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あまだ歯科医院

あまだ歯科医院

天田 力 院長

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患者一人ひとりの歯の健康和守るために、さまざまな工夫を

―子どもの治療の際、特に気をつけていることは?

診療の際は、恐怖心を植え付けないように、いきなり麻酔などはせず、まず話をしながらだんだん環境に慣れてもらうように心がけています。また虫歯予防に熱心なお母さんも増えていますが、漠然と「歯ブラシしなさい」というのではなく、「どうして歯磨きが必要なのかを子どもたちに理解できるようにお話してほしい」と伝えています。また虫歯菌は赤ちゃんの時に家族から感染することが多いので、妊婦健診の時から、子どもさんの歯の健康について知っておいていただきたいと考えています。3歳児までに虫歯菌がいなければ、将来、虫歯になりにくいというデータも出ています。かといって「虫歯菌がうつるから」とお母さんが神経質になり過ぎるのもよくないですね。できれば、おじいちゃんやおばあちゃんも含めてご家族がお口の中の環境を整えて赤ちゃんを迎え、安心してスキンシップをする方が子どもさんの心の成長には役立つのではないかと思います。

―院内の方針としてスタッフに伝えていることはありますか。

患者さんの生活を長いスパンで考え、今何が必要か、総合的に判断していくのが私たちの役割だと考えていますので、歯科衛生士のスタッフにも「歯石がたくさんついている」とか「初期の虫歯がある」などと「悪いところを見つけるだけが仕事だと考えないでほしい」と伝えています。定期健診に行くたびに「悪いところがある」と言われたり、歯磨きの指導が厳し過ぎると歯科医院がイヤになり、足が遠のいてしまうこともあります。将来のために患者さんが気軽に、気持ちよく定期健診が続けられるようにリードしていくことも必要だと思っています。いずれにせよ、患者さんを把握して、コミュニケーションを大切にしながら信頼関係を育むことが必要ですね。

―訪問診療はどのような形で行われていますか。

お年寄りや脳梗塞などの後遺症のある方のお宅や施設に伺い、入れ歯や虫歯の治療、口腔ケアなどを手がけています。当院には、口腔ケアを得意とする歯科衛生士が2名おり、施設やご自宅に訪問して要介護者の方の専門的口腔ケアの実施や、介護スタッフ、介助者に口腔ケアについてアドバイスしております。また、有病の方や、口の中が過敏になっている人が多いので、治すというよりは苦痛を軽減し、しっかり食事ができて生活の質が向上し低下しないようにすることが目的となります。実は父が病気で亡くなったときに、意識が低下していく中で「おなかがすいた」と言っていたのです。最後に何か食べさせたかったと、息子としても歯科医師としてもとても残念で、その経験から嚥下リハビリテーションなどを学び訪問診療に力を入れるようになりました。高齢の患者さんはお亡くなりになるケースも少なくないのですが、ご家族に「最後まで食事がとれてよかった」と言われると歯科医師としての役目を果たせたかと思いホッとしています。



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