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橋田 節子 院長の独自取材記事

はしだ眼科クリニック

(品川区/目黒駅)

最終更新日:2019/08/28

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目黒駅に直結した駅ビル、アトレ目黒1の4階にある「はしだ眼科クリニック」は、朝から患者は途切れることなく訪れ、夜9時近くまで診察が続くことも多いという。そんな忙しい毎日を送る橋田節子院長のモットーは、「来院される方の立場で、思いやりのある診察をすること」。どんなに疲れていても笑顔を絶やさず、丁寧に患者を診ている。スタッフとともに日々研鑽を続ける橋田院長に、治療ポリシーや将来の展望など、幅広く話を聞いた。
(取材日2018年10月4日)

クリニック一丸となった、患者に寄り添う診療が信条

橋田先生の診療ポリシーを教えてください。

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患者さんに寄り添った診療をすることです。病院に行くときは、先生やスタッフの対応、医師の実力、検査機器は充実しているか、無駄な検査をされないか、待ち時間は……と、いろんな不安を抱えて受診される方が多いと思います。そんな思いにできる限り応えられるように、その方が抱える不安や真の希望を極力くみ取り、それぞれのご希望に添いながら検査診療を行います。さらにご希望や自覚症状がなくても、必要と判断した検査は、ご説明の上で実施。また専門的な診断や治療が必要な場合は、大学病院や連携する井上眼科病院などへの紹介も積極的に行っています。待ち時間に関しては、なるべく効率良く検査や診察が進むよう配慮するのに加え、患者さんの順番にこだわってしまうと、かえってお待たせしてしまうこともあるので、事前に、お呼びする順番が前後する旨をお伝えしてご理解いただくようにしています。

こまやかな配慮をなさっているのですね。

混雑していると、どうしても流れ作業のようになってしまいがちですが、そうならないように、たとえ私がその日に100人以上診ていたとしても、その患者さんにとっては、私は初めての医師となることを常に言い聞かせ、お一人お一人心を込めて診療します。皆さんに「居心地の良いクリニックだな」と思っていただくために、笑顔、思いやり、誠実、正確さ、迅速さ、清潔をモットーに、全スタッフが一丸となって取り組んでいます。

そのために、スタッフの皆さんにはどのような指導をされているのでしょう。

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「患者さんを自分の身内だと思って接してください」と常に言っています。患者さんの身になって、患者さんに寄り添うことを第一に考えてほしいからです。また院内も身だしなみも清潔にするように気をつけてもらっています。もちろん実務に欠かせない教育体制も整えています。当院では受付から検査の補助まで、スタッフの業務は多岐にわたりますので、すべてに対応できるように定期的にマナー講習や製薬会社さんとの勉強会などを行いますし、講習会などにも積極的に参加してもらっています。もちろん講習会などの費用はすべてクリニックが負担。医療事務や診療報酬明細書についても勉強してもらっていますよ。眼科勤務未経験者の方でも、数ヵ月で一通りのことを学べます。

先生が治療に専念できるのは、スタッフさんの強力なサポートがあるからなのですね。

そうですね。患者さんに寄り添った治療をしたいという私の思いをきちんと受け止めて、私が気づかないところにまで気を配ってくれます。また、スタッフ同士のコミュニケーションが非常に良いのも、当院の特徴だと思います。新人には先輩スタッフがきめ細かい指導や教育を積極的にしてくれますし、クリニック主催のお食事会も定期的に開催。お世話になっている先生方にも参加いただいて、皆でおいしいものを食べて、時には余興もやって親睦を深めています(笑)。患者さんから「スタッフが明るく優しい」「心遣いが行き届いている」という、お褒めの言葉をいただくことも多いんですよ。院長として働きやすい環境づくりに努めていますが、スタッフは期待以上にチームワーク良く動いてくれるので、本当に助かっています。

患者からの感謝を自分への戒めとして、研鑽を続ける

この場所で開業されたのはなぜですか。

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勤務医時代に接した患者さんが良い方ばかりで、「診察をしてもらって心が軽くなった」などの感謝のお手紙をいただくことがありました。未熟な部分もあったのにと恐縮すると同時に、技術や接し方をもっと磨かなければと強く思ったものです。その思いを忘れないように、また自分への戒めとして、今でも読み返すことがあります。そんなふうに多くの患者さんと良い関係を築くうちに、1ヵ所で腰を据えて診察をしたいという思いが芽生えて開業を決意しました。目黒を選んだのは、山手線のエリアの中でも、以前住んでいて落ち着いた雰囲気が好きだったからです。ここはアクセスが良い一方で、昔から住んでいらっしゃる方が多いんですよ。ですから患者さんも0歳から100歳代の方まで幅広く、赤ちゃんや小さいお子さんのかわいらしさに癒やされたり、ご年配の方の含蓄ある話に学ばせていただいたりと、日々楽しく診察をさせていただいています。

診療の際には、どのようなことを心がけていますか。

患者さんの思いを、できるだけくみ取るようにしています。患者さんは、それぞれの悩みや事情を抱えていて、中には本当に思い悩んだ末に当院を受診される方もいます。患者さんの状況や思いなど、さまざまな情報を知るために、お話ししやすい環境づくりに努めています。もちろん、スタッフの対応もその一つ。治療はもちろんですが、すべてに対して患者さんに即した対応をすることを、クリニック全体で心がけています。

どのような疾患の方が多いのですか。

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それぞれの年代で多い疾患は異なります。赤ちゃんは結膜炎やものもらいといった、感染症がほとんどですね。小中高のお子さんは近視など屈折異常、働き盛りの世代では、長時間パソコンモニターを見て作業することにより、目や体や心に影響の出るVDT症候群や、眼精疲労の方が多いですね。また、コンタクトレンズ関連の結膜炎や角膜炎はどの年代にも非常に多く、使い方を誤っている方が多いので、適切な使い方を指導させていただいています。高齢の方の場合、白内障や緑内障、加齢黄斑変性など、加齢が要因となる疾患が目立ちます。特に緑内障は力を入れている分野の一つで、新薬の実用化に向けた治験も行っています。

自覚症状がない緑内障。40歳を過ぎたら定期健診を

緑内障は、予防できるのでしょうか。

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これといった予防法はありません。しかも自覚症状がないまま、視神経がじわじわと傷んで視野が欠け、最終的に視力が失われる可能性がある危険な病気です。日本人は40歳以上の20人に1人が緑内障患者であると推定されていますが、早期では自覚症状がないため、およそ8割の方が気づいてないのが現状です。進行してしまうと、元に戻すことはできません。ですから早期発見・治療により進行を抑えることが重要です。40歳を過ぎたら、自覚症状がなくても年1回は定期検診を受けてください。

お忙しい毎日ですが、ご自身の健康管理やリフレッシュはどうされていますか。

医師は体が資本ですから、バランスの良い食事、質の良い睡眠、適度な運動を心がけるようにしています。運動は子どもの頃から好きで、幼児時は陸上、水泳を、香川医科大学時代は香川県の代表として弓道の国体に出たこともあります。今は筋トレやゴルフをしています。ゴルフはプレーも楽しいですが、緑の中を歩くだけでも気分転換になりますし、いろんな方と交流をして勉強になることも多々あります。最近のトピックは、猫を飼い始めたこと。ずっと飼いたいと思っていたのですが、やっと実現できました。診療が終わるとまっすぐ帰宅します。猫と筋トレとゴルフ、プライベートタイムは、この3本が柱ですね。

将来の展望をお聞かせください。

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患者さんにより良い医療を提供するために、今後も緑内障治療の治験など新しい治療や技術を積極的に導入していきたいと考えています。また、医師として地域にもっと貢献したいと思います。現在では品川区内のろう学校や成育医療センターのせたがやハウスに寄付という形で協力させていただいたり、地域の小学校の校医もさせていただいたりしています。そうした地域貢献の一環として、将来的には訪問診療をしたいですね。体が不自由な一人暮らしの方の中には、通院したくてもできない方がたくさんいるのではないでしょうか。そうした困っている方のお役に立てたらうれしいです。

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