かすことができる施設をつくりたいと思いました。骨粗しょう症の予防にも運動は大切です。少し歩くだけでも運動になりますが、転んで骨折しないことが大事ですから、ストレッチ体操で体のバランスを整えることがとても有効的ですね。

骨粗しょう症の啓発と治療についてお聞かせください。

骨粗しょう症は骨が弱くなる病気であることはだいぶ認識されてきましたが、骨粗しょう症と診断されて実際に治療を受けている人は、その中の3割しかいないのが現状です。古くなった骨は少しずつ自分の体に吸収されていき、足りない部分に新しい骨が作られていきます。これは新陳代謝によるものなのですが、そのバランスが崩れて骨が弱くなるのが、骨粗しょう症です。崩れたバランスを良くするために、どういった薬を使ったらいいか選択することが難しく、整形外科の医師でもしっかりと理解している人は少ないかもしれません。骨粗しょう症の予防の3本柱は、食事・運動・日光浴です。若い頃から新陳代謝を良くするために気をつけることが大切なので、おばあちゃんから娘さん、お孫さんまで、家族全体に向けて指導できればと思っています。規模の大きな病院では難しくても、町のクリニックでしっかりと啓発活動と診療を行っていくことが大切だと感じています。

診療の際に気をつけていることはありますか?

20180913 2

患者さんは高齢者の方がほとんどですので、「年のせい」という言葉は使いません。それを言ってしまうと、治療になりませんから。それから医師だけが話す、一方通行な会話にならないように気をつけています。患者さんは医師に遠慮して、聞きたいことや話したいことを言わずに我慢してしまう時ってありますよね。患者さんが話しやすい環境をつくることも心がけています。気軽に来てもらって何でも相談していただき、患者さん一人ひとりと末長くお付き合いをしていきたいと思っています。

大学時代から愛着のある地で、満を持して開院

開院場所として大森を選んだ理由を教えてください。

24506 df 1 3 1345690642

ここより少し蒲田側にある、東邦大学医学部を卒業した後、10年以上大学病院に勤務してきました。大学病院で手術をした患者さんのアフターケアをしていくには、大森が理想的な場所だと考え、物件を探しました。この町は大学生時代から知っていますので愛着もありますし、近隣には知り合いのドクターが多く開院しています。わからないことは先輩のドクターに聞くことができるので、とても助かっています。今後もほかのドクターともしっかり連携をとっていきたいですね。

開院を決めたきっかけについて聞かせてください。

以前から股関節と骨粗しょう症の治療に力を入れてきたので、通院で行える運動療法を取り入れ、骨粗しょう症についての啓発活動もしていけるクリニックをつくりたいと思っていました。大学病院で長年お世話になった教授が退官するタイミングで私も大学病院を離れ、開業することを決意したんです。大学病院での研究や論文執筆はあまり得意ではないので、いつかは開業かな、と昔から漠然と思っていましたのもありますが(笑)。当院には理学療法士が2人おり、スペースも広いので、しっかりとした運動療法ができる環境が整いました。

患者層の年代や主訴を教えてください。

20180913 4

一番多い年代は70〜80代で、全体の約7割を占めています。男女比は男性2割、女性8割です。この年代ですと、腰痛や膝の痛みがほとんどですね。2012年の5月に開業して以降、40〜50代で会社帰りに来院される方が増えてきました。仕事でほとんどの人がパソコンを使っていますので、肩や首に痛みを抱えた人が多いですね。通常であれば、60〜70歳ぐらいになると出てくる膝の痛みが、40代の人に出てきていることも気になっています。関節が悪くなる年代が早まっているのは、たいてい運動不足と肥満傾向が原因ですね。高齢の患者さんは近所にお住まいの方が多いですが、術後の定期検診のために来院される患者さんは遠くにお住まいの方もいらっしゃいます。とてもありがたいですね。

整形外科以外のことも相談してもらえる存在でありたい

医師をめざした理由、整形外科を選んだ理由について教えてください。

20180919 5

父が内科医として自宅の一階で開業しており、医療がとても身近な環境で育ちました。父から医師になるように勧められたことはほとんどありませんでしたが、兄は言われていたみたいです(笑)。父も兄も内科医なので、私も同じ道を進むのかなと思っていましたが、検査をして出た数値から疑わしい病気は何かと考えていくことが私の性格には合いませんでした。大学時代にラグビーをやっていて、ケガすることが多く、よく大学病院の整形外科のドクターにお世話になっていました。そんな中で、体の構造を踏まえて疾患とその治療法を導き出すことに興味を持ち、整形外科の医師としての道を選びました。

ご自身の健康法はありますか?

大学病院に勤務している時は車で通っていましたが、少しでも運動になればと思い、今は電車で通っています(笑)。お酒の量も減らしました。それから休日は子どもたちと公園で遊ぶことですね。とても活発なので、かなりの運動量です。以前はゴルフをしていたのですが、ここ数年やっていないのでまた始めたいですね。ゴルフで後輩に負けるようになったことがやめた理由の一つですので、こっそり練習をしてリベンジしたいと思っています(笑)。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

20180913 6

的確な診断・治療を行って、皆さんが快適に過ごすためのお手伝いをしたいと思っています。けん引やホットパックなどの物理療法と、ふらつく・歩きにくい・関節の動きが悪いといった場合に、筋力をつけて動きを回復させる運動療法に力を入れていることが当院の特徴ですが、気になることがあったら何でも言ってほしいですね。整形外科ではありますが、高血圧についてのご相談も歓迎します。「どうしても疲れがとれない」という患者さんの声に応えて、にんにく注射も取り入れました。何でも話せる身近なクリニックという存在になることで、地域への貢献ができればと思っています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

にんにく注射/初回3000円~(2回目以降1000円~)

Access