東 重成 院長の独自取材記事
あずま歯科クリニック 大泉学園
(練馬区/大泉学園駅)
最終更新日:2026/10/30
大泉学園駅北口から徒歩3分。2026年9月に開院した「あずま歯科クリニック 大泉学園」は、深緑のアクセントカラーと木目調の床で、清潔感の中にも自然の落ち着きを感じさせる歯科医院だ。愛犬をモチーフにしたロゴマークが目を引き、子どもも親しみやすいアットホームな温かさが漂う。院長の東重成先生はこの街で生まれ育ち、歯科技工士の資格も持つ。幼い頃から自身の歯で苦労した経験と、勤務医時代に歯を残せなかった悔しさを原点に、CTやマイクロスコープを駆使し「なるべく歯を抜かない」ことをめざす保存治療への信念を貫く東院長に、治療への思いや地域のかかりつけ医としての展望を聞いた。
(取材日2026年10月6日)
生まれ育った大泉学園に、家族で通える歯科医院を
まずは開業までの経緯をお聞かせください。

私自身、子どもの頃からあまり歯が丈夫ではなく、歯科医院によく通っていました。その中で「なるべく歯を抜かない治療ができる歯科医師になりたい」と考えるようになったのが、この道を志したきっかけです。姉も歯科医師をしており、身近に歯科のある環境で育ったことも影響しているかもしれません。明海大学を卒業後、臨床研修を経て世田谷や板橋の歯科医院で経験を積みました。歯科技工士の資格も持っており、治療と歯科技工の両方の視点を大切にしています。勤務先では歯を残すための治療に取り組む中、クチコミで患者さんが増え、院長から「右腕」と言っていただけるまでになりました。いつかは生まれ育った大泉学園で開業したいという思いがずっとありましたので、自宅からも近く、駅からも徒歩3分という好立地に巡り合えたときは、願いがかなったと感じましたね。
院内作りではどのような点にこだわりましたか。
一番大切にしたのは、誰でもアットホームに通える歯科医院であることです。高級感を打ち出すのではなく、ファミリー層の方が気軽に足を運べる雰囲気をめざしました。院内は白を基調に、深緑のアクセントカラーと木目調の床を取り入れて、清潔感の中にも自然の落ち着きを感じられる空間にしています。かつて家族として飼っていた柴犬とゴールデンレトリバーをモチーフをロゴマークにしました。レントゲン室の一面は動物をモチーフにした壁紙にしたので、子どもや動物好きの方が目にしたとき、ちょっと楽しい気持ちになってもらえたらと思っています。スタッフのスクラブもピンク色にして、冷たさのない親しみやすい雰囲気を心がけています。ユニットは開放的に配置しており、広々としたテナントですので圧迫感なくゆったり治療を受けていただけると思います。
設備面での特徴を教えてください。

精密な治療を行うために、CTとマイクロスコープを導入しています。CTで歯や骨の状態を立体的に把握し、マイクロスコープで患部を拡大して確認することで、保険診療の範囲内でも精密な診断と処置が可能になります。レーザーも備えており、出血のコントロールをはじめ幅広い場面で活用しています。衛生面では性能にこだわってクラスB規格の滅菌機を導入し、使用する器具は滅菌前の洗浄工程から徹底しています。安心して治療を受けていただくための基本として、注力している部分です。診療スペースには個室の特別診察室も備え、将来的には最大10台までユニットを増やせる広さを確保しています。患者さんが増えても一人ひとりに十分な時間をかけられるよう、ゆとりある空間を大切にしています。
「希望を捨てないで」──歯を守り抜くための保存治療
歯を残すための治療に注力するようになったきっかけを教えてください。

以前勤めていた歯科医院で、忘れられない経験がありました。歯にひびが入って割れてしまった患者さんがいたのですが、その後ろの歯がインプラントだったために、隣の歯同士をつなぐブリッジという方法が使えなかったんです。結局、歯を補う手立てがないまま治療が終わってしまいました。あのとき「残す手段があったのではないか?」と感じた悔しさが、今の診療の原点になっています。ひび割れた歯でも、過去に抜歯が必要と言われた歯でも、残せる可能性がある限り私は残したい。まずは自分の歯で噛めることを大切にする治療を追求していきたいと思うようになりました。もし「もう抜くしかない」と言われてお悩みの方がいらっしゃったら、どうか希望を捨てないでほしいと思っています。
具体的にはどのように歯や神経を残すことをめざすのですか。
まずCTで歯や周囲の骨の状態を立体的に確認し、マイクロスコープで患部を拡大しながら精密に処置を進めます。神経に近い深い虫歯の場合、自由診療ではMTAセメントという特殊な材料を用いて神経の保存を図ります。これまでの臨床経験の中で神経の保存に注力してきており、難しいとされる症例にも諦めず取り組む姿勢を大切にしています。また、私は歯科技工士の資格も持っていますので、かぶせ物を外れにくくするために精密な歯を形成することや、部分入れ歯の金属バネの微調整も得意としています。歯科技工の経験があるからこそ、仕上がりや適合にこだわった治療ができていると感じます。虫歯の取り残しは再発につながりますから、一つ一つの処置で妥協しないことを常に心がけています。
患者さんと接する際に心がけていることを教えてください。

まず患者さんのお話をしっかり聞くこと、これが私の第一のモットーです。どんな症状があるのか、どういう治療を希望されているのかを丁寧に伺い、それに見合った治療を一緒に考えていきます。治療方針をお伝えする際は、患者さんに納得していただくことを何より重視しています。納得のないまま治療を進めることはありません。「こういう方向で進めようと思いますが、いかがですか」と必ずお声がけし、ご意見を伺うようにしています。保険診療でも自由診療でも同様に丁寧な治療を行うのは当然のことです。歯科が苦手で緊張される方には、休憩や会話を交えながら落ち着いていただけるよう配慮しています。一人ひとりの患者さんに真剣に向き合うこと、それが私にとって一番のテーマであり、今も変わらず勉強を続けている部分です。
一本一本の歯を大切に、地元のかかりつけ医をめざして
地域の方に頼っていただくために、工夫されていることはありますか。

日曜日にも診療を行っています。日曜に休診の歯科医院はかなり多いのですが、急に歯が痛くなったり、平日はお仕事でなかなか通院の時間がとれなかったりと、日曜だからこそ困っている方は少なくないはずです。週明けまで受診を我慢しなくて済むように、日曜も診療日として開けることにしました。地元のかかりつけ医として、困ったときにまず頼っていただける存在でありたいという思いが根底にあります。大泉学園で生まれ育った私にとって、この街の方々が安心して相談できる場所であり続けることは何より大切です。地域の皆さまに気軽に足を運んでいただける歯科医院でありたいと考えています。
今後、特に注力していきたいことはありますか。
生まれ育ったこの大泉学園で、地域のかかりつけ医になること。それが私の一番の目標です。来院してくださった患者さんの歯を一本でも多く残すことをめざし、なるべく歯を抜かずに済むようにするための治療を追求したいと考えています。かぶせ物や詰め物の精度もさらに追求したいですし、保存治療の技術については勉強会にも参加しながら、まだまだ研鑽を積んでいく必要があると感じています。完成された技術というものはなく、学び続けることでしか患者さんに良い治療を届けることはできません。長く自分の歯で噛み続けていただくために、一人ひとりの歯と真剣に向き合い、支える。そうした診療を地道に積み重ねることで、地域の皆さまに信頼していただける歯科医院に育てていきたいと思っています。
読者へのメッセージをお願いします。

1日でも1本でも多く、自分の歯で噛めることを大切にしてほしい、これが私から皆さまへの一番のメッセージです。治療ももちろん大事ですが、それ以上に大切なのは定期的なメンテナンスだと考えています。悪い所があっても、悪化する前に対処すれば歯を失うリスクの大幅な減少が見込めます。何も症状がなくても、メンテナンスはどんな治療にも必要な土台ですので、ぜひ習慣にしていただきたいと思います。当院は大泉学園駅北口から徒歩3分の場所にあり、日曜日も診療しています。お子さまからご年配の方まで、ご家族皆さまで気軽に通っていただけるアットホームな歯科医院をめざしています。お口のことで少しでも気になることがございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
自由診療費用の目安
自由診療とは矯正/76万円~、MTAセメント/2万2000円~
※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

