岡村 昂 院長の独自取材記事
南千住OK歯科・矯正歯科
(荒川区/南千住駅)
最終更新日:2026/09/01
南千住駅から徒歩1分という通いやすい場所に、2026年7月に開業した「南千住OK歯科・矯正歯科」。院長の岡村昂先生と、副院長で妻の岡村星佳先生が、それぞれ矯正歯科、小児歯科、インプラント治療で培った経験を生かし、子どもから高齢者まで幅広く診療する。院内はグレーと木目を基調とした温かな雰囲気で、歯科用CTやマイクロスコープ、口腔内スキャナーなどの機器も充実。治療だけでなく、予防や定期的なメンテナンスを通じた長期的な健康づくりに力を注いでいる。開業までの経緯や診療で大切にしていること、今後の展望について、岡村院長に聞いた。
(取材日2026年8月13日)
夫婦それぞれの専門性を生かし、多様な悩みに応える
歯科医師をめざしたきっかけと、これまでの歩みを教えてください。

父が歯科医院を営んでおり、幼い頃からその姿を身近に見て育ちました。患者さんに頼りにされ、地域の方々と長く関係を築いていく父を見て、自然と歯科医師を志すようになったのです。松本歯科大学を卒業した後は、新潟大学医歯学総合病院を経て、横浜市内の歯科医院に勤務しました。その後、都内の歯科医院で副院長を務め、一般歯科から矯正歯科まで幅広い診療に携わってきました。
院長と副院長の専門領域と、診療時の役割分担を教えてください。
私は一般歯科に加え、特に矯正歯科や保存治療を得意としています。矯正歯科はマウスピース型装置を用いた矯正が中心です。歯並びだけを見るのではなく、噛み合わせや日頃のケア、矯正後の安定まで考え、長期的な視点で診療することを心がけています。副院長は、小児歯科医院やインプラント治療を専門的に扱う歯科医院で経験を積み、分院長も務めてきました。そのため、小児歯科とインプラント治療を中心に力を発揮してもらっています。現在は2歳と0歳の子どもを育てているため、勤務は週1日ほどです。専門性の異なる二人が相談し合うことで、子どもの予防や歯並びから、大人の治療、将来的な歯の欠損への対応まで、一つの歯科医院で幅広く支えられることが強みだと考えています。
これまでの勤務経験は、現在の診療にどのように生かされていますか?

基本的な治療技術はもちろん、患者さんとのコミュニケーションの大切さについても学びました。特に、以前の勤め先の院長が「患者さんに気持ち良く帰ってもらう」ことを第一に考える方でした。とてもお話し上手な方で、どんな患者さんに対しても丁寧で適切に対応されている姿を見て、自分もこんな歯科医師になりたいと感じました。同じ症状であっても、その方の年齢、生活習慣、仕事や家庭の事情によって適した治療方法は変わります。例えば、通院時間を確保しにくい方には、治療の質を保ちながら通院回数を抑えられないかを考える必要がありますし、歯科治療に恐怖心がある方には、まず安心して話していただく時間が欠かせません。歯科医師だけでなくスタッフを含めたチーム全体で情報を共有し、どのスタッフが応対しても患者さんに安心していただけるようにすることが大切だと考えています。
通いやすさと居心地の良さにこだわった歯科医院
開業にあたり、南千住という街を選んだ理由を教えてください。

開業場所を探す際に重視したのは、駅から近いこと、通りから入りやすい1階であること、必要な診療設備を置ける十分な広さがあることです。都内の広い範囲で物件を探し、条件に合ったのが南千住のこの場所でした。3路線が乗り入れる南千住駅から徒歩1分なので、地域にお住まいの方はもちろん、通勤や通学の途中にも立ち寄っていただきやすいと思います。ファミリー層も多いようなので、ご家族単位で長く通い続けていただける歯科医院となりたいですね。
院内設計や設備、スタッフの皆さんについて教えてください。
いかにも病院という緊張感のある空間にはしたくなかったので、木目を基調にグレーなどの落ち着いた色を組み合わせ、やわらかくナチュラルな雰囲気に整えました。診療ユニットは全部で5台あり、待合室に近い1番と2番は主に予防やメンテナンス、3番はカウンセリングと診療、4番はマイクロスコープを使う精密治療、5番は外科処置と使い分けをしています。歯科用CTや口腔内スキャナーも導入し、詳しい検査結果をもとに、患者さんに視覚的に理解していただける説明を心がけていますね。スタッフは歯科衛生士が3人、医療事務が2人在籍中です。技術や知識に加え、親しみやすい雰囲気と笑顔を大切にしてくれるメンバーが集まりました。
どのような症状や年代の患者さんが来院されていますか?

年齢層としては、お子さんから子育て世代、そのご両親の世代まで、さまざまな年代の方がいらっしゃいますね。虫歯や歯周病、歯の痛みといった一般的なお悩みから、予防、小児歯科、矯正歯科、インプラント治療、審美面に関するご相談まで幅広く対応しています。根管治療や入れ歯、親知らずなどについてもご相談いただけますよ。痛みや詰め物の不具合をきっかけに来院される方が多いですが、ただ治療を終えて終わりにするのではなく、その後の定期検診やクリーニングまでしっかり行い、よい状態を維持していくことも大切です。一人の患者さんからご家族へと通院の輪が広がっていき、成長やライフステージの変化に合わせてお口の健康を支えていけることが、地域の歯科医院の大切な役割だと考えています。
治療から予防へ、家族の健康を長期的に支え続けたい
歯科医院全体の診療方針についてお聞かせください。

当院がめざしているのは、痛みが出たときだけに訪れる場所ではなく、日常的に通っていただける歯科医院です。症状が重くなってからでは、どうしても治療の負担が大きくなってしまいますが、定期的にお口の状態を確認し、虫歯や歯周病を早い段階で見つけることができれば、歯を削る量や通院の負担を抑えることにつながります。そのため、治療後の予防とメンテナンスをとても大切にしているんです。どんな診療でも「自分や家族に受けてほしい治療を、すべての患者さんに」という考えを基本とし、専門家として必要な選択肢を示しながら、その方の価値観やライフスタイルにもなるべく配慮するよう心がけています。
患者さんと接する際に、特に大切にしていることは何ですか?
患者さんのお話をきちんと伺い、納得していただいてから治療を進めることです。歯科医師にとっては日常的な処置でも、患者さんにとっては初めての経験かもしれません。何をされるのかわからない状態が、不安や恐怖につながることもありますよね。そのため、口頭での説明に加え、検査画像やアニメーションなども活用し、現在の状態や治療の選択肢をできるだけわかりやすくお伝えしています。歯科治療に対する恐怖心が強い方には、麻酔の注射の前に貼るタイプの表面麻酔を使ったり、できるだけ細い注射針を使ったり、薬液を体温程度に温めてから注入したりと、できるだけ痛みを感じないよう工夫しています。また眠ったような状態で治療を受けられるように、静脈内鎮静法も用意しているので、ご相談いただけたらと思います。
今後、力を入れたい取り組みや将来の展望を教えてください。

まずは地域の皆さんに当院の存在を知っていただき、困ったときに思い出してもらえる歯科医院になることが目標です。日々の診療を丁寧に積み重ねると同時に、ホームページやSNSなどを通じた情報発信にも取り組みたいと思っています。診療と発信を両立する難しさはありますが、歯科医院の雰囲気や診療への考え方、予防の重要性を知っていただくきっかけになればうれしいですね。診療面では、私と副院長それぞれの強みをさらに生かし、一般歯科、矯正歯科、小児歯科、インプラント治療を一つの歯科医院で連携させていきたいです。治療のためだけでなく、健康な状態を保つために通う場所として、地域の皆さんを長く支えられる歯科医院に育てていきたいと思います。
自由診療費用の目安
自由診療とはマウスピース型装置を用いた矯正/47万3000円~、インプラント治療/埋入手術から被せ物まで:41万1000円~、ホワイトニング/1万6000円~
※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

