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山根 亜衣 院長の独自取材記事

粉瘤ひふのできもの広島形成外科しずくクリニック

(広島市南区/広島駅)

最終更新日:2026/09/30

山根亜衣院長 粉瘤ひふのできもの広島形成外科しずくクリニック main

2026年8月、広島駅南口から徒歩5分の場所に開業した「粉瘤ひふのできもの広島形成外科しずくクリニック」。広島では珍しい粉瘤や脂肪腫に特化したクリニックで、小さいものであれば即日日帰り手術に対応できることが特長だ。院長の山根亜衣先生は、熊本大学医学部を卒業後、広島市立広島市民病院で研鑽を積んできた麻酔科の医師。開業後はクリニックの運営に携わり、主に在籍する形成外科の医師が診察・治療・手術を担う。粉瘤や脂肪腫などのできものは、すぐ大事には至らないため放置されがちで、自己処理がもとで炎症を起こしたり、治ったと思っていても繰り返したりしてしまう場合が多いという。だからこそ「小さいうちに早めに相談してほしい」と話す山根院長に、同院の強みや特長について聞いた。

(取材日2026年9月11日)

粉瘤、脂肪腫に特化した診療で患者の悩みを解決に導く

開業にあたり、この場所を選んだのはなぜですか。

山根亜衣院長 粉瘤ひふのできもの広島形成外科しずくクリニック1

広島県内の方が公共交通機関を使って来院しやすい場所、かつ県外からのアクセスもいい場所にと考え、広島駅から徒歩5分のこの場所に開業しました。中国・四国地方や山陰地方など、広島駅を中心にさまざまな地域の方に来ていただきたいと思っています。実際に、島根県や香川県にお住まいの方からもお問い合わせをいただいており、大崎上島などの島しょ部から来られる患者さんもいらっしゃいます。当院では、粉瘤、脂肪腫、ほくろなどのできものに関して、早ければ診察当日にそのまま手術を受けていただける、即日日帰り手術が可能です。一般的に手術後の通院は、抜糸も含め2~3回。通院回数が少なく済む点もメリットと言えるでしょう。少し遠くても2回くらいなら広島に通ってもいいかな、と当院を選んでいただく方が多いように思います。

どのような問い合わせが多いのですか。

粉瘤に関するお問い合わせがほとんどです。粉瘤は、何かのはずみで皮膚の内側に袋状の組織ができ、そこに汗やあかがたまり炎症を起こす疾患で、アテロームとも言います。粉瘤ができる要因や、できる場所はさまざま。粉瘤が自然に消えることはなく、治療方法は手術となります。一般的に、手術自体の所要時間は30分程度ですが、病変の大きさや部位、患部の状態、混雑状況、患者さんのご希望などにより、診察当日ではなく、後日の手術をご案内する場合もあります。

クリニックの理念をお聞かせください。

山根亜衣院長 粉瘤ひふのできもの広島形成外科しずくクリニック2

「長年悩んできたことを、気軽に相談できる」をテーマにしています。当院の患者さんは、何年も悩みながら粉瘤を放置していたけれど、ウェブ検索で当院を見つけたことをきっかけに受診した、という方がとても多いんです。放置してはいけないケースもありますので、形成外科の専門家がきちんと診断し、取れる粉瘤は取ることで、患者さんの長年の悩みを解決に導くことができたらと思っています。

日帰り可能な手術は、傷痕の見た目にも配慮

どのような診療に対応していますか。

山根亜衣院長 粉瘤ひふのできもの広島形成外科しずくクリニック3

当院は、粉瘤、脂肪腫、皮膚のできものに特化したクリニックで、皆さんがいわゆる「できもの」だと思っているものが対象となります。その中でも粉瘤は、炎症が起きず何事もなく終わる人もいますが、何かのタイミングで再発してしまうことがあるため、大きくならないうちに取れるものは取っておいたほうがいいと考えています。ほくろについては、美容的な理由で除去をお考えの方は多いと思いますが、年齢が高い方やほくろのサイズが大きくなっている、色に異常があるなどの場合は悪性の可能性があるため、切除したほくろは病理検査に出させていただいています。検査の結果悪性だった場合は、総合病院をご紹介しています。

粉瘤を放置することのリスクについて詳しく教えてください。

粉瘤の中の膿をご自身で押し出して、治ったと勘違いされる方もいますが、膿が体外に出ても袋が残っている場合は再発するといわれています。また、炎症が起きた部分をぶつけた場合などに、袋が思わぬ方向に破れたりぐちゃぐちゃになってしまったりすることがあります。そうなると手術では取り切れない可能性があり、炎症が起きている間は手術に踏み込むことが難しくなります。炎症が起きる前、なるべく粉瘤が小さいうちに切除することをお勧めしています。その方が傷も小さく、患者さんの費用的な負担も軽くて済む場合が多いです。自己判断せずに早めに受診いただきたいですね。

診療体制についてお聞かせください。

山根亜衣院長 粉瘤ひふのできもの広島形成外科しずくクリニック4

診療には、形成外科を専門にしている先生に来ていただいています。当院は形成外科の専門家ならではの「傷痕にも配慮した手術」が強みです。粉瘤は、顔回りにできることも多いため、悩んでいる方はご相談いただきたいと思います。当院で対応が難しい場合、総合病院への紹介も行っています。女性医師も1人在籍しており、女性の患者さんからは、「デリケートゾーンの診療は女性の先生に」というご希望が多いですね。10月からは2人に増える予定です。私自身は管理者という立場で当院が安全に運営できるよう注力しています。

メッセージアプリなどを活用し、患者に寄り添う

院内の環境づくりのこだわりをお聞かせください。

山根亜衣院長 粉瘤ひふのできもの広島形成外科しずくクリニック5

まず手術を行うという前提がありますので、起こり得る合併症の想定や清潔を保つことを徹底しています。私は麻酔科の医師で、もともと手術室との親和性が高く、衛生面や合併症に関する管理は適任だと自負しています。一方で、医療ドラマで見るような手術室の圧迫感や緊張感をできるだけ和らげたいとも思っていますので、この2つが両立できるようなクリニックづくりに努めていきたいです。基本的に日帰り手術なのですぐにご帰宅いただけますが、気分が悪くなる可能性を考え、リカバリールームも用意しました。また、お顔周りの処置の前に洗顔できるスペースや、処置後の身支度にもご利用いただけるパウダールームもあります。来院されてからお帰りまで、快適にお過ごしいただける環境づくりを大切にしています。

患者さんに対して気をつけていることはありますか。

手術での負担を極力減らすために、麻酔を打つ際には極力細い針を使用して、痛みに配慮しています。小さなクリニックなので、数回の受診の中でも患者さんの情報をできるだけスタッフ間でも共有し、経過についてご不安な時はお声がけするなど、短い間ではありますがコミュニケーションを取るようにしています。また、診療時間は10時から19時までですが、患者さんのご要望にできるだけお応えしたいので、7時から21時まで電話がつながるようにしています。24時間メッセージアプリでのご相談も受けつけています。「駐車場はありますか?」といった設備面での質問から、「イボを取りたい」という相談、術後の過ごし方で気になることなど、困ったことがあれば何でもお聞きいただけます。

今後の展望と、読者へのメッセージをお願いします。

山根亜衣院長 粉瘤ひふのできもの広島形成外科しずくクリニック6

まずは当院で粉瘤、脂肪腫、できものの診療ができるということをもっと知っていただきたいですね。粉瘤などのできものに特化した医療機関は珍しいと思いますので、粉瘤の手術が保険診療ということも、これからもっと周知していければと考えています。今後は、複数の医師が在籍していることを生かして、それぞれの先生の得意分野に関する相談日を設ける診療体制も考えています。患者さんのライフスタイルに合わせて、お仕事帰りにも来院しやすいよう診療時間を長くしています。また、当院は大きな病院ではないので、手術はよく考えたいので診療だけ、というご相談でも構いませんし、メッセージアプリでのお問い合わせでも大丈夫です。ウェブ予約にも対応しています。ぜひご相談くださいね。