ニキビの悩みは皮膚科に相談を
早めの受診で早期改善につなげる
あらおクリニック 青葉台皮膚科・形成外科
(横浜市青葉区/青葉台駅)
最終更新日:2024/06/06


- 保険診療
- 自由診療
ニキビとは、尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)というれっきとした皮膚の病気。ニキビ痕、繰り返してできるニキビに悩んでいる人は多いのではないだろうか。できてしまったニキビは触らないことが大切。つい気になって触ったり、つぶしたりすることで炎症を招き、余計に治りが遅くなってしまうことも。肌のトラブルに関する幅広い悩みに対応している「あらおクリニック 青葉台皮膚科・形成外科」。現在、週1で皮膚科外来を担当する医師が在籍し、「市販薬で済ますのではなく、専門家による診断の上、治療を受けてほしい」と患者に伝えている。ニキビといっても種類や原因はさまざま。医師による診療のもと適切な治療を受けることが改善への第一歩となる。皮膚科でニキビを治療することのメリットやニキビの治療法について話を聞いた。
(取材日2022年7月19日/情報更新日2024年5月28日)
目次
肌を診て患者の希望を聞きながら、適切な治療法を提案。頑固なニキビやニキビ痕にはレーザーでのケアで対応
- Q皮膚科でニキビ治療を受けるメリットは何ですか?
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A
▲保険診療から美容まで幅広く対応
以前はニキビの治療というと、抗菌剤を塗るだけというシンプルなものでしたが、毛穴の詰まりを取る作用が期待できる薬や、抗生剤の飲み薬など新しい治療薬がたくさん出てきています。また、非常に炎症の強いニキビの人もいるので、そういう時にはガイドライン上でも推奨度の高い抗生物質を処方するなどしっかりした治療も可能ですので、皮膚科を利用するメリットは大きいでしょう。市販薬で治まればいいのですが、例えば、炎症の強いニキビを放置していると、よりひどくなって後々クレーターのようになってしまう方もいらっしゃるんですよ。
- Qニキビの原因と、受診のタイミングについて教えてください。
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A
▲パウダールームを完備している
毛穴が詰まって皮脂がたまり、さらに細菌感染などを合併していって毛穴が膿んでいくのが主な原因ですね。ストレスの蓄積や、脂質を多く含む食品の取り過ぎなど、生活の乱れが悪化の原因になるのではと思います。また、洗顔がしっかりできていない人は、ピーリングソープと汚れや古い角質をしっかりと落とせるようなせっけんをお勧めしています。ただ敏感肌の方には向かないこともあるので、肌質を見ながら適した治療を提案いたします。ニキビ痕になるとなかなか治りづらくなるので、できるだけ早く受診してください。軽症の方も重症の方も、皮膚科で適切な治療をすることで早い改善が見込めます。
- Qどんな治療法があるのでしょうか?
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A
▲塗り薬、飲み薬、漢方など多様な選択肢が存在
アクネ菌を抑えるような抗生剤や、毛穴詰まりをとるためのアダパレン、ピーリング効果の期待できる過酸化ベンゾイルゲルといった塗り薬や、ひどい方には抗生剤の飲み薬や漢方薬を処方します。患者さんはそれぞれ希望する肌の状態がおありだと思います。ただ、手段についてはおわかりにならないのが当然ですので、肌を診て患者さんのご希望をお聞きしながら、まずは保険診療の範囲内で、患者さんに適した治療法をこちらから提案いたします。
- Q塗り薬や飲み薬で対応できない場合は、どうするのでしょうか?
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A
▲荒尾院長は美容外科・形成外科の治療もエキスパート
⽑⽳が詰まった状態の⿊ニキビには、角質や⽪脂など⽑⽳の詰まりを除去することを目的としたピーリング治療をお勧めしています。そのほか、「もっときれいになりたい」と希望される方には、自由診療になりますが、レーザーによるケアなどのプラスアルファの選択肢をご紹介することが可能です。
- Q治療にかかる期間はどのくらいでしょうか。
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A
▲患者が通いやすい、居心地が良く洗練された院内
最初の1~2ヵ月間は、抗生剤や毛穴の詰まりを取るための塗り薬などを使用して集中的に治療を行います。そこで治療が終わる方もいるでしょうし、継続して治療が必要な方もいらっしゃいます。経過を見ながら必要であれば塗り薬を追加したり、ピーリングやレーザーによるケアを提案していきます。また当院では⼀般⽪膚科のほか、形成外科・美容外科の診療も⾏っています。ニキビとほかの気になる部分を同時にケアする治療のご提案も可能ですので、お肌に関することならなんでもご相談ください。
自由診療費用の目安
自由診療とはレーザーによるニキビケア/2万2000円、ピーリング/1万1000円