椿田 健介 院長、椿田 佑理那 副院長の独自取材記事
恵比寿カメリア歯科
(渋谷区/恵比寿駅)
最終更新日:2026/09/08
恵比寿駅から徒歩5分、ビルの2階に位置する「恵比寿カメリア歯科」。椿の花と歯をモチーフにしたおしゃれなロゴマークが目印だ。2026年7月に椿田健介院長、椿田佑理那副院長が夫婦で開院し、予防を軸に見た目の美しさとしっかり噛める機能の両立をめざした診療を行い、一人ひとりに合わせた治療を提案。拡大鏡、歯科用CT、ブルーラジカルレーザーを用いた治療機器など先進の機器を導入し、診断・治療の精度を追求する。「幅広い年齢層の患者さんに気軽に来院してもらえるようなかかりつけ医をめざしています」と語る。優しい笑顔で患者に寄り添う医療を実践する健介院長と佑理那副院長に話を聞いた。
(取材日2026年8月7日)
「予防・審美・機能回復」を診療の柱に
開院に至った経緯を教えてください。

【健介院長】上京してからは、昭和医科大学で臨床研修をし、そのまま大学院まで通っていました。ですので恵比寿にはなじみがあり、開業するならこのあたりがいいな、という思いは以前からありました。そんな中、開業を検討していたところ、ちょうどこの場所のお話をいただいたんです。もともとこちらで診療されていた先生がご高齢で引退されることになり、見学させていただいたのですが、本当に一目ぼれでした。ここなら自分らしい診療ができると思い、この場所で開業することを決めました。このエリアは審美歯科を打ち出す歯科医院が多い中、当院では「予防・審美・機能回復」を診療の柱とし、見た目の美しさだけでなく、将来を見据えた口腔管理や予防にも力を入れ“自分の歯でしっかり噛んで食べ続けること”をめざすことを大切にしています。
ご夫婦で診療されているのですね。
【佑理那副院長】はい。これまで千葉と東京の歯科医院に勤務してきた経験も生かせますし、住宅地としてもオフィス街としてもとても魅力的な場所だなと思いました。「いつかは夫婦で開業できたらいいね」という話は以前からしていました。ちょうどその頃、育児も少し落ち着いてきて、私自身も新しい挑戦に向けて動きやすいタイミングでした。そうした背景もあって、夫婦で力を合わせて開業に向けて踏み出すには、本当に良い機会だったと思います。規模の大きい歯科医院だと、担当する歯科医師が変わることも少なくありません。一方で、当院は夫婦二人を中心に診療を行っているので、基本的には私たちが継続して患者さんを診させていただきます。患者さん一人ひとりの経過を長く見守りながら、地域に根差した医療を提供し続けられることは、夫婦で診療している私たちならではの大きな強みだと感じています。
診療の柱として「予防・審美・機能回復」を掲げていらっしゃいますね。

【健介院長】まず「予防」についてですが、歯周病も含めて、ご自身の歯をできるだけ長く残していくことが一番大切だと思っています。例えば、悪くなったところを治療して、かぶせ物をしたとしても、もともとのご自身の歯がしっかり機能していなければ、長く健康な状態を維持するのは難しいですよね。ですから、まずは予防、そして歯周病の治療が大事だと考えています。一方で、「審美性」を求めて来院される方も多いと思います。きれいな見た目を追求するだけではなく、きちんと噛めるという機能面も大切にしています。天然の歯に勝るものはありません。できるだけご自身の歯を守りながら、必要な場合には審美性を追求するだけでなく、しっかり噛めることをめざして治療する。それが「機能回復」につながると思っています。
家族の口の健康をトータルでサポート
これまでどのように研鑽を積まれてきたのでしょうか。

【健介院長】もともとは、ご高齢の方の入れ歯や口腔機能の治療を中心に学んできました。ですが、実際に多くの患者さんと接する中で、「もっと早くから自分の歯を大切にしておけば良かった」という声を耳にする機会がたくさんありました。そうした経験から、歯を失ってから治療するのではなく、もっと早い段階から予防してご自身の歯を守ることが大切だと感じるようになりました。
【佑理那副院長】千葉や都内の歯科クリニックで勤務していた頃は、地域の患者さんが多くて、お子さんから親御さん、ご高齢のご夫婦まで、ご家族で通ってくださる方も多かったんです。私は噛み合わせについて専門的に学んできたこともあり、これまでの診療でも噛み合わせは特に大切に見てきました。そうした経験は、今当院で取り組んでいる機能回復にも生かせていると思います。
患者さんと接する時に大切にしていることについて教えてください。
【健介院長】患者さんの背景や生活リズムまでしっかり理解した上で、その方に合った診療をご提案することを大切にしています。初診では、いきなり治療を始めるのではなく、まずは患者さんのお話をしっかり聞くことを大事にしています。必要に応じて検査もしますが、まずはコミュニケーションを取ることが大切です。
【佑理那副院長】患者さんのお悩みに寄り添いながら、いくつか治療の選択肢をご提案するようにしています。その中から、患者さんと相談しながら、その方にとって一番いい方法を選んでいけたらと思っています。特にお子さんの場合は、一人ひとりのペースに合わせることを大切にしています。初めて歯科に来るお子さんに対しては、無理に治療を進めず、少しずつ慣れてもらうようにしています。
どのような患者さんがいらっしゃっていますか?

【佑理那副院長】開院してまだ間もないですが、以前こちらで診療されていた先生の患者さんも、引き続き通ってくださっています。現在はご高齢の患者さんが多いのですが、年齢は特に限定していません。20代の方の審美的なご相談ももちろんお受けしていますし、幅広い年代の方に来ていただけたらと思っています。ご家族皆さんで、かかりつけの歯科医院として通っていただけたらうれしいですね。例えばお子さんの診療をきっかけに、お母さまやおばあさまも一緒に診るなど、ご家族のお口の健康をトータルでサポートできればと思っています。
精度を追求した診断・治療で患者に寄り添う
歯科用CTを活用するなど診断・治療の精度を追求していらっしゃいます。

【健介院長】歯科用CTは、精密な検査や診断をする上で重要な設備です。インプラントなどにも活用できますし、適切な診療につなげるために導入しています。また、当院では歯周ポケット内の細菌にアプローチできる低侵襲のブルーラジカルレーザーを用いた治療機器を導入し、歯周病の治療と予防に力を入れています。従来の歯周病治療では、小手術が必要になるケースもありますが、これは痛みや負担を抑えることが期待できるのが特徴です。そのため、「普段のクリーニングとあまり変わらない感覚で受けられた」と思っていただけるのではないでしょうか。身体的にも精神的にも負担が少ないので、患者さんにとってメリットの大きい治療だと思っています。
お子さんの診療では、見た目だけでなく、お口の機能も大切にされているのですね。
【佑理那副院長】はい。例えば、歯並びがきれいでも、噛む力が弱かったり、口が開いていたりすると、成長に影響することがあります。そうしたサインを見逃さずに、その子に合ったトレーニングなどをご提案するようにしています。口腔機能のトレーニングは、院内で20分ほど行いますが、大切なのはご自宅でも続けてもらうことです。筋力トレーニングと同じで、院内だけではなかなか鍛えられませんから、「ご自宅でもやってみてくださいね」とお伝えしています。必要に応じて装置を使い、その調整と合わせて定期的に様子を見ていきます。また、食育についても学んでいて、離乳食の段階から、食べ方やお口の使い方についてアドバイスできればと思っています。歯科医師として、歯だけではなく、お口の機能や食べることまで含めてお子さんの成長をサポートしていきたいですね。
最後に、今後の展望と読者へのメッセージをお願いします。

【健介院長】歯科医院は、痛みや不安を抱えて来られる方も多いと思います。だからこそ、少しでもリラックスして過ごしていただけるよう、半個室や個室を設け、居心地の良い空間づくりにもこだわりました。どんな些細なことでも、気軽にご相談いただければと思います。
【佑理那副院長】今後は、できるだけ歯を削らずに、歯の形や見た目を整えるための審美歯科にも力を入れていきたいと思っています。患者さん一人ひとりに、より多くの治療の選択肢をご提案できるよう、診療内容もさらに充実させていきたいですね。
自由診療費用の目安
自由診療とはセラミックを用いた補綴治療/8万8000円~、ホワイトニング/3万3000円、インプラント/18万7000円~、ブルーラジカルレーザー機器を用いた歯周病治療/1万8500円~ ※症例により異なりますので、詳しくはクリニックへお問い合わせください

