加賀 康宏 先生の独自取材記事
日吉駅前こころみクリニック
(横浜市港北区/日吉駅)
最終更新日:2026/09/07
2026年8月に開院した「日吉駅前こころみクリニック」で、9月から美容皮膚科をメインに担当する予定の加賀康宏先生。もともとは消化器内科の出身で、総合診療の研鑽を積み、幅広い診療に携わってきたドクターだ。患者のさまざまな悩みに応えるうちに、頭痛診療や漢方処方、美容的な診療も手がけるようになったという。同じ大学出身の平野由似先生の紹介で、こころみクリニックの大澤亮太理事長と出会い、誠実な医療をベースに、より豊かな日々を送るために、美容的な診療もトータルに提供したいという理念に共鳴したとのこと。そこで、加賀先生に医師を志したきっかけや患者への思い、同院で提供したい診療などについて聞いた。
(取材日2026年8月25日)
消化器内科、総合診療を軸に、幅広く研鑽を積む
医師を志されたきっかけや、これまでの経緯について聞かせてください。

私は東京出身で、医師の家系の5代目です。祖父は消化器外科の医師で、自宅の目の前に診療所がありました。私が小さい頃、頭にけがをした時にも、祖父に縫ってもらった覚えがあります。また、自宅の1階は父のクリニックで、2階が生活スペースでしたから、とても身近に医師という職業がありました。父や祖父と街を歩いていると、よく患者さんに声をかけられ、皆さんに感謝されるやりがいのある仕事なのだと感じていたように思います。医学部卒業後は昭和医科大学横浜市北部病院での臨床研修を経て、総合内科に入局し、消化器班に所属して、主に肝胆膵の診療に携わっていました。その後、消化器に特化した小田原市の丹波病院で、スペシャリストの先生のもとで内視鏡を学び、北部病院に戻り、関連するクリニックなどの院長を務めました。2023年には美容クリニックを立ち上げ、統括院長として診療にも関わっています。
こちらへ入職されるにあたって、どのようなきっかけがありましたか。
同じ大学出身で同法人内のクリニックである「こころみクリニック」の皮膚科医師、平野由似先生から、大澤亮太理事長を紹介され、「誠実な医療をベースとして、その上で、患者さんにより豊かになっていただくための美容皮膚科をめざしたい」と聞いて、私の考えと同じと感じたことがきっかけです。また、まさに駅近の立地で隣が百貨店という、幅広い世代の方に来ていただきやすい環境も魅力だなと感じました。院内では耳鼻咽喉科などの診療も行っているため、他の診療科の先生方と連携でき、さらに平野先生と連携できるのも心強いですね。
先生の専門分野や得意とされる診療について教えてください。

私のベースとなるのは、消化器内科と日本内科学会総合内科専門医としての総合診療です。また、内科のクリニックに勤務していた際に、片頭痛に悩まれている患者さんが多かったことから、専門的な頭痛治療に取り組んできました。近年、新しい片頭痛治療薬が使えるようになり、痛みの期間や痛み止めの乱用を減らすことが期待できるようになっていますので、痛み止めで我慢している患者さんをなんとか助けたいと思ったのです。さまざまな内科診療を行う中で、片頭痛やめまい、アレルギー性鼻炎や花粉症などの症状に漢方薬の併用が役立つことを実感してきました。漢方薬を使うと、主訴だけでなく、他の症状や全身状態にもアプローチできることが少なくないので積極的に取り入れてきました。また、美容的な診療に関しては、皮膚科や形成外科の先生と連携して、自分自身でも学びながら取り組んできました。
子どもや中高生にも医療脱毛の提供を
先生の診療方針について聞かせてください。

患者さんの病気を診るだけではなく、その背景を含めて、患者さんを全体的に診て、心身を含めてより良くして差し上げたいという気持ちで取り組んでいます。その時、その症状だけでなく、「何か困ったことがあれば、なんでも気軽に相談してくださいね」というスタイルで診療しています。そこで「今の症状だけでなく、日頃から片頭痛にも悩んでいる」とか、「肌の状態が悪くてつらい」などと聞き、少しでも力になりたいと考えたことから私自身の診療分野を広げてきたのです。その経験も生かし、当院では、内科と消化器内科、片頭痛治療と漢方治療に加えて、美容皮膚科の診療に携わる予定です。
美容皮膚科にはどのような特徴があるのでしょうか。
こころみクリニックの美容的な診療は、もともと女性スタッフへの福利厚生としてスタートしたと大澤理事長から聞いています。医療現場で働くスタッフが、生き生きと頑張れるようにと設備を導入したところ、希望者が多く、それならば、患者さんにもニーズがあるのではないかと美容的な診療を提供するようになったそうです。誠実な医療をベースに、もっと患者さんが豊かに前向きになられるような施術を提案し、内容や費用、デメリットもわかりやすくお伝えして、納得して受けていただくのが、当法人の美容皮膚科の診療です。当院でも基本的には、しみやしわといったエイジング的な悩みや、医療脱毛などが中心になるかと思います。来年度には、皮膚科専門の医師も加わる予定ですので、保険診療、自由診療を問わず、お肌の悩みに総合的にお応えできる体制で診ていきたいと考えています。
子どもや中高生にも医療脱毛を提供される予定と聞きました。

そうです。医師の管理のもとで安全面に配慮しながら医療脱毛を提供できる点が特徴です。皮膚トラブルが起きた際にも、すぐに医師が対応できる体制を整えますので、小学校高学年から、中学生、高校生にも受けていただけると思います。女子だけでなく、最近、スポーツをする時に、すね毛や胸毛が気になるという男子も多いようです。また、障害などのあるお子さんの場合、毛嚢炎などの刺激を減らしたいと脱毛を希望されることもあります。加えて、老後に介護を受ける際のリスクに備えて、いわゆるVIOの脱毛を希望される方も目立ちます。ご本人にとっては切実な悩みも多いので、安心して受けられるような医療脱毛を提供することでお役に立っていきたいと思っています。
より豊かに幸せになるための選択肢としての美容皮膚科
ところで、患者さんとの印象的なエピソードがあれば教えてください。

美容的な診療では、胸が大きいことに悩まれてダイエットを希望されていた患者さんが減量のために頑張られていた姿が印象に残っています。その患者さんはダイエットに励むうちに、段々とすっきりした表情になっていかれました。美容的な診療は、見た目だけでなく、患者さんの気持ちにも影響するということを実感した出来事です。こういった経験から、心にもアプローチできるということが美容的な診療の強みだと思っています。
今後に向けて、どのような患者さんに来てほしいと思われていますか。
若い方から、高齢の方まで、幅広い世代の方に来ていただきたいですが、私が今まで診てきた患者さんには30代から50代の女性が目立ち、内科でも美容皮膚科でも、そうした方々の悩みや不調については得意分野かなと感じています。女性の方は生理痛や更年期、皮膚のことなど悩みが多いですし、美容的な悩みの背景に、何らかの病気や不調が関係していることもあります。ですから、健康面の悩みはなんでも相談していただきたいと思っています。美容皮膚科でも、患者さんの信頼を裏切ることは決して行わず、患者さんがより豊かになったり、ご自分に自信を持ったりできる、価値ある施術を提供したいと思っています。
最後に、読者へのメッセージをお願いします。

誠実な医療をベースとしつつ、患者さんに豊かさや喜びを届けたいというのが、当院の美容皮膚科のめざすところです。私は、消化器内科、総合診療に軸足を置きつつ、患者さんのニーズに応えて頭痛や漢方処方、美容的な診療と医療の幅を広げてきました。当院の美容皮膚科では地域の皆さんがより豊かに、若々しく幸せになっていただけるような診療を提供したいと考えています。決して施術を押しつけることなく、その患者さんにより豊かに、幸せになっていただくための選択肢をご案内することを心がけます。末松秀明院長をはじめ、さまざまな専門性を持つ医師と連携し、専門的な施術を学んだスタッフとともに、喜んでいただける治療や施術をご提供したいと思います。内科など他の診療科の受診のついでに美容的な悩みを相談していただくこともできます。内科から美容皮膚科まで、当院で完結できるような形にしていきたいと思っています。
自由診療費用の目安
自由診療とはしみのケア/3300円~、しわのケア/1万9200円~、医療脱毛/1万1000円~

