鈴木 崇之 院長、佐藤 紋子 さんの独自取材記事
日吉ファミリークリニック内科・糖尿病内科
(横浜市港北区/日吉駅)
最終更新日:2026/07/09
日吉駅東口から出る東急バスの一本橋バス停、または宮前中町バス停から徒歩1分ほどの場所に、2026年開院した「日吉ファミリークリニック内科・糖尿病内科」。発熱や風邪、腹痛などの一般内科診療に加え、日本糖尿病学会糖尿病専門医を有する鈴木崇之院長の専門性を生かした生活習慣病や甲状腺疾患の診療も行うクリニックだ。「この症状はどこに行ったらいいのかわからない、というときにも気軽に相談してください」と鈴木院長は話し、地域の人たちが気軽に通えるかかりつけ医をめざしている。真摯に患者に向き合い、丁寧に言葉を紡ぐ鈴木院長と、その院長を明るく支える管理栄養士の佐藤紋子さんの2人に、同院の特徴や地域医療への想いなどを聞いた。
(取材日2026年6月18日)
地域に根差し、家族みんなが頼れるクリニックに
鈴木院長は内科に加えて、糖尿病診療のご経験を積まれてきたそうですね。

【鈴木院長】大学を卒業して初期研修を終えた後に、糖尿病・内分泌領域に進もうと決め、横浜市立大学の内分泌・糖尿病内科の医局に入局しました。同大学付属市民総合医療センターや済生会横浜市南部病院、済生会横浜市東部病院、横浜医療センター、横浜南共済病院などで研鑽を積み、内科全般を専門的に学び、さまざまな疾患に対応できる総合的な診療力を身につけるとともに、日本糖尿病学会糖尿病専門医を取得、そして内分泌代謝の分野も専門的に学ぶことができました。医局の人事では県内のさまざまな病院で勤務するのですが、年次が上がるにつれ自分が暮らす地域の人たちにこれまでの経験と知識を提供できる場所で医療貢献できないかと考えるようになりました。そうした時に、糖尿病や生活習慣病の診療にも力を入れるクリニックが開院すると聞いて手を挙げ、当院の院長に就任しました。
御院の特徴を教えてください。

【鈴木院長】当院は「さとう小児科クリニック」の分院として、2026年4月に開院しました。ファミリークリニックという名のとおり、ご家族皆さんのかかりつけ医をめざしています。最近は、発熱の方の受診が断られるケースもあるようですが、当院は発熱、風邪、胃腸炎なども含めて一般内科症状を幅広く診させていただき、予防接種や健診も受けつけ、予防医療の面からも地域の健康を支えていきたいと思っています。また、生活習慣病や甲状腺をはじめとする内分泌疾患の診療も対応していますので、専門的な分野でも地域医療に貢献していきたいですね。常勤の管理栄養士が栄養相談を行っていることも当院の特徴です。生活習慣病の方で栄養相談が必要な場合は、管理栄養士と相談の上、すぐに食事療法をスタートできます。
地域に根差したクリニックであることを大切にされているのですね。
【佐藤さん】そうですね。この場所は以前、内科の診療所でした。私の義父にあたる、さとう小児科クリニックの佐藤院長の父が診療を行っていたところなんです。それを覚えていてくださる方もいて、「当時お世話になっていた」とか「通院していた患者の孫です」とか、声をかけてくださる方も。長年続く縁を大切に、地域の健康を手助けしていきたいという想いを持っています。院長は専門性に長けているので、そういった面を生かしながら、地域の方たちのちょっとした心配事にも広く応えていけるクリニックになりたいです。
患者の思いや生活背景を重視した生活習慣病の診療
診療のメインとなる内科診療について教えてください。

【鈴木院長】一般的な内科症状はもちろん、「どこにかかっていいのかわからない」というときにも気軽にご相談いただきたいと思っています。幅広い症状を診るために検査機器も充実させています。例えば、胸のエックス線撮影ができることは特徴の一つで、横浜市の肺がん検診に対応する他、長引く咳の診断にも役立てています。長引く咳の症状はただの咳と診断されてしまうことも多いのですが、隠れている肺炎などの疾患を見逃さないように努めています。また、当院での治療や検査が難しい症状は連携している病院にスムーズに紹介できる体制をつくっていますので、何かあったときの窓口として、気になる症状があれば気軽にご相談ください。
院長のご専門でもある糖尿病などの生活習慣病の診療で大切にしていることは?
【鈴木院長】糖尿病や高血圧症、脂質異常症などの生活習慣病に対し、病院で鍛錬を積んできましたので、専門的なエビデンスに基づいた診療を提供できると考えています。生活習慣病はたとえ薬を飲んでいたとしても、生活習慣の改善をめざさなければ、数値を良くすることは見込めません。特に食事と密接に関わってきますので、管理栄養士の佐藤さんとの栄養相談を活用していただきたいと思います。ただ、エビデンスは大事ですが、患者さんの気持ちを重視し、納得していただいてから治療を進めることも大切にしています。一方的に治療方針を決めるようなことはしたくないと思っていて、しっかり話を聞いて気持ちに寄り添った診療をめざしています。これは生活習慣病の診療に限らず大切にしている部分です。
佐藤さんが行う栄養相談とはどういったものなのでしょうか?

【佐藤さん】生活習慣病の方が多く相談に来られますが、食事に関しては何でも相談していただけます。患者さんご本人だけではなく、家庭で食事づくりを担当されている方に直接お話をすることもできます。ご本人が忙しくてどうしても来られないという場合はご家族の方からの相談も可能です。まずは笑顔で接しながら患者さんが話しやすい雰囲気をつくり、生活背景など丁寧にお聞きしています。患者さん一人ひとりに合ったお話をすることを重視しています。例えば、ドライバーの方で車の中で食事を取らなければならなかったり、勤務中にお昼を買うところがコンビニしかなかったりと、数値改善の障害となる事柄は人それぞれです。そのことをわかった上で改善策を提案し、前向きに取り組んでいけるようにしたいと思っています。
予約システムや駐車場を設けて通いやすいクリニックに
こちらでは甲状腺疾患も診ているとお聞きしました。

【鈴木院長】私はこれまで甲状腺をはじめとする内分泌疾患の診療にも長く携わり、多くの症例を診てきました。その経験を生かした診療を当院でも行っていきたいと考えています。甲状腺に関しては、血液検査、エコー検査など大きい病院と同じような体制での診療が可能です。甲状腺を専門的に診ているクリニックは少ないですが、ホルモンの値に応じた薬剤調整や、適切なタイミングでの画像検査が重要となりますので、専門とする医師に診てもらうメリットは大きいと思います。
通院しやすくするための工夫も多いようですね。
【佐藤さん】2階にあるクリニックですが、エレベーターを利用でき、車いすでも移動しやすい造りにしています。内装は明るい雰囲気を大事にしていて、待合室と診察室は、窓からの光が入るようにしました。ウェブ予約システムを設けていますが、ウェブ予約が難しいという方もいらっしゃると思いますので、お電話での予約も受けつけています。
【鈴木院長】駐車場があることも特徴かもしれません。当院には5台ありますし、さとう小児科クリニックの駐車場も利用できます。バス停からも徒歩1分ほどなので、遠方からの患者さんも来やすいのではないでしょうか。また、看護師や受付スタッフも患者さんに寄り添って対応してくれる者がそろっています。不明点があれば、どのスタッフでも構いませんので、気軽に声をかけてください。
最後に地域の方へのメッセージをお願いします。

【鈴木院長】困った症状があったり、健診で数値が悪かったりしたときなど、気軽に頼っていただきたいです。生活習慣病に関しては患者さんと一緒に数値を良くしていきたいという想いがあります。長く付き合っていく病気だからこそ、無理のない食事療法など、患者さんの気持ちに寄り添った治療法を提案していきますので、気軽にいらしてください。また、地域の健康寿命の延伸は私の目標でもありますが、数値の問題だけとは捉えず患者さんのお気持ちにも寄り添いながら、気持ち良く健康寿命を延ばせるようサポートをしていきたいと思います。
【佐藤さん】こんなことで受診していいのかなと思う方もいるかもしれませんが、何か心配事があれば気軽に相談に来ていただきたいです。医師、栄養士、看護師、スタッフ皆で患者さんに携わり、スタッフ皆で健康を支えていきます。地域の方たちに、安心して立ち寄れる場所だと思っていただけるようになればうれしいです。

