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立原 秀記 院長の独自取材記事

玉川デンタルクリニック

(世田谷区/二子玉川駅)

最終更新日:2021/10/12

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東急田園都市線・大井町線の二子玉川駅から徒歩5分。「玉川デンタルクリニック」は、玉川高島屋ショッピングセンター本館の最上階にある。「当たり前のことを当たり前にしているだけです」と取材中、しきりに恐縮していた、院長の立原秀記先生は、とても温厚で謙虚な人柄の持ち主。百貨店内という交通に便利な立地でありながら、家族単位で通う地元の患者が多いのも、先生の人柄ゆえのことと納得できる。父親が医師という家庭に育ち、子どもの頃から医療に携わる仕事の素晴らしさに魅力を感じていたと話す立原先生に、診療に関することから大きな影響を受けたという父のことまで、たっぷりと語ってもらった。

(取材日2012年6月13日)

一国一城のあるじとして自分の力を試したいと考え開業

開業までの経緯から教えていただけますか?

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ここを開業する前は、大学卒業直後から勤務していた横浜市内にある歯科医院で副院長をしていました。ところが、突然父が倒れて亡くなってしまい、それまでの人生を振り返る時間ができたんです。実は父は医師で、生涯を勤務医として過ごしました。私はのんびりした性格ですし、職場の居心地も良かったので、何もなければ今でもその歯科医院に勤務していたのではないかと思います。でも父の死を経験し、「父は勤務医を貫いたけど、自分はこのままでいいのだろうか。小さくてもいいから開業して自分の城を持って、自分の力を試すべきではないか」と考えるようになったんですね。そんな時、ある勉強会で知り合った先生から、「自分の歯科医院を継いでくれる人を探しているんだけど、やってみる気はないか」というお話を頂きました。そこで、のんびり屋の私にとってまさに「一念発起」という感じで、1993年、思い切って引き継ぐことに決めました。

百貨店の買い物ついでに遠方から来られる患者さんも多いのでは?

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横浜の勤務医時代の患者さんが引き続き診てほしいと、お越しになることもありますが、当院は、地域のかかりつけ医的な位置づけの歯科医院なので、どちらかというと、家族単位で通院されている地元の患者さんが中心になっています。最初にお母さんが受診して、それをきっかけに、お子さん、旦那さん、ご両親も患者さんになるといったパターンが比較的多いですね。百貨店内にあるメリットとして大きいのは、駅から近い上に、階段を使わずにエレベーターでスムーズに来院いただけることです。街中のテナントですと、思わぬところに段差や階段があったり、エレベーターがなかったりする場合もあるのではないかと思いますが、当院は車いすやベビーカーでも難なく通院できるので、お年寄りの方にも通院が楽だと喜ばれています。

日常生活で酷使する器官だからこそ大切にしてほしい

特に力を入れている治療分野はありますか?

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特定の分野に力を入れるというよりは、審美歯科、補綴治療、義歯などオールジャンルに診療できる点ですかね。当たり前のことが当たり前にできて患者さんに満足していただけるような診療を心がけています。ですから、虫歯の治療でいらっしゃった患者さんも、治療が終わったら終わりではなくて、どこかにゆがみはないか、歯周病はないかといった総合的な視点でお口の中の健康状態をチェックし、問題があった場合はそれを指摘し、患者さんの同意が得られれば、治療に入っていきます。今では患者さんの自分の歯への意識が高くなってきているので、予防としてメンテナンスで通ってくださる方が増えていてうれしいです。なので患者さん1人につき、1時間たっぷりと時間を設け、丁寧にメンテナンスすることを心がけています。

メンテナンスが大切なんですね。

正直、内科や整形外科などと比べると、歯科は痛みなどの具体的症状がない限り受診しないことがほとんどではないでしょうか。ところが、日々の生活の中で私たちが一番酷使している体の器官が、実は「歯」ともいわれるんです。だからこそ治療が終了した後も、定期的にメンテナンスをしていく必要があります。お年寄りを見ていも、歯が全部ある方やほとんどの歯が残っている方は、ご高齢になっても元気で生命力にあふれていますが、総入れ歯の方や噛み合わせに不具合がある方は、傾向としてどうしても体が弱っていく方向にあります。おそらく噛む行為自体で大脳が刺激されるためだと思いますが。皆さんにはきちんと噛めることの大切さをもっと理解していただきたいですね。

患者さんと接する際に気をつけていらっしゃることはありますか?

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「歯科医院=痛い」というイメージを持っていらっしゃる方がまだまだ多いでしょうから、話し方にしても表情にしても、できるだけ優しい印象を与えられるように気を使っています。また治療の際には、私が主導権を握るのではなく、患者さんの要求や関心度を最優先することを心がけています。「あなたの歯の状態はこうですから、こうした治療をしていけば問題ありません」というように、歯科医師主導で追い立てていてしまうと、患者さんは嫌になってしまうでしょうし、疲れますよね。一方で、少し強引なくらいに治療を進めていってほしいという方もいる。そこはやはり患者さんの性格や価値観によって違いますから、患者さんとの対話や表情、しぐさ、受け答えから、空気感と言ったらいいんでしょうか、患者さんの本当の気持ちをくみ取って、それに合わせた臨機応変な対応をするように努めています。

医師である父の背中を見て医療の世界へ

歯科医師をめざしたのはお父さまの影響ですか?

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そうですね。確かに父の影響が大きいと思います。子どもの時から父の職場である病院に遊びに行ったり、治療をしてもらったりしていましたから、医療に携わる仕事の素晴らしさを、なんとなくではありますが理解していて、自分も将来、父と同じような立場になれればいいなと思っていました。父は医師になってほしかったのかもしれませんが、小さい頃、歯科医院の先生に随分お世話になったことから、医科よりも歯科のほうに興味があって、歯科医師をめざすことにしました。私は3人兄弟の長男で、すぐ下の弟は会社員ですが、一番下の弟はやはり父の影響を受けたのか、医師として働いています。

医療界の先輩としてお父さまからアドバイスしてもらったことはありますか?

うちの父親は本当に何も言わない人で、「黙して自分で察しろ」というタイプでした。なにしろ子どもの頃からああしろ、こうしろと言われたことは一切なく、もちろん医療関係の仕事に就けと言われたこともありませんでした。子どもにとても優しい父親で、なんでも私たちの自由にさせてくれました。怒ったのを見たこともないですね。むしろ母親のほうが、勉強しろ、勉強しろとうるさかったと思います(笑)。

ところで休日は何をして過ごされているのですか?

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大学時代はテニスに夢中になりましたが、今は無趣味なんですよ。そもそも休日が週1回、日曜日しかないので、もっぱら体の休養にあてています。死力を振り絞って外に出たとしても、自宅の近所の川べりをウォーキングするのが精一杯ですね。これからどんどん年を取っていくわけですから、生きがいづくりのためにも、何か趣味を見つけなければいけないなとは思っています。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

特に痛い歯もないし、大丈夫と思っていても、歯科に行くと、8〜9割の方で問題が見つかるものです。「たった1本だし……」と侮ってはいけません。たった1本の歯を失うだけでも、噛み合わせには狂いが生じ、それによって筋肉や顎の関節がゆがみ、やがては全身の健康状態に影響を及ぼすことにもなりかねません。30代、40代の時にいかにケアするかが、70代、80代になった時の全身の健康状態を大きく左右することになります。それくらいの年代の方は、仕事も子育ても忙しい盛りで、つい自分のことは後回しにしがちですが、何もない時にこそ検診を受け、病気の予防や早期発見に努めていただきたいと思います。内科の検診を受けるのと同じような感覚で、半年に1回、少し間が空いたとしても1年に1回のサイクルで、歯科を受診いただきたいですね。当院は百貨店内にあり、感染症対策もしっかり行っているので、安心してお越しいただければと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

詰め物(オールセラミックス)/4万9500円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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