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角 伊三武 院長、角 奈央 副院長の独自取材記事

かど矯正歯科・小児歯科

(広島市中区/新白島駅)

最終更新日:2026/10/08

角伊三武院長、角奈央副院長 かど矯正歯科・小児歯科 main

「うちの子の歯並び、矯正する必要があるのかな」「近所に歯医者さんはたくさんあるけれど、子どもを専門にした先生が見つからない」。牛田エリアのそのような声に応えているのが、「かど矯正歯科・小児歯科」。矯正歯科の角伊三武(かど・いさむ)院長と小児歯科の角奈央(かど・なお)副院長、2人の歯科医師が専門性を発揮し、大学病院での経験を生かした治療を提供する地域のクリニックだ。近年は早期から矯正を始める子どもが増えているが、同院では綿密な確認と丁寧なカウンセリングから総合的に判断し、解決策を見つけるよう努めている。子育て経験を生かした親身な診療がモットーの伊三武院長と奈央副院長。「最近似てきたみたいで、兄妹みたいと言われます」と笑顔で話す二人からは、患者や地域、そして、互いに対する敬意が伝わってきた。

(取材日2026年9月10日)

地元の大切な人たちの健康を支えるべく開業を決意

最初に、歯科医師を志した理由やきっかけを教えてください。

角伊三武院長、角奈央副院長 かど矯正歯科・小児歯科1

【伊三武院長】母が看護師だったこともあり、「人助けを仕事にして社会に役立ちたい」と考え、真っ先に思いついた職業が医療従事者でした。最初は医学部志望でしたが、小さい頃から手先が器用で細かい作業が好きだったことから、歯学部に進路変更したんです。
【奈央副院長】父が小児歯科・小児矯正歯科の開業医というのがきっかけです。予防歯科を重視した父の治療を見ているうちに、「健康の入り口は口である」という意識が強くなり、自然と小児歯科の道に進みました。

お二人は長崎大学の同級生と伺いました。

【伊三武院長】はい。それぞれ運動部でキャプテンを務めていましたし、同じ広島大学大学院に進み、口腔内細菌に通じるテーマを研究していました。矯正歯科を専門に選んだのも、義父の専門分野であることが決め手となりました。広島大学病院のほか、複数の病院やクリニックで矯正を中心に診療していました。重度障害の方や難症例の患者さんの治療を通して、患者さんに「恐らくこのような治療になりますよ」と前もってお話しできる診断力がついたと感じています。
【奈央副院長】広島大学病院は小児がんの治療に注力しており、私も治療に伴う口腔への影響を研究していた時期もありました。そのため、先天性疾患や発達障害を抱えている、または介助が必要なお子さんの歯科治療にも多くの経験があります。子育て中の勤務先で学んだ、町のクリニックならではの患者さんとの接し方は、当院でも大いに役立っています。

共通点が多かったのですね。開業は最初から視野に入れていたのですか?

角伊三武院長、角奈央副院長 かど矯正歯科・小児歯科2

【伊三武院長】以前から義父のように開業するつもりでしたが、大学病院で助教に就任したこともあり、気持ちが揺らいでいました。しかし、新型コロナウイルス感染症などの社会の変化の中で、「開業医として、地域社会のために頑張っていこう」と意志を固めました。牛田は私の地元であり、今も暮らしている場所です。子どもたちの親御さんから歯について相談されることも多く、「身近な人たちを自分たちで診たい」という気持ちもあり、ここで開業しました。

矯正歯科と小児歯科に特化し、治療の質にこだわる

クリニックが掲げるコンセプトを教えてください。

角伊三武院長、角奈央副院長 かど矯正歯科・小児歯科3

【伊三武院長】「誠実な医療を最適な形で届けること」を一番に考えています。大学病院時代、再治療やセカンドオピニオンの患者さんも多かったので、「自分たちが暮らす地域の皆さんには、どこに出しても恥ずかしくない治療を提供したい」という思いが強まりました。また、患者さんの状態や体質などによっては、治療に限界があるケースもあります。そういった場合、ご希望のままに過剰な治療を行うのではなく、本当に必要な治療のみを行うべきだと思っています。一方的に「こういう状態なのでこの治療をしましょう」と方針を押しつけず、「どこまで治療できるのか」を丁寧に説明し、患者さんや保護者の方に納得してもらえるまで話し合うことを重要視しています。

どのようなことを強みに、誠実な医療を心がけられているのでしょうか?

【奈央副院長】院長の矯正歯科と私の小児歯科という二人の専門性に尽きます。子どもの場合、歯並びや顎の発達は成長過程の一部。当院では、まずは小児歯科の診療でお口の管理を行ってもらい、その都度歯並びも確認し、必要ならば矯正をする流れで治療を行っています。
【伊三武院長】そういった患者さんは私も一緒に診るので、矯正に移るタイミングを見逃す懸念が少ないのもメリットだと思います。ちなみに、矯正歯科は年代を問わず診療しています。小学生までのお子さんが半数を占めますが、残りは20代・30代を中心に上は60代の患者さんもいらっしゃいます。一般歯科診療など専門外の診療は他院を紹介するほか、かかりつけの先生への相談をお勧めしています。専門に特化することで、近隣のクリニックとすみ分けをしていきたいですね。

噛み合わせなどが気になるお子さんでも、すぐに矯正に入るわけではないのですね。

角伊三武院長、角奈央副院長 かど矯正歯科・小児歯科4

【伊三武院長】かなり小さいうちから矯正を始めているお子さんもいますが、当院では、ある程度の年齢になるまではあまり勧めていません。例えば、小さいお子さんが何人もいるご家庭で、1人が毎晩装置を着けることになれば、親御さんはますます忙しくなります。それでも治療をスタートするかどうかはご家族との話し合い次第です。そのため、それぞれの患者さんに最適な医療を提供するよう努めています。
【奈央副院長】不正咬合は環境要因によるものもあり、その見極めは小児歯科で行います。生活習慣を少し変えてみて改善が期待できそうであれば、その段階では矯正はしないと診断することもあります。生活習慣の見直しは心身ともにメリットがあるため、子育て応援の意味でも価値があると思っています。

子どものサインを見逃さず、無理をさせない治療を提供

お子さんの受診において、特に気を配られているのはどんなことですか?

角伊三武院長、角奈央副院長 かど矯正歯科・小児歯科5

【伊三武院長】お子さんは治療が始まらないうちから恐怖を感じてしまうので、入り口から明るい雰囲気づくりを徹底しています。保育士の資格を持っている受付スタッフが面倒を見ますので、複数のお子さんを連れて来られる親御さんにも安心してもらえるはずです。
【奈央副院長】お子さんとの信頼関係を築くのが私たちの仕事です。治療中も「この鏡を使うよ」など常に話しかけ、「どうすればお子さんに頑張ってもらえるか」をいつも考えています。3人の子の親ですから「今日はこれ以上の治療は難しそう」と大体わかるので、治療では無理をさせてしまわないよう意識しています。
【伊三武院長】私もお子さんとの約束は必ず守るようにしています。前の治療でお子さんに「次回は治療のお話をするだけだからね」と伝えていた場合は、もう少し治療を進めることができそうでも、約束を守ってその日はそこで終わりにします。

お二人はこれから、このクリニックをどのように育てていきたいですか?

【伊三武院長】「ここで治療や定期検診を受けて良かった」と思っていただけるような医療を提供し続けていくことが、短期的な目標であり責務です。治療の資料を蓄積しているので、大学病院時代と同様に、研究発表を通して歯科治療の未来に貢献していきたいです。
【奈央副院長】社会的影響の大きい診療分野ですが、小児歯科を専門としている歯科医師の割合はまだまだ少ないのが現状です。私たちが当院で診療の質を高め続けることで、「小児歯科で働きたい」という次世代を増やしていきたいですね。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

角伊三武院長、角奈央副院長 かど矯正歯科・小児歯科6

【伊三武院長】当院から離れた所にお住まいの方や、「通院は難しいけれど話を聞いてほしい」という方も大歓迎です。実際にそのようなきっかけで来院されている方もいらっしゃいます。矯正は時間も費用もかかるため、「すぐに始めましょう」など急かすことはないので安心してください。
【奈央副院長】院長は、よく矯正に前のめりになっている親御さんにストップをかけているんですよ。院長の話は近くで聞いていても本当にわかりやすいので、気軽に何でも話してほしいですね。お子さんのお口の日常のケアは、乳歯が生えてきたら本格的にスタートしてほしいです。小さいお子さんほど細かくアドバイスしますので、どんなことでも遠慮せずに聞いてくださいね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

小児矯正/約20万円~、成人矯正/約70万円~