医療法人社団盛心会 タカラクリニック

医療法人社団盛心会 タカラクリニック

高良 毅院長
頼れるドクター掲載中

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五反田駅を背に八ッ山通りを進むこと徒歩3分。ビルの9階に「タカラクリニック」はある。入口を入るとインテリアにもこだわりがうかがえる待合室、やわらかな黄色のソファー、緑の植木が目に優しい。進行したがんを抱える患者がリラックスできるようにという高良毅院長の心配りが見える。同クリニックの柱は、さまざまなアプローチで行うがん治療。北海道〜沖縄はもとより、遠く中国・ロシア・中東など外国からも進行したがんの治療のため、多くの患者が高良院長を頼って治療に訪れている。がんの治療は、精神的、肉体的、そして費用も高額のため、患者のストレスは大きく、医師と患者の信頼関係が最重要となる。先進のがん治療を患者に提供し、仏教の心で患者に寄り添う高良院長に医師としてのこだわりを聞いた。(再取材日2016年9月14日)

日本のみならず世界各国からがん患者が治療に訪れる

―ホームページを拝見して、がんの治療方法がたくさんあることに驚きました。

当クリニックで行っている治療法は、健康保険が適用されない自由診療が主になっています。私たちのがん治療の目的は、すでにターミナル、終末期に入った患者さんを治療して、社会復帰していただくことにあります。また、転移があるステージ4のがんともなると、抗がん剤治療が主流になります。しかし当クリニックでは、複数のアプローチからなる治療を用意しています。それらを組み合わせて、一人ひとりの患者さんに一番合った治療方法を提供しているのです。その結果として、がんから生還、社会復帰されている患者さんも多くいらっしゃいます。当クリニックには入院施設がありませんが、患者さんは皆さん通院されています。中には、北海道や香川県、ロシアからも飛行機で通われている方もいらっしゃいますね。

―医師をめざされたきっかけを教えてください。

子どもの頃は、某アニメに登場する博士のようなロボットを作る人になりたかったのです。最初から医師になりたかったわけではありません。きっかけは私が5、6歳のまだ幼稚園に通っている頃のこと。胃がんになった叔父の手術を見たことがあるのです。執刀された九州大学出身の外科の先生が、手術室に招き入れ、見せてくれました。普通なら考えられないことです。看護師さんが「これが悪いところだ」と検体を見せてくれました。1cmくらいのがんでした。それが80kgくらいある大きな叔父の体にあり、6ヵ月後には亡くなりました。子どもながらに自分だったら助けられるかもしれないと考えたのです。その後弁護士になろうと思った時期もありましたけれど、いろいろ悩んだ末、最終的には子どものころの叔父の手術を思い出して医師をめざすことを決心したのです。今考えると、弁護士も医師も悪いところと戦ういわゆる勧善懲悪という意味では同じなのです。

―その後、がん治療のエキスパートをめざされたのですね。

もともと私は移植医で、カナダ・モントリオールの病院に勤務していた頃、フランスから来た肝臓移植を待っている患者さんがいらしたのです。ドナーが見つかりいよいよ手術という段階になって、その方に肺がんが見つかりました。もちろん移植は中止となり、その患者さんは天に召されました。それを間近で見ていて、移植する以前に病気にならない体を作らなくてはと思いました。帰国後、勤務していた病院でメスの力を借りても病気が治らない人を見ていて、この方達を助けるには自分自身で開業するしかないと思いました。私は常に医師である自分のことを、良いネタ、つまり治りたいという患者さんの希望をかなえる治療法を探している板前だと思っています。他の病院で治らなかった患者さんが、私のネタでがんが治って喜んでくださっている。また、外国人の方に向けた施設を作ることも計画しています。



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