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大久保 俊彦 院長、藤井 智巳 副院長の独自取材記事

アポロ歯科・矯正歯科

(横浜市戸塚区/戸塚駅)

最終更新日:2022/06/30

大久保俊彦院長、藤井智巳副院長 アポロ歯科・矯正歯科 main

JR戸塚駅東口から徒歩2分。駅前の喧騒を抜け、住宅街にさしかかると、ポップな色調の「アポロ歯科・矯正歯科」の看板が目に飛び込んでくる。一般歯科と矯正歯科、歯周病管理など各領域の専門家がタッグを組み、包括歯科医療を実践する同院。特に適切な診断と親身な対応に注力しており、相談に訪れる人が多数。根管治療を得意とする一般歯科担当の大久保俊彦院長と、矯正治療を専門とする藤井智巳副院長が診療にあたっている。大学の同級生だという2人が「包括歯科医療を地域に根づかせる」という志を胸に、同院を開業したのは24年前。これまでたくさんの話し合いや工夫、改善を重ねてきたとか。今回、診療に対する思いをたっぷりと語ってもらった。

(取材日2012年2月27日/情報更新日2022年3月11日)

院内外の連携を強化し、総合的な歯科医療に対応

まずは、貴院の特徴を教えてください。

大久保俊彦院長、藤井智巳副院長 アポロ歯科・矯正歯科1

【藤井副院長】当院はご家族で利用していただけるよう、お子さんからお年寄りまで幅広い世代の歯科医療に対応できる診療所づくりを心がけています。というのも、歯の健康に関わる問題は、小児期、青年期、壮年期、老人期と、一生の中で見つめていかなければいけません。そのため、一般歯科、矯正歯科の歯科医師に加え、歯周病を専門的に管理できる歯科衛生士が連携し治療にあたる「包括歯科医療」に力を注いでいます。さらに、院外の口腔外科の先生方との協力体制も整えているのが特徴です。成長期の子どもたちに対しても、包括的な視点を大切にトータルケアを行っていますよ。20歳を迎えるまでに、病気のない健康な口を育てていきたいですね。

包括歯科医療とは、具体的にどのようなものでしょうか。

【大久保院長】例えば、虫歯や歯周病の治療と同時に、歯の位置も調整しなければならないといった複合的な問題を抱えている患者さんは多くいらっしゃいます。そのような患者さんに長期的・総合的な視点で治療を提供していくことを「包括歯科医療」と呼んでいます。これこそが、歯科医療の本来の姿かなと。年齢を重ねても自分の歯で噛めるようにするには、歯や顎、噛む力など、口に関わる問題をできる限り全体的に診ていくことが重要なんです。包括歯科医療を実践することで、想像を超える治療効果が期待でき、患者さんの満足度も格段に高くなると思います。

治療の進め方について、詳しくお聞かせください。

大久保俊彦院長、藤井智巳副院長 アポロ歯科・矯正歯科2

【大久保院長】包括歯科医療では上顎・下顎のバランスや、成長・加齢による変化を常に念頭に置いておくことが大切です。そのため、治療開始前から一般歯科診療を担当する歯科医師と矯正を専門とする歯科医師が綿密な打ち合わせを行うようにしています。さまざまな噛み合わせの特徴や問題点に精通する矯正歯科専門の歯科医師と協力することは、長期的・総合的な視点で治療を行う上で欠かせませんから。同じ院内に専門の異なる歯科医師がそろっているのは大きなメリットですね。他院の先生と連携する場合にも、これまで院内で養ってきたことがベースとなり、たいへん役立っています。また専門性の高い医療に挑戦しつつ、親しみやすく心地良い院内づくりを心掛けています。安心して施術を受けていただけたらうれしいです。

自身の治療体験が歯科医師を志したきっかけに

歯科医師をめざした理由を教えてください。

大久保俊彦院長、藤井智巳副院長 アポロ歯科・矯正歯科3

【大久保院長】親戚に歯科医師が多かったので、その影響は少なからずあると思います。それと、私は体はいたって健康なんですが、あえて言うなら唯一悪いところが歯なんですね。歯の治療ではかなり苦労しましたし、歯の痛みのつらさも自分の経験を通じてよく理解しているつもりです。そういう経験をしたからこそ、同じような歯の悩みを抱える人たちのお役に立てるのではないかと考えたのが、歯科医師を志した一番の理由でした。

副院長が歯科医師を志した理由は何でしょう?

【藤井副院長】高校時代に進路を考えた際、人と接する仕事を長く続けたいと思い歯科医の道を選びました。歯科大学の卒業が近づく頃には「虫歯を治すのも入れ歯を作るのも、噛み合わせの知識が必要」と考え、卒業後は大学病院の矯正歯科学講座に入りました。その理由は、永久歯が生え始める頃から咬合が完成していく過程や、土台である顎の成長などをよく観察することが、きっと正確な歯科治療に役立つはずと考えたからです。3年間の矯正歯科の基礎講習を終えた頃、今後幅広く歯科を学ぶのか、矯正歯科をさらに専門的に学ぶのかを考えるタイミングがありましたが、まだまだ咬合や矯正歯科について知りたいことばかりだったので、矯正歯科を学び続けることにしました。また、その頃に包括歯科医療を知り、噛み合わせがかなり崩れてしまった方に対してもバランス良い口腔状態に治していける、より専門的な知識を持った矯正歯科医をめざすようになりました。

どのような患者さんがいらっしゃいますか?

大久保俊彦院長、藤井智巳副院長 アポロ歯科・矯正歯科4

【藤井副院長】お友達や家族からのご紹介が多いですが、他院からのご紹介や、ご自身で調べて来院される方もいらっしゃいます。最近の傾向としては、装置の審美面の進化により矯正治療に消極的だった方が前向きに始めるケースが増えています。さまざまな世代の方にとって、歯列を整えることや包括歯科医療がより身近になってきているのだと感じています。矯正というと装置で歯を動かすイメージが多いと思いますが、矯正歯科の本質的な役割は口のバランスを診て歯や顎の位置を設計することです。インプラントなどの治療を行う際にも、まず噛む位置を決めるための入れ歯を作り、顎のバランスを整えてから行うなど、矯正歯科医としての見識を生かした治療をするよう心がけています。

ずっと健康で美しい歯を保つために、定期検診を推奨

患者に接する際に気をつけていることはありますか。

大久保俊彦院長、藤井智巳副院長 アポロ歯科・矯正歯科5

【大久保院長】緊急を要する場合は速やかに治療を進めますし、その他でも、できるだけ効率的な治療を心がけています。苦痛は早く取り除き、噛めないのならば噛めるようにして差し上げたいなと。そのために、適切な診断を行い、無用な治療を避けるようにしています。また、長期的な治療が必要な場合は、しっかり計画を立てるように努めています。
【藤井副院長】診療開始時に、患者さんのお話によく耳を傾けるようにしています。患者さんの期待や不安がどのようなものかを把握し、きちんと受け止めるためです。それができない限り、患者さんにとって適切な治療方針を導き出すことは難しいと思いますので。また、矯正治療では装置の選択や、お子さんの治療開始時期などに関する質問を多く受けます。患者さんには、いくつかの治療計画案の中から選んでいただきますので、わかりやすい説明も大切ですね。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

【大久保院長】気になることがあれば、早めに歯科医院に行きましょう。早期受診と治療をセットで考えている方が多いようですが、重要なのは歯科医師の目でチェックしてもらうこと。治療が必要かどうかは、その次のステップの話です。問題がなければ安心して過ごせますし、仮に何かあっても、早期受診なら簡単な処置で済むことが多いでしょう。歯科の問題は放っておいても治りません。できる限り定期的にチェックを受けることを習慣づけてください。

副院長からはなにかありますか?

大久保俊彦院長、藤井智巳副院長 アポロ歯科・矯正歯科6

【藤井副院長】30代、40代前後は仕事や子育てで忙しく、どうしても自分のことが後回しになりがちです。しかし、その時期にきちんと歯のケアをしておけば、将来的に物が噛めなくなったり、大がかりな歯科治療が必要になったりする事態を避けることに役立ちます。口元が整っていれば、自然な美しさを保つことも期待できます。また、定期検診を受けている方は、年齢が進んでも状態がよくはつらつとしています。ぜひ上手に歯科医院を利用していただきたいです。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療38万5000円~、矯正治療/77万円~99万円前後、マウスピース型装置を用いた矯正/60万5000円~104万5000円

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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