石川 福太郎 理事長の独自取材記事
まつざきこどもファミリー歯科
(新潟市東区/大形駅)
最終更新日:2026/10/15
楽しげな歯科のキャラクターが迎えてくれる「まつざきこどもファミリー歯科」は、同市西区の「いしかわこどもファミリー歯科」の分院として、2026年7月に開院した。開放的でカラフルな院内は、歯科医院のイメージを覆し、子ども心をくすぐる工夫でいっぱいだ。同院を率いる石川福太郎理事長は、「健康をもっと健康に。未来をつくる歯医者さん」をコンセプトに掲げ、0歳からの虫歯予防と口腔筋機能療法、小児矯正により、これから先の人生を見据えた歯科医療を提供。保育士常駐の託児ルームも設け、自分のことは二の次になりがちな保護者のケアにも力を注いでいる。めざす理想像は赤ちゃんから大人まで、みんなが当たり前のように通う「地域のインフラ歯科医院」。朗らかながら熱意あふれる石川理事長に、同院の魅力をたっぷりと語ってもらった。
(取材日2026年8月26日)
子どもを一緒に育てるパートナー
とてもかわいらしい歯科医院ですね。託児ルームも設けられています。

歯科医院はトラウマや怖いイメージを持たれがちだからこそ、明らかに他とは違う見た目にする必要があると考え、楽しげな雰囲気づくりにこだわりました。スタッフもポジティブで明るく、子どもが大好き。そして自分の成長にフォーカスしている方がそろっています。託児ルームには保育士が常駐しており、予約不要でご利用いただけます。本院で、子どもが小さいという理由から、受診を諦めざるを得ないお母さんがたくさんいることを痛感したんです。子育てが一段落し、やっと歯科医院を受診できた時には、お口の状態が悪くなっている方を何度も見てきました。子どもの二の次になってしまうところを何とかしたい。そんな課題感がありましたし、実際に本院では常に満員に埋まるほど需要があるので、曜日を限定するのではなく、いつでも預けられる託児ルームの設置はマストで考えました。
分院の開院に至った経緯を教えてください。
本院で診療を行う中で、歯科医院に来られなかったお子さんが前向きに通院できるようになったり、機能矯正を求めて遠方から来られる方もたくさんいたんです。求められていると感じていましたし、多くの方からリクエストを頂いたこともあり、東区での開院に至りました。予防歯科を中心に提供することを考えると、ある程度の広さが必要となりますが、この物件はそのコンセプトにぴったりです。ユニットは横一列に12台並べて、そのうち10台を予防歯科用としています。
コンセプトは「健康をもっと健康に。未来をつくる歯医者さん」と掲げられていますね。

心身ともに健康で、健全な思考を持つお子さんを一人でも多く育成することをめざしています。ですが、お子さんは一人で歯科医院に来られるわけではなく、連れてきてくれる親御さんがいて初めて成立することです。ですからご家族とは、お子さんを一緒に育てるパートナーシップを組んだつもりで、日々の診療にあたっています。また、ご家族にもより健康に、人生が豊かになってほしいという思いから、子どもだけではなく大人の予防ケアや治療まで、さまざまな症状に対応できる体制を整えています。歯科受診のハードルは託児ルームで解決できているので、次の段階として、口腔周りのエステやホワイトニングなどの審美歯科の分野にも取り組んでいきたいです。
質にこだわる機能トレーニングは“楽しい習い事”
お子さんの診療へのこだわりをお聞かせください。

虫歯予防は、なるべく早くから関わりたいと考えています。虫歯だらけで、歯並びが悪い状態で生まれてくる子はいませんから、源流から関わることで虫歯をつくらず、良い歯並びに導いていきたいという思いです。プレママ向けのお話し会を開催するなど、情報提供の場をつくることも重視しています。また、虫歯予防では、唾液検査で虫歯菌の数や唾液の力を科学的に測定するというよりは、飲食や歯磨きの回数、フッ素の使用有無といった生活習慣におけるリスクチェックを行っているんです。難しくせず、点数を見える化して、すぐに行動の改善点が見つかるような仕組みを取り入れています。
口腔機能を育てるトレーニングにも力を注がれているそうですね。
そうですね。歯並びや姿勢、呼吸、癖や習慣、舌の使い方などにも目を向けながら、お口周りの健やかな成長を支えるオーストラリア発祥のプログラムを導入しています。口腔筋機能療法といって、主に5歳から12歳のお子さんが対象です。舌の位置や飲み込み方、口呼吸などの習慣は、歯並びや顎の発達にも影響を与え、不正咬合につながることもあります。そこで口腔周辺筋の動かし方のトレーニングやマウスピース型の装置を用いて、正しい成長を妨げる根本的な原因を取り除くことで、噛む、飲み込む、鼻呼吸といった基本的な機能の改善をめざしています。
貴院の口腔筋機能療法の特徴を教えてください。

トレーニングの質に非常にこだわり、専用のトレーニングルームを設けているほか、専門的に学んできたエデュケーターが在籍しています。マウスピース型の装置をお渡しして、何となくご説明して終わるようなことは絶対にせず、エデュケーターが一人ひとりの成長や状態に合わせたきめ細かい指導を行っています。お子さんには、エデュケーターとのトレーニングを “楽しい習い事”のように感じてもらえたらいいなと思っているんです。30分くらいの習い事をして、うまくいったらポイントをゲットでき、ポイントがたまると景品と交換できる。そんなワクワクするような工夫も取り入れ、無理なく継続できる環境づくりを心がけています。
小児矯正についてはいかがですか?
できれば年齢が1桁のうちに行いたいと考えています。例えば、12歳くらいになってからご相談を受けても、すでに大人の歯になってしまうと対応が難しいケースもよくあります。「知らなかった」という残念さをなくしたいという理由で、ご家族へのお声がけと情報提供の質は、非常にこだわっている部分です。当院ではスタッフ全員が、歯並びの観点を持って定期検診を行っており、ご家族には適切な時期に、適切な情報を受け取っていただけるようマニュアルを整えています。「いつくらいに、何をやるといい」という今後の見通しもお伝えしますし、その時期が近づけば自動的に声がかかる仕組みとなっていますので、安心して通っていただければと思います。
人生が豊かになる「地域のインフラ歯科医院」
子どもとご家族にフォーカスされるようになったのは、どのようなきっかけがあったのですか?

僕は開業前、外科処置が得意な東京の歯科医院に10年間勤め、インプラント治療や歯の移植などの治療に励んでいたんです。しかし、かぶせ物がいくら精密でも、人工物なので入れた瞬間の一番良い状態から、どんどん悪くなってしまいます。どれだけ費用を頂いても、天然の歯以上のものは提供できないことに無力感がありましたし、「このまま歯を削っていいのだろうか」というジレンマもありました。治療が意義深いものであることを理解した上で、治療を行わずに済む予防や育成に振りきりたいという思いが生まれたんです。それに、僕は子どもが4人いるのですが、当時は子育てが忙しすぎて、技術的な勉強に行けない焦りもあり、自分の環境を生かせるジャンルが、小児歯科でした。
どんな時にやりがいを感じられますか?
当院のコンセプトを確立してから、今は特に困っていないけれど、もっと健康になりたいという患者さんがたくさんいらしてくれるようになりました。治療に使っていた費用を、例えば、審美歯科に充てられるようになるなど、より豊かな人生を送るために当院を使っていただけたらうれしいですね。マイナスからゼロではなく、ゼロからプラス。ご自身が生涯にわたって健康に過ごすために労力やお金、時間を使ってもらえるところに、価値を見出していただきたいです。
最後に、読者へのメッセージをお願いします。

僕たちがめざすのは、より健康に、人生が豊かになる「地域のインフラ歯科医院」です。地域の皆さんに「子どもが生まれたら、まつざきへ」というイメージを持ってもらえる場所にしていきたいですね。専門的な治療が必要な場合は、それぞれの専門の歯科医院へ積極的に紹介させていただきますので、ご安心ください。お子さんも大人も、自ら来たくなるような“自立来院型歯科医院”というビジョンを実現できるよう、これからも精一杯努めてまいりたいと思います。お気軽にいらしてくださいね。
自由診療費用の目安
自由診療とは資料診断料(セファロ分析・治療計画) 3万3000円
全体のマウスピース型装置を用いた矯正 113万3000円
前歯のみのマウスピース型装置を用いた矯正 55万円
小児矯正 53万9000円(口腔筋機能療法の費用も含む)
インプラント 45万1000円(埋入手術代、セラミックス上部構造含む)
メタルフレームデンチャー(金属の義歯) およそ35万円
ファイバーコア(土台) 1万4300円
ジルコニアレイヤークラウン 16万5000円
フルジルコニアクラウン(キャラクタライズ) 9万9000円
フルジルコニアクラウン(ノンキャラクター) 7万7000円
※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

