誠快醫院

鹿島田忠史 院長

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大井町駅から徒歩5分の住宅街にある「誠快醫院」。日光が存分に差し込むガラス貼りの入口を入ると、木のぬくもりに溢れた明るい空間が広がっている。体質改善による根本治療をめざして日々診療を行う鹿島田忠史院長は、故橋本敬三医師による手技療法・操体法を受け継ぎ、「気持ち良いは体に良い」という思想の下、体の歪みを改善するSPAT療法や、がんの免疫療法などに注力している。患者が健康になることを最優先に考えた型にはまらない自由な発想での治療を提供するため、治療はすべて自費診療で行うが、その考えに賛同する患者は多く、満足度も高い。休日には大好きなカラオケや読書を楽しむが、今一番の趣味は「仕事」なのだそう。問いかけやユーモアを交えながらわかりやすく説明してくださる鹿島田先生に、クリニック開業までの経緯や、ご自身のライフワークである「操体法」についてのほか、お勧めの健康法や今後の展望まで、たっぷりと語っていただいた。
(取材日2013年12月9日)

「気持ちよいは身体によい」をテーマに根本治療を提供

―はじめに、建築士から医師に転身し開業された理由を教えてください。

横浜国立大学工学部建築学科を卒業し、建築家になって設計事務所でも営むことができればと淡い夢を抱いていましたが、それほど甘い世界ではなく、コネやデザインのセンスなどすべてが足りないと感じていました。そこで母親が指圧の仕事をしていたこともあり、指圧の道へ転身。でも、いざ施術を行ってみると、ここから先は医療行為だから医師免許が必要だとか色々制限があって。私は指圧の学校に通っていたときに理学療法の一種である「操体法」の創始者、橋本敬三先生と出会い、その思想を生かした医療がしたいと考えていたので、それを実現するために医師免許を取得することを決意しました。橋本先生の研修会に参加後、1984年の秋から受験勉強をはじめ翌年の春に東邦大学医学部に入学しました。ここで役立ったのが以前建築学科をめざして二年間浪人した経験でした。苦労は何年経っても無駄にはならないものなんですよね。その後大学六年間で、医学知識を身に付けましたが、操体理論に対する思いはまったくぶれることはなく、むしろ正しさを再確認しました。操体理論は「気持ちよいは身体によい」の一言に尽き、それをどのように実現していくかが私にとっての一生のテーマですね。その延長線上で医師免許を取得し開業しましたので、目的がはっきりとしていて、すごく楽しい毎日ですね。

―先生が考える医療の目的とは何ですか?

医療の目的って漠然としていますよね。治療は確かに大きな柱なのですが、私の考える医療の目的は、予防、治療、そしてグッドエイジングです。予防というとまず思い浮かぶのは人間ドックだと思いますが、私が人間ドックの担当医を務めていた経験から感じるのは、病院によるマーケティング的な側面があることは否めないということです。早期発見を目的として検査結果を伝えて問題点を指摘し、外来で管理するようにと促すのですが、本来なら病気にならないように生活習慣をアドバイスするべきだと思うんです。けれども、内科へ行き、簡単に薬を出されてしまう。一生薬を飲み続けるのは予防とは言えませんよね。また、現在の医療はほとんどが対症療法ですが、私は生活習慣や体質を改善することで根本的に治すことをめざしています。もちろん、老化現象などどうにもならないこともありますから、治療をすることもあるのですが、その場合もできるだけ薬に頼らずに行うようにしています。薬に頼っていると必ず副作用もありますからね。基本は生活習慣の管理で本質的に治っていただきたい。そしてそれを維持できるように、体の歪みを取ったりバランスを改善していくことを一番としています。私の目標は、一人一人の患者さんに90歳まで生きてもらうこと。そこまでお付き合いできれば嬉しいですね。

―具体的にはどういったことをするのですか?

生活習慣としての呼吸、飲食、運動、ストレス管理と環境改善、そして薬は飲食の一部として摂取し、援助や鍛錬をすることでよい状態を保っていきます。でも、そのためには何か目安が必要です。そこで目安になるのが「気持ちよいは身体によい」ということ。例えばストレスを解消するのに、一番よいのはストレスの原因の解決ですが、必ずしも解決できるとは限りませんよね。そこで二番目によいのは逃げてしまうこと。飲みに行ってみたり、旅行に行ったり、それはそれでいいんです。そして三番目の方法は嫌なことを嫌だと思っていても仕方がないので、少し裏面を見てみることです。嫌なことの裏側には必ず良いことが隠れています。要するに解釈を変えるのです。そこに隠れている教訓を見つけることができれば、それほどつらくないでしょう? 嫌なこともあるけれどそれがなければ私は成長できない、と気づくことができればそれでいいんです。気持ちいいと聞くとどうしても楽というイメージがあり、実際に楽しいのですが、やはり楽しいだけではなくどこかで鍛錬しなくてはいけません。鍛錬しないと能力は衰えてしまいます。人間は鍛錬と楽の繰り返しで成長していき、そのどちらも気持ちいいのがベストなのです。自分が壊れない程度に鍛錬して能力を高めることこそ人生の意味だと思っていますし、そうなることが理想だと考えています。私はスピリチュアルなことにも興味があり色々調べているのですが、人生は一生をかけて人間性を高める修行の場であると解釈している人も多いです。臨死体験をした人の話を聞くと、時間、空間関係なく自由に移動でき何でも実現するので、何も努力する必要がなく退屈な世界なんだそうです。お金がないからお金がほしいと思って働く意欲が湧いてくるのですが、ほしいと思っただけでぱっとお金が振り込まれたら働く気がなくなるでしょう、それと同じことですね。

記事更新日:2016/01/24


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