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竹島 明徳 院長の独自取材記事

立石たけしま歯科

(葛飾区/青砥駅)

最終更新日:2026/10/05

竹島明徳院長 立石たけしま歯科 main

京成本線青砥駅・京成押上線京成立石駅それぞれから徒歩8分、かつしかシンフォニーヒルズの目の前に立つメディカルビルの3階に、2026年6月に開院した「立石たけしま歯科」がある。グレーや木目を基調とした院内は温かみがあり、壁にあしらわれたネコの足跡が遊び心を添える。院長の竹島明徳先生は、日本歯科大学での臨床研修・勤務や複数の歯科医院での経験を経て、皮膚科を営む父の「丁寧にやっていけば患者はついてくる」という教えを胸に開業。静脈内鎮静法の導入や待合室への血圧計設置など、痛みや不安、全身の健康にまで目を配る診療体制が特徴だ。一つ一つの質問に誠実に答える穏やかな人柄が印象的な竹島院長に、開業の経緯や診療への思いを聞いた。

(取材日2026年8月24日)

父の教えを胸に愛着の深い地元で開業

開業までの経緯をお聞かせください。

竹島明徳院長 立石たけしま歯科1

父が同じビルで皮膚科クリニックを営んでおり、幼い頃から患者さんに笑顔になっていただく姿を間近で見てきました。その影響もあり、自然と医療の道を志すようになりました。奥羽大学卒業後、日本歯科大学で臨床研修・医局勤務を約5年、静岡の開業医のもとで約2年、瑞江では院長として約2年半にわたり診療に携わってきました。特に、保存修復治療を専門に研鑽を重ねてきました。40歳までには開業したいという目標があり、今年が自分にとって良いタイミングだと考え、開業を決意しました。開業について父に相談した際、「一人ひとりに丁寧に向き合うことが、地域で信頼される医院につながる」という言葉をもらい、心に残っています。父が約30年にわたり地域で診療を続けてきた姿を見てきたからこそ、その言葉を大切にしながら、患者さん一人ひとりと真摯に向き合い、長く信頼していただける歯科医院をつくっていきたいと考えています。

どのような患者さんが来院されていますか?

青砥・立石のあたりは下町らしい温かい雰囲気があり、人と人とのつながりを大切にされる方が多い地域だと感じています。患者さんも青砥・立石エリアにお住まいの方が中心で、自転車や徒歩で通院される方が多いですね。来院のきっかけは検診やお口のチェックを希望される方が約4割を占めていて、予防への意識の高さを感じます。次いで、虫歯に関するご相談が多い印象です。また、ご家族で通ってくださる方もいらっしゃり、同じ時間帯に来院されて、お父さん・お母さん・お子さんが順番に治療を受けられることもあります。

院内づくりでこだわった点を教えてください。

竹島明徳院長 立石たけしま歯科2

院内は清潔感を大切にし、遊び心がある空間をめざしました。グレーや木目を基調とした落ち着いた雰囲気の中に、壁にはネコの足跡をあしらい、ロゴには私の好きなカメをモチーフとして取り入れています。ユニットは全部で4台で、用途に応じて使い分けています。また、キッズスペースつきのユニットでは、お子さんを見守りながら保護者の方が治療を受けられるようにしました。小さなお子さんが親御さんの治療の様子を見て、「自分も頑張ってみようかな」と挑戦するきっかけになればと、あえて親子が離れずに過ごせる設計にしています。半個室のユニットにはマイクロスコープを備え、精密な根管治療などに対応しています。さらに、各ユニットには大きめのモニターを設置し、お口の状態や治療内容をその場でご確認いただけるようにしました。歯科用CTや口腔内スキャナーなどの設備も導入しています。

恐怖心にも全身の健康にも向き合う治療体制

治療への恐怖心が強い方に対して、どのような配慮をされていますか?

竹島明徳院長 立石たけしま歯科3

当院では静脈内鎮静法を導入しています。点滴から鎮静薬を投与することで、うとうとと眠ったような状態で治療を受けていただく方法です。歯科恐怖症の方や治療中に吐き気を感じやすい方、血圧が高く緊張によるお体への負担が心配な方にもご利用いただけます。導入のきっかけは、以前の勤務先で、歯科医院が怖くてどうしても通えず、症状が進んでしまった患者さんを数多く見てきたことです。麻酔科の医師である私の妻と連携しながら、安全面に十分配慮して対応しています。なお、静脈内鎮静法を受けていただく際には、安全のために事前の飲食制限や、お車での来院をお控えいただくなど、いくつかお願いしている事項があります。詳細についてはあらかじめ丁寧にご説明し、安心して治療に臨んでいただけるよう努めています。

待合室の血圧計には、どのような意図がありますか?

高血圧や糖尿病といった全身疾患と、歯周病をはじめとする口腔環境には深い関わりがあると考えています。ただ、患者さんの中には、お口のことと血圧のことを別々に捉えていらっしゃる方も少なくありません。そこで、ご自身の健康状態にも意識を向けていただくきっかけになればと思い、待合室に血圧計を設置しました。血圧が高めの方や、抜歯・手術の前には測定をお願いしていて、数値によっては安全を最優先に、治療内容の調整や延期を検討することもあります。また、必要に応じて内科へご紹介し、医科と連携しながら進めています。歯科で血圧を測ることに驚かれる方もいらっしゃり、「なぜ歯医者で血圧を測るのですか」とご質問をいただくことも多く、そこからお口の健康と全身の健康との関わりについてお話しするきっかけになっています。

日々の診療で心がけていることはありますか?

竹島明徳院長 立石たけしま歯科4

大切にしているのは、お口の中の状態を理解していただいた上で治療に臨んでもらうことです。「なぜかわからないけど削られた」ではなく「こうなっているから、この治療が必要なんだ」と納得していただくことで、不安も軽減できると考えています。大きなモニターにエックス線や口腔内スキャナーの画像を映し、できるだけわかりやすくご説明しています。初診では約1時間をかけてお口全体のチェックと検査を行い、丁寧にお話しする時間を設けています。また、痛みへの配慮も欠かせません。麻酔注射の前に表面麻酔を使用し、電動麻酔注射器で一定の速度でゆっくりと麻酔薬を注入するなど、痛みを抑えられるよう工夫しています。治療中も患者さんの様子に気を配りながら、「痛みはありませんか」「何かあれば手を上げてくださいね」など、こまめにお声がけをしています。

「悪くなくても来てほしい」地域のかかりつけ医へ

スタッフの皆さんにはどのようなことをお伝えしていますか?

竹島明徳院長 立石たけしま歯科5

常勤の歯科衛生士が3人在籍し、非常勤の歯科医師も診療を支えています。矯正や口腔外科、インプラント治療はそれぞれを専門とする歯科医師が月に1回程度来院して診療を行っています。スタッフには「患者さん一人ひとりを温かく見守るような気持ちで接してほしい」と伝えています。画一的な接し方ではなく、その方の性格や状況に合わせた声かけや気配りを大切にしてほしいですね。また、予防歯科にも力を入れています。口腔内スキャナーの画像や染め出しの結果をお見せしながら、磨き残しの多い箇所を具体的にお伝えしています。「歯ブラシを当ててくださいね」で終わりにせず、その場で磨く練習をしていただく時間も設けていて、日々のセルフケアに自信を持って帰っていただけるよう心がけています。

今後、どのようなクリニックにしていきたいですか?

地域の皆さんにとって、安心して通えるかかりつけの歯科医院になりたいと考えています。悪くなってから受診するのではなく、「症状はないけれど、ちょっと様子を見てもらおうかな」と気軽に足を運んでいただける場所が理想です。また、「ここが気になるんだけど、診てもらえますか」と気兼ねなくご相談いただけるような信頼関係を築いていきたいですね。長年父のクリニックに通われている患者さんが当院に来てくださることもあり、地域とのつながりの深さを実感しています。今後も、歯科治療に不安を抱える方にも安心して受診していただけるよう、静脈内鎮静法を含めた診療体制の充実や情報発信に努めていきたいと思っています。

読者へのメッセージをお願いします。

竹島明徳院長 立石たけしま歯科6

お口の健康を大切にしている方はもちろん、これから大事にしていきたいと考えている方にも気軽にお越しいただけたらうれしいです。ご自身の歯をできるだけ残していくためには、今の状態を正しく把握し、早めに対処していくことが大切だと考えています。実際に、「しばらく歯科医院に行っていなかったので診てほしい」と来院される方も多くいらっしゃいます。間が空いてしまったことを気にする必要はありません。初診では十分に時間を確保してお口全体を確認し、今後の方針を一緒に考えていきます。どのようなことでも構いませんので、気になることがあればお気軽にご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

矯正/小児矯正:38万5000円~、インプラント治療/58万3000円~ ※症例により異なりますので、詳しくはクリニックへお問い合わせください

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。