従来の“硬い”入れ歯を長期間使用すると、歯茎の骨がやせ細ってしまうことがあります

Q硬いプラスチックの入れ歯を使い続けるとどうなりますか？

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▲口腔内の写真を撮影し全ての治療法のメリットとデメリットを説明

入れ歯の、歯ぐきの上に被さるピンク色の部分を床(しょう)というのですが、従来のものはプラスチック樹脂が使われていたために、たいへん硬いものでした。そのため、装着すると軟らかい歯ぐきに食い込んで痛みがあったり、歯ぐきとフィットしない部分には、隙間におせんべいやピーナッツのかけらなどが入ることがありました。これでは食事のたびに憂うつになりますよね。また、歯ぐきの粘膜には薄いところと厚いところがあるので、薄い部分の歯ぐきの中の骨には過度な力が加わりやすい状態になります。それが続くと、骨吸収と言って歯茎の骨がやせ細ってしまう事があります。骨が薄くなると、入れ歯の安定や吸着が悪くなったりします。歯槽骨（歯ぐきの中の骨）の吸収が過度に進行すると下顎では骨折しやすくなったり、下歯槽管の神経を圧迫し噛む度に痛みや痺れを感じたりといった問題が起こることがあります。

Qコンフォート入れ歯はどのような人にお勧めですか？

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▲生体用シリコーンを使っているので変質や劣化に強く、柔らかさが長期間持続

コンフォート入れ歯は、総入れ歯の方はもちろん、部分入れ歯の方にもお勧めです。コンフォート入れ歯は、噛み心地がいいのはもちろんですが、自分の歯や骨を守るという点でも優れています。特に、部分入れ歯の場合は、残された自分の歯に対する負担を減らすことができるため、自分の歯を守るという点でもお勧めです。また現在、従来の総入れ歯を使っていて問題がないという方の場合も、長期的には骨吸収のリスクがあることを忘れてはいけません。それを防ぐためにも、コンフォート入れ歯は有効だと思います。「もう一度おいしく食べられるようになりたい」と考えているすべての人にお勧めしたい方法ですね。費用としては、保険適用外の自費診療となります。（15万円（税別）〜）

Qコンフォート入れ歯のメリットは？

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▲左側が従来のプラスチック樹脂、右側がシリコン素材

コンフォート入れ歯は、床(しょう)の部分の内面が生体用シリコン素材で出来ているため、従来のものに比べ、非常に柔らかいのが最大の特徴です。シリコン素材が、入れ歯と歯茎の間でクッションの役割を果たすため、とにかくフィット感が良いんです。当然、しっかりと歯茎に吸着するため外れにくく、隙間に物が挟まりにくいので、食事や日常生活での妨げになりにくいんです。また、グッと噛んだ時の衝撃をシリコン素材が吸収するため、歯ぐきにかかる負担が少なくなります。反面、噛む力は約2倍にアップすることが分かっています。「痛くない・外れずらい・噛みやすい」がコンフォート入れ歯のメリットですね。

Qコンフォート入れ歯のシリコンは、どれくらい長持ちしますか？

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▲定期的なメンテナンスをすることで長期間安心して使用できる

噛む力や食事の嗜好によって個人差があります。しかし、コンフォート入れ歯のシリコンには「安心サポート」といって3年間の保証期間がありますので、期間中であれば、長期の病気入院による歯ぐきのやせにより入れ歯が外れやすくなったり、ペット（犬・猫）のいたずらでの破損、抜歯による部分入れ歯の増歯など入れ歯の構造変更に対してもシリコンの張り替えが可能です。ただし、入れ歯をきちんとケアしていることが前提で、メーカー指定の洗浄液を使用していることが条件になります。また当クリニックでは４ヶ月に一度程度、噛み合わせの調整や入れ歯のクリーニングなどのメインテナンスのリコールをいたしておりますのでご安心いただけると思います

Q陽光歯科クリニックでコンフォート入れ歯をつくるメリットは？

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▲コンフォート入れ歯の無料相談も行っている

当院は、全国でもコンフォート入れ歯の症例数上位3位に毎月入っており、豊富な経験があります。説明時には、口頭でお話するだけでなく、現在お使いの入れ歯にシリコンに似た素材のものを仮装着してご使用頂けますので、使用感がご実感頂けます。事前にきちんご納得頂いているので、完成品の装着時も患者さんにご満足頂けるようです。また当クリニックでは、コンフォート入れ歯のメーカーであるバイテック社の技工士としっかりコミュニケーションをとっているので、かなり細かい義歯の加工注文が可能です。また、部分入れ歯の銀色のアームを白いものに変更したり、入れ歯の歯並びや人工歯の形や大きさについてのご希望をオーダーいただけます。