全国のドクター14,515人の想いを取材
クリニック・病院 156,275件の情報を掲載(2026年11月04日現在)

ドクターズ・ファイル会員でできること

予約情報をマイページ上で管理できます!※

過去の予約を一覧化

予約内容の確認

予約の変更・キャンセル※

※一部対象外の医療機関もありますので、あらかじめご了承ください

会員登録がお済みでない方は

すでに会員の方は

  1. TOP
  2. 岡山県
  3. 岡山市北区
  4. 岡山駅
  5. つつむ内科岡山西口
  6. 中川 ふみ 院長

中川 ふみ 院長の独自取材記事

つつむ内科岡山西口

(岡山市北区/岡山駅)

最終更新日:2026/10/09

中川ふみ院長 つつむ内科岡山西口 main

岡山駅西口前というアクセス至便な場所に、2026年4月に開院した「つつむ内科岡山西口」。院長の中川ふみ先生は鳥取大学医学部を卒業後、小児科の医師として新生児医療に携わってきた。2013年からは在宅医療の道に進み、患者の自然治癒力を引き出すために漢方や栄養学についても学んできた。その知識をより多くの患者に活用してほしいと考え、開業に至ったという。笑顔が印象的な中川院長は、とても気さくで物腰もやわらか。「相談しやすい一般内科」を目標に、気軽に相談できるクリニックをめざして患者に寄り添う中川院長に、診療への思いを聞いた。

(取材日2026年8月27日)

漢方の視点から、長引く不調にアプローチ

先生のご経歴を教えてください。

中川ふみ院長 つつむ内科岡山西口1

もともとは小児科の医師として、病気を抱えて生まれた赤ちゃんや、すごく小さく生まれた赤ちゃんをケアする新生児医療に携わっていました。中には家で医療的ケアを受けながら生きていかねばならない赤ちゃんも一定数います。そんな赤ちゃんに対して訪問診療を想定していたこともあり、将来的には在宅医療を専門にしたいと考えるようになりました。2013年から在宅医療の分野に入り、大人から子どもまで年齢を問わずに訪問、診療していました。がんの方、難病の方、認知症の方、重症心身障害の方など患者さんの病気・状態は本当にさまざまでした。患者さんの全身について相談を受けていましたし、生活や社会参加についても支援にあたる場面が多かったです。そのような中で、漢方や栄養学も取り入れるようになりました。

開院のきっかけはどのようなことでしたか。

内科として開院することに決めたのは、漢方や栄養学について学んだ知識を生かし、少しでも多くの患者さんのお役に立ちたいと考えたからです。訪問診療でも、患者さんにより良い方向に向かっていただくために漢方などを活用していましたが、自分で足を運んで診療するため、1日に診られる患者さんの数は限られていました。もっとたくさんの患者さんにアプローチしたいと考えると、やはり外来診療のほうが適しているかもしれないと思ったんです。また、病状が深く進んでしまう前に改善したい、患者さんの自立・自律に役立ちたいという希望もありました。

先生の診療方針についてお聞かせください。

中川ふみ院長 つつむ内科岡山西口2

「相談しやすい一般内科」が経営理念です。そして、漢方や栄養学の視点を生かし、治りにくい症状も諦めず、完全に治すことが難しい症状は工夫し和らげることをめざしています。患者さんへの向き合い方・考え方は開業前から変わっていません。自然治癒力というのは程度の差はあれど皆さんが持っているものなので、私は手助けしすぎず、患者さん本来の力を生かし引き出す治療をしたいと思っています。そのために、一人ひとりに必要な医療やケアをしっかりと見極めていきたいですね。クリニック名は、リラックスして受診していただけることが表現できて、覚えていただきやすい名前にしたかったので、日本語のひらがなでと考えて決めました。

人が持つ自然治癒力を引き出すために伴走する

どのような患者さんが多いですか。

中川ふみ院長 つつむ内科岡山西口3

患者さんの年齢層は、10代後半から50代後半くらいまでと幅広く、思ったよりもお若い患者さんが多い印象です。特に10~30代の方がかなり多いと感じます。この辺りには大学や専門学校もあるので学生さんもいらっしゃいますが、お仕事をされている方もたくさん来られます。地元の方はもとより、漢方や栄養に興味を持たれて、調べて来院される方もいらっしゃいますね。

メンタルの不調にも対応するとお聞きしました。

漢方はいろいろな症状の方に処方します。風邪、おなかの不調、便秘、頭痛、不眠、湿疹など症状は多岐にわたります。即効が期待できるもの、体質へのアプローチとして処方するものもあります。その中でも、メンタルの不調がある方にお出しすることが多いですね。例えば気持ちが落ち込んでしまうとか、お仕事がつらい、よく眠れない、不安があるという方に漢方を使います。状況によっては食事や栄養についてのアドバイスをすることもあります。当院は心療内科を標榜してはいませんが、気持ちのつらいときにこそ相談しやすい場所でありたいと思っています。心療内科の外来はなかなか予約が取りづらいと聞きます。つらい気持ちを抱えたまま何ヵ月も過ごすことは本当に大変なことだと思いますので、心療内科の予約待ちの間だけでも、お越しいただけたらと思います。不調に対しての漢方薬は保険診療で処方し、受け取りも一般の調剤薬局で可能です。

西洋薬による治療との違いについて教えてください。

中川ふみ院長 つつむ内科岡山西口4

西洋薬の場合、困っている症状や検査で異常があったところにピンポイントで薬を用いますが、漢方薬は体質を考えながらアプローチしたいときに用います。その方のもともとの体質や偏り、不具合に注目して処方するので、うまく作用すれば、複数の症状の改善が望めます。それが順調に進めば、薬をゆっくり減らしていくことにもつながる場合があります。とはいえ、最初から漢方を希望して来られる方ばかりではありませんので、診察の結果、漢方のほうが適していると考えられる場合はその旨をお伝えすることもありますし、西洋薬と組み合わせて処方することもあります。

栄養に関して患者さんにアドバイスもされているそうですね。

はい。血液検査で体の中の栄養状態を調べることから始めます。検査結果に基づいて、栄養についてのアドバイスを行います。漢方を用いるか、栄養面からのアプローチをするかは、患者さんによって異なりますし、組み合わせることもあります。患者さんのご希望に合わせることもできますよ。

適切な問診で、患者の生活にフィットする提案をめざす

患者さんと接する上で大切にされていることをお聞かせください。

中川ふみ院長 つつむ内科岡山西口5

話しやすい雰囲気を大切にしています。きちんと問診を行うことで、その方に必要な対応が見えてくるからです。患者さんの背景はさまざまで、生活パターンも一人ひとり異なりますので、治療の提案をするときも、その方の生活にフィットするものを常に探っています。受診の際には事前にウェブ問診表の記入をお願いしていますが、特に治りにくい病気の方は、過去に受けてきた治療やご自身の症状について時系列が前後したり、よく覚えていらっしゃらなかったりすることが多いものです。また、以前使っていた薬が合っていたかの記憶もあいまいなことがありますので、私自身が順を追って、きちんと整理しながらお話をお聞きするように心がけています。

患者さんのために工夫していることはありますか?

お仕事をされているなどの理由で、平日にはなかなか来られない方にも利用していただきたいので、日曜・祝日も診療しています。また、オンライン診療にも対応しています。訪問診療に携わっていたとき、ご家族の介護をされている方は、心身の不調を起こしやすいと感じていたので、気軽に相談してほしいと思い導入しました。介護は毎日がハードです。介護の傍ら、自分自身のことについてはなかなか受診に出向けないという方に使っていただけたらと思っています。実際にはまだまだ対面を希望される方が多いのですが、うまく活用していただけたらうれしいですね。

読者へのメッセージをお願いします。

中川ふみ院長 つつむ内科岡山西口6

調子が悪くて受診したのに検査では異常はないと言われてしまい、不安な気持ちから次々と医療機関を変えてまた同じ検査や診療を繰り返している方は、決して少なくないと思います。また、体のあちこちの調子が悪く、それぞれの臓器ごとに異なる診療科を受診している方もいらっしゃるでしょう。最終的に改善すればいいのですが、そうでない場合は薬の種類や量がどんどん増えてしまい、元気になるチャンスを逃してしまう可能性もあります。そのような方には、一度視点を変えてみていただきたいと思います。当院では体の不調に対して漢方や栄養学の視点も生かし、体質にアプローチする診療を行っています。日々を調子良く・気分良く過ごすためのお手伝いができたらと思いますので、ぜひお気軽にご相談ください。