西田 滉太郎 院長の独自取材記事
千歳烏山リリーフ歯科・矯正歯科
(世田谷区/千歳烏山駅)
最終更新日:2026/09/11
千歳烏山駅から徒歩4分、落ち着いた街並みの一角に2026年7月「千歳烏山リリーフ歯科・矯正歯科」が開業した。白い壁と白木を基調にした院内は清潔感があり、すべてのユニットが個室というゆとりある空間が広がっている。院長の西田滉太郎先生は鹿児島大学卒業後、東京の大型医療法人で多くの矯正治療計画を手がけ、インプラントの分野でも豊富な実績を積んできた。「安心安全は当たり前のこと。でもその当たり前をちゃんと提供していきたい」と、院名に込めた思いを穏やかな笑顔で語る姿からは、話すほどに安心感が伝わってくる。恐怖心や痛みに寄り添う治療、そして家族みんなで長く通える環境づくりなど、地域に根差した診療への思いを詳しく聞いた。
(取材日2026年8月27日)
安心安全の「当たり前」を形にしたクリニックづくりを
まずは、開業に至るまでの経緯をお聞かせください。

鹿児島大学を卒業後、先進的な勉強会や学びの環境を求めて東京に来ました。開業地を探すにあたっては、お子さんからご高齢の方まで幅広い世代の方が安心して通えるクリニックをつくりたいと考えていたので、キッズルームやバリアフリーの設計を取り入れ、患者さんが通いやすい環境を整えられるだけの広さも大切な条件でした。千歳烏山は地域にさまざまな世代の方がお住まいで、その思いを形にできる場所だと感じ、ここで開業を決めました。クリニック名の「リリーフ」には安心安全という意味を込めています。安心安全な医療を提供するのは当たり前のことですが、その当たり前をきちんと形にしていきたいという思いが、すべての出発点になっています。
ゆとりのある院内ですが、工夫された点はありますか。
院内にはユニットを4台設けており、すべて個室にしています。完全個室は歯科医師による治療を、個室は歯科衛生士のメンテナンスを中心に行う形です。治療内容やエックス線画像が周囲の目にふれないよう、また話し声が漏れないよう、プライバシーに配慮した空間づくりを大切にしました。キッズルームも設け、上のお子さんが治療を受けている間に、小さなお子さんと親御さんが過ごせるようにしています。小さなお子さんの検診では、まずキッズルームで少し触れあって緊張をほぐしてから診療台に移動するという段階的な対応を心がけています。カウンセリングルームは、治療計画の全体像をお伝えする場として活用しています。バリアフリー設計でゆとりのある空間にしていますので、ご高齢の方にも通いやすい環境だと思います。
衛生面や医療機器へのこだわりについても教えてください。

新しいCTを導入しており、根っこの治療では複雑な根の状態も精密に確認できます。マイクロスコープは保険適用か自由診療かに関わらず使用していて、細かい部分の治療の精密性を高めるために役立てています。口腔内スキャナーはデジタルで型採りができる機器で、従来の方法と比べて違和感が少なく、精度の高い仕上がりにつながります。衛生面では、医療用の空気清浄機で院内の空気環境を管理しているほか、口腔外バキュームを各ユニットに設置し、治療中に浮遊する切削片なども吸い取る体制を整えています。飲食店でも厨房の衛生管理がしっかりしていないと安心して食事ができませんよね。歯科も同じで、院内の衛生環境を徹底することが患者さんの安心の土台になると考えています。
歯を残すことを第一に考えた包括的な歯科医療
特に力を入れている診療を教えてください。

歯を残すための保存治療や歯周病の治療、義歯など全般的に行っています。長期的にお口の健康を守っていくためには、幅広い選択肢を持つことが重要なので勤務医時代からさまざまな分野の勉強を重ねてきました。主に力を入れているのは、矯正治療とインプラント治療で、口全体のバランスを整え、できるだけ長くご自身の歯で過ごしていただくための選択肢の一つと考えています。矯正に関しては、以前勤めていた医療法人で治療計画を立てる担当をしていました。月に何十症例と向き合いながら毎晩計画を練る日々を3年半ほど続け、多くの治療計画に携わってきた経験があります。5〜6歳のお子さんから70〜80代の方まで幅広くご相談いただいています。インプラントの分野でも研鑽を積み、前の勤務先でも多くの実績があります。保存治療や歯周病治療も含めて口腔内全体を診査し、その方にとってベストな治療方針を提案しています。
インプラント治療で大切にされていることをお聞かせください。
インプラント治療の一番のメリットは、人工の根っことかぶせ物によってご自身の歯のようにしっかり噛むことをめざせる点です。人工物なので虫歯になる心配もありません。ただし、一度入れたらその位置に一生残るものですから、慎重な判断が欠かせません。全身のご病気の有無や喫煙習慣、歯周病のリスク、噛み合わせなど、お口全体を見通した上で適応を見極めます。歯を失った際には、入れ歯・ブリッジ・インプラント・移植という選択肢を必ずすべてご説明し、それぞれのメリットとデメリットをお伝えした上で患者さんと一緒に決めていきます。インプラントを避けたい方には他の治療法をご提案しますし、あくまで患者さんのご希望を大切にしています。
診療全体を通じて、心がけていることはありますか。

大切にしているのは、その場しのぎの治療ではなく、この先の人生を通しておいしいご飯を食べ続けていただけるよう、お口全体を考えながら一つ一つの治療を進めていくことです。まずは痛みがあれば応急的な処置を行いますが、その後に全体的な資料を取り、治療の全体像をお話ししてから本格的な治療に入っていきます。虫歯や歯周病のリスクは一人ひとり違いますから、その方に合った計画を立てることが大切です。この考え方は研修医時代に師匠から教わったもので、一本一本の歯だけを見るのではなく全体を見るという姿勢を、当たり前のこととして続けてきました。歯を残すことを第一に、長い目で見て負担の少ない治療を心がけています。
地域に根差し、家族で一生涯通えるクリニックとして
患者さんからは、どのようなご相談がありますか?

ご年齢を問わず、痛みや歯科への恐怖心を抱えた方が多くいらっしゃいます。ホームページに「痛みに配慮した治療」と掲げているのをご覧になって来院される方が多い印象です。また、セカンドオピニオンのご相談も少なくありません。 痛みや恐怖心への配慮を大切にしながら、少しずつでも信頼していただけるクリニックをめざしていきたいです。矯正を希望される方も多く、小児矯正のお子さんから40〜50代の方まで年齢層は幅広いですね。最近は、先に親御さんが来院されて「子どももお願いします」とおっしゃることも増え、ご家族で通ってくださることをうれしく思います。基本的にお口のことで困って来てくださった方をお断りしたくないと考えています。 基本的には予約制ですが、急な痛みなどで来院される方にもできる限り対応するようにしています。どのようなお悩みでも、一度ご相談いただければと思います。
今後、どのようなクリニックにしていきたいですか。
めざしているのは、ご家族みんなで通っていただけるクリニックです。人生を通して地域医療に貢献し、患者さんのお口の健康を長く見守っていきたいと考えています。歯科への恐怖心や痛みを抱えた方にも安心していただけるよう、丁寧な治療を今後も続けていくつもりです。設備面でも、新しい機器は常に情報を見極めながら取り入れていきたいですね。現在は歯科医師2名に加え、歯科衛生士2名と歯科助手2名の体制で診療しています。土日がお休みの方も平日がお休みの方も通いやすいようにと、週7日診療を行っているのも当院の特徴です。地域の方にに少しずつ知っていただきながら、信頼していただけるクリニックにしていきたいですね。
最後に、読者へのメッセージをお願いいたします。

歯の悩みは人それぞれだと思いますが、当院では矯正やインプラントをはじめ幅広い症状に対応しています。歯科に対して怖いという気持ちをお持ちの方にも安心していただけるよう、施設づくりと治療の両面から取り組んでいますので、お口のことで少しでも気になることがあれば遠慮なくご相談いただければうれしいです。私は鹿児島の出身で、子どもの頃から温泉が身近にある環境で育ちました。東京に出てきた今も、休みの日には近くの温泉へ足を運んだり、筋力トレーニングやフットサルで体を動かしたりしてリフレッシュしています。心身をしっかり整えながら、一人ひとりの患者さんと丁寧に向き合い続けていきたいと思っています。
自由診療費用の目安
自由診療とは矯正/11万円~、小児矯正/49万5000円~、インプラント治療/50万円~ ※症例により異なりますので、詳しくはクリニックへお問い合わせください

