鈴木 進太郎 院長の独自取材記事
SUZUKI DENTAL OFFICE 桜新町
(世田谷区/桜新町駅)
最終更新日:2026/10/07
東急田園都市線・桜新町駅西口から徒歩約1分。桜並木や商店街のにぎわいが彩る穏やかな住宅街に溶け込むように「SUZUKI DENTAL OFFICE 桜新町」はある。院長の鈴木進太郎先生は東京科学大学大学院で歯科補綴学を専攻し、歯を補うための治療から矯正・保存治療まで研鑽を広げてきた。同院では歯科用CTやマイクロスコープを活用した精密な診断・治療のもと、天然歯を守る包括的な歯科医療を実践する。淡いグレーと木目が調和する落ち着いた院内は、居心地の良さに配慮された空間だ。取材で印象に残ったのは、言葉の一つ一つに誠実さがにじむ鈴木院長の実直な人柄。子どもから高齢者まで家族のかかりつけ医をめざすという鈴木院長に、診療への思いや取り組みを詳しく聞いた。
(取材日2026年9月24日)
家族の未来に向き合うかかりつけ医をめざして
こちらの歯科医院のコンセプトをお聞かせください。

当院は「患者さんの未来に誠実に向き合う」をコンセプトに掲げています。その場しのぎではなく未来を見据えた歯科医療が大切という考えから、患者さんが納得して治療を選択できる信頼関係を何より重視しています。開業の場所に桜新町を選んだのは、一生仕事を続けるなら好きな街でという思いからです。この地域にはお子さんからお年寄りまでファミリーで暮らす方が多く、緑豊かで明るい雰囲気にも惹かれました。駅から近い立地は、患者さんが通いやすいことに加え、離れて暮らすご家族を紹介いただく際にも来院しやすいようにとの思いからです。20代から40代の方を中心に、お子さん連れやご夫婦の来院も多く、60代・70代の方まで幅広く通っていただいています。
歯科医師を志してから開業に至るまで、どのように歩んでこられたのですか。
歯科医師の道に進むことを決めたのは、両親が歯科医師だったことが大きなきっかけです。大学時代にさまざまな方と接する中で、歯科医師の仕事は人の健康や人生に関わるものだと実感し、改めてこの道で生きていこうと決意しました。卒業後は東京科学大学の大学院で歯科補綴学を専攻し、かぶせ物や入れ歯、インプラントなど歯を補うための治療を学びました。その後は一般の歯科医院に勤めながら、矯正治療や保存治療といった歯を残すための分野にも研鑽を広げてきました。開業を決意したのは、自分の責任と裁量で歯科医療を届け、治療後のフォローアップまで一貫して行いたかったからです。一人ひとりの患者さんにじっくり向き合いたいという思いも原動力になりました。治療や予防を通じて、その方の未来を支えることができることに大きなやりがいを感じています。
落ち着いた雰囲気の院内ですが、空間づくりで意識された点を教えてください。

医療機関は緊張しやすい場所ですので、リラックスして過ごしていただける空間づくりにこだわりました。木目の温かみのあるデザインで、光の入り方にも配慮しています。診療室は個室仕様にしており、他の患者さんの姿が見えず声も聞こえにくい設計です。通い続けたいと感じる居心地の良さを大切にしています。また、診療室とは別にカウンセリングルームを設けています。治療についてじっくりお話しするための専用スペースで、落ち着いてご相談いただけます。歯科用CTも導入しており、3次元のエックス線撮影で従来の画像では見つけにくかった異常の発見から、矯正やインプラントの治療計画まで精密な診断に活用しています。
患者それぞれに応じた治療方針の決定をサポート
診療を進める上で、大切にしていることをお聞かせください。

大切にしているのは、患者さんご自身がお口の状態をよく知った上で、複数の選択肢の中から自分に合った治療を選んでいただくことです。しっかり検査を行い、2回目の来院時にカウンセリングルームのモニターで結果を一緒に確認しながらご説明します。そこで治療の選択肢をお伝えし、ご希望を伺った上で、なるべく希望に近い方法を一緒に考えていく流れです。私は、たとえ患者さんにとって都合の悪い事実であっても、伝えないのは不誠実だと考えています。例えば医学的にどうしても歯を残せない状態であれば、その事実をお伝えした上で根拠のある選択肢をお話しします。通院頻度やご予算、ライフスタイルは患者さんごとに異なりますので、柔軟に対応するよう心がけています。
力を入れている分野や、先生ならではの取り組みはありますか。
当院では、天然歯をできるだけ残すことを大切に、見た目の美しさと機能性の両立をめざした診療を行っています。一つの治療に特化するのではなく、お口全体を見据えた包括的な診療を提供していることが特徴です。その中でも大切にしているのは予防です。歯科補綴学を学ぶ中で、失われた歯を補う難しさや負担の大きさを実感してきました。治療には時間や費用がかかりますし、場合によっては手術が必要になることもあります。だからこそ、天然歯を守ることが何より重要だと考えています。実際に、予防を目的とした定期検診で通われる患者さんも多くいらっしゃいます。一方で、治療が必要になった場合には、マイクロスコープを活用するなどできるだけ精度の高い治療を心がけています。また、矯正ではワイヤー矯正とマウスピース型装置を用いた矯正の両方に対応しており、お子さんから大人の方まで幅広くご相談いただけます。
お子さんの歯の健康のために、保護者に伝えたいことはありますか。

お子さんのお口の健康を守るためには、気になる症状がなくても早い段階から気軽に歯科医院を受診していただきたいですね。歯科医院は虫歯の予防管理だけでなく、成長に合わせたお口の発育を見守り、サポートする役割も担っています。また、お口の健康は日々の生活習慣と深く関わっています。そのため、お子さんだけでなく保護者の方にも、歯磨きの方法や食習慣について知っていただくことが大切です。当院では歯ブラシの選び方や使い方、食生活に関するアドバイスなども行っていますので、0歳のお子さんはもちろん、出産前のご相談でも気軽にお越しいただければと思います。小さい頃から歯科医院に通う習慣が身につくと、定期的にお口の状態を確認することが自然なものになります。そうした積み重ねが、お子さんの将来のお口の健康を守ることにつながると考えています。
信頼関係を大切に、患者と誠実に向き合い続ける
一緒に働くスタッフの皆さんについて教えてください。

当院には、穏やかで優しいスタッフが集まってくれています。実は、開業すると伝えた時に「一緒に働きたい」と手を挙げてくれた方や知人の紹介で加わった方など、もとから縁のあるメンバーも多いのです。以前の勤務先で一緒だった方もいて、お互いの仕事への姿勢を理解した上でスタートできたのは心強いですね。スタッフには、患者さんに尽くすこと、そして誠実であることを大切にしてほしいと伝えています。私だけでなく歯科医院全体として患者さんから信頼していただくことが重要ですので、ちょっとしたあいさつや声かけといった小さな積み重ねも大事にしています。そうした一つ一つの姿勢が、安心して通い続けていただける雰囲気につながると思います。
今後、地域の方々にとってどのような存在になることをめざしていかれますか。
歯に関するお困り事があったときに、まず相談したいと思える歯科医院になれたらうれしいですね。私自身、すべてに対応できるわけではありません。しかし、だからこそ自分たちで対応できることと、より専門的な医療機関へつなぐべきことを見極めながら、患者さんにとってより良い選択肢をご提案したいと考えています。ありがたいことに、最近は患者さんからご家族やご友人をご紹介いただく機会も増えてきました。大切な方を任せたいと思っていただけることは、たいへん光栄なことだと感じています。その信頼に応えられるよう、これからも一人ひとりの患者さんと誠実に向き合っていきたいと思います。
最後に、読者へのメッセージをお願いいたします。

人間ドックのようなイメージで、特に気になるところがなくても定期的にお口の状態をチェックする習慣を持っていただけたらと思います。問題が大きくなってからでは時間も体への負担も増えますので、早期に見つけて早期に対処することが患者さんにとって一番の利益になります。お子さんの口腔の発達や予防のご相談も含め、ご家族皆さんのお口の健康を一緒に守っていけたらうれしいですね。来ていただいたら誠心誠意診させていただきます。少しでも気になることがあれば、気軽にご相談ください。
自由診療費用の目安
自由診療とはワイヤー矯正/100万円、マウスピース型装置を用いた矯正/49万5000円~、インプラント治療/55万円
※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

