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高良 毅 院長の独自取材記事

タカラクリニック

(品川区/五反田駅)

最終更新日:2023/02/14

高良毅院長 タカラクリニック main

五反田駅から徒歩3分、八ッ山通り沿いのビル9階にある「タカラクリニック」は、今年で開院から20周年を迎えるクリニック。内科、呼吸器内科、アレルギー科、外科の診療を中心に、健康診断や人間ドック、予防医学にも力を入れているクリニックだ。長年、がん医療の研究を重ねてきた高良毅院長へ相談やアドバイスを求め、進行がんや難病を抱える患者が国内外から相談に訪れるという同院では、患者がリラックスできるよう院内環境に配慮。待合室には高い天窓から日の光が降り注ぎ、ビル内にいることを忘れてしまうほどだ。絵画や書が飾られ、マイナスイオン発生装置が導入された院内はとても居心地が良い。医師であり僧侶でもある高良院長に、そのバックグラウンドを生かし、仏教の心で患者に寄り添う同院の診療について話を聞いた。

(取材日2022年9月14日)

リラックスしてもらえるよう環境を意識した院内づくり

ビル内にも関わらず開放感があって、ユニークな造りのクリニックですね。

高良毅院長 タカラクリニック1

患者さんがリラックスできるような空間づくりを意識し、院内のレイアウトは四角張ったところのない流線形になっています。また、薬品や消毒の臭いがしないように、院内はマイナスイオンの発生装置を設けています。この装置を使うと霧が床に落ちるためゴミが床にたまりやすくなるのですが、院内感染を起こしにくいというメリットもあります。開業当初からこのシステムを導入しているからか、院内感染の心配があったことはないですね。マイナスイオンの空間にいると、ストレスホルモンが低下するという測定の結果もあるんですよ。

こちらでは自己免疫力を上げることに着目していると聞きました。

「太陽にあたる」「体を温める」「深呼吸をする」「くよくよしない」。この4つが自己免疫力を上げていくためには大切であるという考え方があります。太陽の紫外線や、体温のコントロール、深呼吸による体内部のコントロールによって、がん細胞が増えづらくなるようにしていこう、というものです。その中でも「くよくよしない」ことは、結構難しいかもしれませんね。ストレスを感じて自律神経系の交感神経が優位になると、神経伝達物質であるアドレナリンが働きを強くして白血球に作用して活性酸素を放出していくと考えられているんです。ですが、「くよくよしない」は簡単にできることではないので、訓練が必要になるでしょう。

病気と向き合う時、私たちが日頃から心がけるべきことは何でしょう。

高良毅院長 タカラクリニック2

すべての病気は、体のどこかに不調が生じることで始まっています。その体のどこかの不調や炎症などに対して、立ち向かっていく力を自分自身で持っていただくためには、やはり食事が重要なポイントとなります。そのため、患者さんには、食事を意識していただくことをまずお伝えしています。食事から腸内環境を整えていくようなアドバイスですね。また、私は僧侶という視点も持っていますので、その観点から、毎日のつらい気持ちが少しでも解消されるのではないか、前向きになれるのではないかと思われる方には、病気や死に対するお話をさせていただくこともあります。

医師と僧侶、2つのスペシャリティーを生かして接する

先生は医師でありながら僧侶でもあるとか。

高良毅院長 タカラクリニック3

大学病院でがん治療に携わる中で、「体を癒やし、仏心で心を癒やしましょう」という思いを抱き、得度(とくど)したのです。数字を追っている営業職の友人がいましてね。その彼が得度して、「佐賀県唐津市の七山に素晴らしい僧侶がいるので弟子入りしないか?」と声をかけてくれたのです。一度は断ったのですが、また誘われました。最初に声をかけられてから実際に七山に行くまで2ヵ月ほどあったのですが、その間何度も夢にお坊さんが出てきていろいろ質問するんですよ。実際に七山に行ったら、そこにそのお坊さんがいました。友人の言っていた僧侶でした。とても驚きましたが、科学で証明できないことがあるということが初めてわかりました。得度してから、通常では知り合えないような人が集まってきたり、不思議なことが起きたりすることが増えました。自分でやっているのではなく、見えない力に誘導されることもあるんだなと思うようになりました。

一般的な診療についてはいかがでしょう。

風邪や腹痛などで受診される患者さんもたくさん当院にいらっしゃいますよ。風邪を診てもらえるクリニックなのかな?と気にすることなく、まずはいらっしゃってください。胃の内視鏡検査や超音波検査なども院内で対応しています。ただ、相談が入ってしまうと1時間ほど、その患者さんに時間を使う必要があることもありますので、お待たせすることになってしまいます。できる限り事前に予約をしてから来院されることをお勧めしています。

先生が医師を志したきっかけを教えてください。

高良毅院長 タカラクリニック4

子どもの頃は、某アニメに登場する博士のようなロボットを作る人になりたいと思っていました。医師を志したきっかけは、5、6歳のまだ幼稚園に通っている頃に胃がんになった叔父の手術を見学させてもらったことでした。執刀を担当した外科の先生が、手術室に招き入れて見せてくれたんですよ。普通なら考えられないことですが、看護師さんも「これが悪いところだったのよ」と検体を見せてくれましたね。1cmくらいのがんでした。それが80kgくらいある大きな叔父の体にあり、6ヵ月後に亡くなったのです。その時、子どもながらに自分だったら助けられるかもしれないと考えたことが医師を志したきっかけですね。その後、弁護士になろうと思った時期もありましたが、悩んだ末、最終的には子どもの頃の叔父の手術を思い出して医師をめざすことを決心しました。今考えると、弁護士も医師も悪いところと戦ういわゆる勧善懲悪という意味では同じですね。

病気の改善には医師と患者の信頼関係が何よりも大切

院長の医師としてのこだわりを教えてください。

高良毅院長 タカラクリニック5

「あなた自身がどうなりたいですか? どう生きたいですか?」ということに尽きると思います。生きたいと思うのは誰しも同じですよね。死ぬ前に自分の足跡をどう残すのか? どんな生きざまを見せるのか? 患者さんご自身がどう思われているかがすべてです。生きたいと思うなら患者さんにも努力していただきたい。私と患者さんとがお互いに信頼し合っていなければ、うまくいかないかもしれませんよね。治療を受けることは、精神的にも肉体的にもストレスを感じるものです。もちろんできる限り痛くないよう、苦しくないような治療を心がけますが、治療費もかかりますので精神的にも肉体的にもストレスはかかるでしょう。しかし、あくまで治療の主役は患者さんご本人です。私のスタンスをご理解いただき、伴走者として選んでいただくなら、私どもも最善を尽くします。会いにいらっしゃってください。

患者さんにとって心強い言葉ですね。

患者さんに伝えるのは、「自分の体を信じることの大切さ」です。治療には患者さんの気持ちがとても大切なので、「自分で治していく」という意識を持っていただくようなお話をしています。また、信頼関係が治療には重要ですので、患者さんからのメールやSNSからの相談にはできる限り、心を込めてお返事させていただいています。頭の中では、寝るまでいろいろな患者さんのことを考えていますから、結果的に患者さんに寄り添うスタンスになっていったのだと思います。

クリニック選びのポイントと読者へのメッセージをお願いします。

高良毅院長 タカラクリニック6

ご自身がストレスを感じずに診てもらえる、相談できる医師を選ぶようにしてください。一昔前は上から目線で話すような先生がたくさんいらっしゃったかもしれませんが、最近はそういう先生はほとんど見かけないと思います。普段からご自身の健康に対する悩みをフランクに打ち明けられる先生を探しておけば、何かあったときに頼りにできるでしょう。そういう意味でもかかりつけ医の存在は大切だと思います。当院においては予防医学にも力を入れ、体に良いことをたくさん集めて皆さんにお伝えしていきたいですね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

人間ドック/4万4000円~、胃の内視鏡検査/1万3200円~

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